ENGLISH JOURNAL ONLINE

新語・流行語大賞2020発表!ノミネート語を英語でなんて言う?「3密」「オンライン〇〇」「鬼滅の刃」「あつ森」etc.

新語・流行語大賞2020

12月1日、ユーキャン新語・流行語大賞2020が発表されました。年間大賞を取った言葉は「3密」。日本で今年よく使われた言葉は英語でどう表現するのでしょうか?11月5日に発表された30個のノミネート語のうち、ENGLISH JOURNAL ONLINEで取り上げた年間大賞の「3密」や、ほかの言葉を紹介します。

新しい生活様式/ニューノーマル

新型コロナウイルス感染症への対策として提唱された言葉です。人との物理的な接触を避け、頻繁に丁寧に消毒することなどが呼び掛けられています。

また、「ニューノーマル」はもともと英語で、以前から存在する表現でした。その起源や、今年にわかに注目を浴びた使われ方はどのようなものでしょうか?

なお、こうした言葉の使用は好ましくないとする考え方もあるようです。

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あつ森

ノミネート語のうち、トップ10に選ばれた言葉です。

Nintendo Switch(ニンテンドースイッチ)のゲームソフト「どうぶつの森」シリーズ。その「あつまれどうぶつの森」、略して「あつ森」が大ヒット。コロナ禍の「おうち時間」に無人島生活を楽しめる内容が、海外でも話題になりました。

有名な美術館などともコラボレーションを行う様子がニュースやSNSで発信されているのを目にして、かなり興味を持ったものの、まだ試せていません!

この「あつ森」を英語版でプレイしてみた体験記事を公開しています。

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アベノマスク

トップ10に選ばれた言葉です。

新型コロナウイルス感染症の流行でマスク不足が深刻になっていた頃、4月1日に安倍晋三首相(当時)が全世帯にマスクを配布すると発表しました。ガーゼ製で小さめなことや生産過程などを受けて、「アベノミクス」と掛けた言葉として多く聞かれました。

ENGLISH JOURNAL ONLINEではこの言葉そのものは扱っていないものの、さらに身近になった「マスク」にまつわる英語表現をいろいろと紹介しています。

ちなみにわが家に届いたマスクは、開封せずに寄付しようと考えていたものの行動する前にマスクの流通状況が回復し放置したままとなっています・・・。

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アマビエ

トップ10に選ばれた言葉です。

疫病を収めるとされる、日本に伝わる妖怪。新型コロナウイルスで注目され、SNSでハッシュタグ「#アマビエチャレンジ」などを付けて、そのオリジナルイラストを投稿する人が大勢現れました。

海外でも英語のハッシュタグが作られ、たくさんの絵や漫画が見られた事象を紹介しています。人のような鳥のような魚のような、不思議な姿をしているようです。

私も描いて投稿してみましたが、「いいね」はあまり付いていません!

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おうち時間/ステイホーム

2020年は、感染予防のためにとにかく家にいるよう政治家や専門家が盛んに呼び掛けた年でした。特に東京都の小池百合子知事は、キーワードを書いたパネルを掲げてテレビや動画に登場し、それが少し「謎」な言葉ゆえ余計に存在感を放っていたようです。

その都知事が都民に語り掛ける動画は日本語と英語で作成されていて、英語ではどのような表現が使われているのかを記事で紹介しました。

「ステイホーム」中は海外の劇場などが演劇公演などの映像を無料で配信し、それを日本でも楽しむことができましたが、芸術関係者は打撃を受けた上に「不要不急」と言われることもありました。長い在宅時間は、各自や社会にとって何が大切なのかを見つめ直すきっかけにもなっていると思います。

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オンライン〇〇

トップ10に選ばれた言葉です。

オンライン飲み会、オンライン授業、オンライン診療、オンライン帰省、そしてオンライン・ビデオ・Zoom会議など、仕事でも学校でもプライベートでもインターネット上で「活動」することが格段に増えました。以前はほとんど全部の会議や取材を「リアル」でこなしていたなんてなんだか信じられません。

オンラインの隆盛のおかげで海外のイベントやスクールに参加できる機会を手軽に得られるようになったものの、やはり時には実際に人に会いたいなあと感じます。

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鬼滅の刃

トップ10に選ばれた言葉です。

吾峠呼世晴(ごとうげこよはる)さんによる漫画『鬼滅の刃』(きめつのやいば)は、『週刊少年ジャンプ』で2016年に連載が始まり、2020年に完結しました。発行部数も、アニメ映画『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』の興行収入も、驚異的な記録を打ち立てています。

下記の記事では、日本の漫画の英訳を行う翻訳家の木村智子さんが、この作品のセリフがどう英訳されているのかを解説しています。

私はこの漫画の冒頭をネットで試し読みしただけで、まだその魅力は未体験です・・・。

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クラスター

英単語を片仮名にした「クラスター」という言葉を連日ニュースで聞くようになったのは、今年初めにクルーズ船ダイアモンドプリンセス号で新型コロナウイルスの集団感染が発生、発覚した頃だったと思います。

