翻訳家で通訳者の平野暁人さんが、舞台芸術の仕事を中心に通訳翻訳の世界を語る連載『通訳&翻訳 BEHIND THE SCENES』。近年は、ハラスメントを深刻な問題として捉え、実効力のある抑止策を講じようという動きが舞台の世界でも本格化してきていると話す平野暁人さん。友人知人やご自身の経験を基に、舞台芸術の現場で起き得る通訳者へのハラスメントについて語っていただきます。
孤軍奮闘することが多い通訳の世界で「先輩」という貴重な存在【通訳&翻訳 BEHIND THE SCENES⑧】
翻訳家で通訳者の平野暁人さんが、舞台芸術の仕事を中心に通訳翻訳の世界を語る連載『通訳&翻訳 BEHIND THE SCENES』。一つの現場に1人の通訳者で対応することが多い舞台芸術の世界において、その道の「先輩」は貴重な存在です。通訳の仕事について学び、悩みを相談できる「先輩」という存在の大切さについて、平野さんが自身の経験を基にお話しします。
お二人の翻訳家がリレー形式でお届けする「EJ Culture 文学」。今回、有好宏文さんに紹介いただくのは、100 年前、スペイン風邪が大流行した時代を描いた恋愛短編小説「Pale Horse, Pale Rider」(キャサリン・アン・ポーター 著)です。peopleとpersonsは、どのように使い分けられるべきなのでしょうか。
2023-01-23
眠ることで、悲しみから目をそらし続けることはできるのか【EJ Culture 文学】
2001年9月11日、アメリカで起きた同時多発テロ事件(9.11)。今回、翻訳家の樋口武志さんにご紹介いただくのは、この事件に関連する小説『My Year of Rest and Relaxation』(オテッサ・モシュフェグ 著)。感情を取り戻すため、「冬眠」と称して眠り続けることを選ぶ女性の物語です。