お二人の翻訳家がリレー形式でお届けする「EJ Culture 文学」。今回、有好宏文さんに紹介いただくのは、100 年前、スペイン風邪が大流行した時代を描いた恋愛短編小説「Pale Horse, Pale Rider」(キャサリン・アン・ポーター 著)です。peopleとpersonsは、どのように使い分けられるべきなのでしょうか。
2023-01-23
眠ることで、悲しみから目をそらし続けることはできるのか【EJ Culture 文学】
2001年9月11日、アメリカで起きた同時多発テロ事件(9.11)。今回、翻訳家の樋口武志さんにご紹介いただくのは、この事件に関連する小説『My Year of Rest and Relaxation』(オテッサ・モシュフェグ 著)。感情を取り戻すため、「冬眠」と称して眠り続けることを選ぶ女性の物語です。
2023-01-17
美しい帽子がアメリカ南部の黒人社会にもたらすもの【EJ Culture 文学】
お二人の翻訳家がリレー形式でお届けする「EJ Culture 文学」の連載です。今回、アメリカ南部に暮らす翻訳家、有好宏文さんが今回取り上げるのは、黒人女性を飾る帽子とそれをなりわいとする母子の物語絵本『Tiara’s Hat Parade』です。
2022-12-27
殺人事件で大きく運命が変わった女性たちを描く一冊【EJ Culture文学】
今回、翻訳家の樋口武志さんが取り上げるのは、関係する女性たちの視点から、ある連続殺人犯の死刑執行までを描く小説『Notes on an Execution』です。
アメリカで1940年の出版時から読み継がれている、南部ジョージアの田舎町を舞台とする小説『The Heart is a Lonely Hunter』。その作者カーソン・マッカラーズのことを書いた、2020年のノンフィクション作品『My Autobiography of Carson McCullers』を紹介します。