この言葉の使い方は合っているのでしょうか?英語圏でもこれの基となった単語が同じ文脈で使われているのでしょうか?博多弁を操るアメリカ出身の言語学者、アンちゃんことアン・クレシーニさんが、「オーバーシュート」「ロックダウン」「パンデミック」の英語表現と一緒に伝えています。

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GoToキャンペーン

トップ10に選ばれた言葉です。

「GoToトラベル」や「GoToイート」、「GoToイベント」など、奇妙な名前で登場した日本政府による各種事業。コロナ禍で経済が落ち込む中、活性化を狙ってのものでした。英語でもそのまま「GoTo」と言うのでしょうか?英語のニュースでチェックしてみましょう。

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3密(三つの密)

年間大賞にはこの言葉が選ばれました。

感染リスクが高まる3つの状況、「密閉」「密集」「密接」を避けるよう厚生労働省などが呼び掛ける際、スローガンのように使われた言葉です。え、蜂蜜?などと不謹慎な聞き間違いをしたことを忘れそうなほど、日常に根を下ろしてしまいました。でも本来「三密」は仏教用語なのだとか。

新しい「3密」のあれこれを表現する英語フレーズや例文を紹介しています。

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自粛警察

政府などによる「自粛要請」が出された後、その要請に応えていないと見なされた人や家庭や店などを過度に批判したり嫌がらせと捉えられる行為をしたりする人々がいて、「自粛警察」と呼ばれました。

この言葉そのものは取り上げていないものの、新型コロナウイルスに関わる「自粛」を使ったさまざまな英文を紹介する記事を公開しています。

国内外の報道では、「ルール」を課すヨーロッパ諸国と、「自粛」を「要請」する日本とを比較するものもありましたね。

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ソーシャルディスタンス

「ソーシャルディスタンス」は英語っぽく見えますが、実は英語ではちょっと違う表現をします。また、socialではなくphysicalを使おうという意見も出ています。英語ではどんな言い方が使われているのでしょうか?

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テレワーク/ワーケーション

コロナ禍を機にオフィスではなく自宅などで働く「テレワーク」、または「リモートワーク」や「在宅勤務」を導入する企業などが増えました。こうなる前は東京オリンピック・パラリンピックを見据えてこうした制度を検討する動きもあったかと思いますが、五輪は延期になり、すっかり意味合いが変わってしまいました。

満員の通勤電車やバスなどの公共交通機関を避けて、職場で多くの人と関わることを回避できるという点が重視されましたが、導入後に続けるところと元のような出社に戻すところと、二極化しているようです。また、これも候補語になっている「エッセンシャルワーカー」(医療従事者や生活必需品を販売する店員など、人々の生活や命を維持するために人と直接接して働いている人)の存在も忘れてはならないでしょう。

下記の記事で「テレワーク」「リモートワーク」の英語表現も紹介しています。

なお、「ワーケーション」は「ワーク」と「バケーション」を組み合わせた英語の造語から来ていて以前からありましたが、コロナ禍で日本でも急に言われるようになりました。

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BLM(Black Lives Matter)運動

コロナ禍の中で5月に起こったアメリカのジョージ・フロイド氏の事件をきっかけに盛り上がった、人種差別反対の運動です。SNSのハッシュタグや路上でのデモにより抗議活動が行われました。日本での報道が少なくなっても、この問題とそれに対する反対は日本含め世界で進行中です。

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2020年の新語・流行語大賞にノミネートされた言葉の英語表現を扱った記事を紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか?

ノミネート語に「近い」ものも含めて14個ありました。記事で取り上げていた言葉が昨年よりも多くなっていますが、それは予言力が強くなったということではもちろんなく、2020年は「新型コロナウイルス感染症」によって日本のみならず世界の様相が変わっていった年だったことを示しています。ここで紹介したほぼすべてがCOVID-19関連と言っても過言ではないでしょう。

新型コロナの影響は続いており、しばらくは収まる気配がありません。その中で「変わらないこと」も大切にしつつ、気を付けながら、一日一日、一瞬一瞬を大切にして過ごしたいですね。

候補となった言葉のうち、個人的に気になっているのは、長い在宅時間で動画配信サービスの利用が拡大したこととも関連していると思われる「愛の不時着/第4次韓流ブーム」です。「ブーム」には積極的に背を向ける性分のはずが、人から強制的に(?)韓国ドラマを視聴させられているうちについ引き込まれてしまったものも。『愛の不時着』は見始めると一気見(binge-watching)してしまいそうなのが怖くてまだ近づかないようにしています(笑)。

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Irene

Irene言葉とPCに向き合っていることが多いが、絵、旅行、ダンスなども好き。別名アンズ。