聞くだけでスコアが上がると評判の神ソングほか、ゆる~くできるTOEIC対策をご紹介!
春ですねえ……。春の海、ひねもすのたりのたりかな。日差しがぽかぽか、風がそよそよ、花粉がフワフワ。こうなると、TOEICの勉強なんかするの嫌になっちゃいますよね。今回はゆるーくふわーっとできるTOEIC対策(?)を集めてみました。
【1】ボーッと歌を聞くだけでTOEIC頻出フレーズが身につく
このところネットで「TOEICのスコアが上がる神ソング」として話題になっている動画をご存じでしょうか?
弾き語りをしているのは、『TOEIC L&R TEST 900点特急』などの著書もあるTOEIC講師の加藤優さん。歌い出しのフレーズはこちら。Part 4のアナウンス問題あたりに出てきそうです。
Should you have any questions, please don't hesitate to call me?
何か質問がありましたら、ご遠慮なく私にお電話ください。
他にもTOEICでよく見かけるフレーズがいっぱい。
ところでこの動画、歌は最初の3分で、後半は加藤さんのインタビューになっています。この曲を作ったいきさつなどが『情熱大陸』風に語られているんですが、途中から「好きな食べ物は?」「唐揚げです」「好きな色は?」「青です。空の色だから」など、スコアアップに直結しなさそうな情報も入ってきます。 時間が余ったのでしょうか 。
ともあれ、 あるGOTCHA! 編集部員は、「なんとなく2回続けて聞いてしまった。もうあと2回くらいは聞くだろう」と証言。つい引き込まれてしまう魅力があるようです。
不思議なループに酔いしれ 繰り返しこの曲を聞くうちに、いつの間にかTOEIC頻出表現が身についている かもしれません。
【2】ボーッと本を読むだけでTOEICの世界観を把握する
こちらはなんと、TOEICの世界をテーマにした小説です。
TOEICの中の世界って、ちょっと不思議だなあと思いませんか。本書のサブタイトルにもある通り、飛行機はいつも遅れる。コピー機は壊れている。必要な資料はみつからない。でも上司に叱られるシーンはない。図書館はしょっちゅう改装しており、小売店は割引クーポンを乱発。そんなTOEICあるあるの世界に迷い込んだ、グプタというインド系の青年が主人公です。
この「グプタ」もまた、TOEICあるあるの1つ。TOEICの問題に登場するインド人にはグプタという名前の人が多いんですよね。
TOEICを何回か受けたことのある方なら、「あるある」と楽しく読めますし、 これから初めてTOEICを受験するという方なら、TOEICの世界観を把握しておくのに役立つ と思います。「飛行機⇒遅れる」「図書館⇒改装」と覚えておくだけでも、問題を解くときのヒントになります。
また、本文は日本語で書かれていますが、悪天候(inclement weather)や本社(headquarters)、同僚(coworker)など、TOEICによく出る単語は本文中に英語でも記載されています。巻末に重要語彙リスト付き。
本書を読んでからTOEICに挑戦すると、「この展開、知ってる!」と思うことがたびたびあるかも。
まとめ
年度末に当たる3月は何かと忙しく、つい英語学習もおろそかになりがち。でもここで止めてしまうと、今まで続けてきたものがもったいないですよね。ゆるっとでもざっくりとでも、英語やTOEICに関心を持ち続けることが大事なのではないでしょうか。間もなく4月。新年度も英語とTOEICを楽しんでいきましょう!
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