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プロのビジネスマンは「組織改革」に惑わされない[外資ワークの真実09]
アルクの新刊(2017年1月)『 英語転職の教科書』のエッセンスをご紹介します。 組織運営というのは容易ではありません。ころころと施策が変わることは、よくあります。 たとえば処遇制度。つい数年前に、チーム業績よりも個人業績に重きを置いた制度を作ったかと思えば、またチーム業績重視に戻った。 組織もころころと変わります。事業本部制からカンパニー制に移行したかと思えば、また事業本部制に戻ってきた、などなどです。 人事制度や組織は振り子のように変化する 働いている者にとっては、組織や人事制度が変わるとストレスが溜まるものですが、どうして、このようなことが起こるのでしょうか? まず、人事制度でいうと、チ…

ひな飾りの「ぼんぼり」って英語でなんて言う?
Question What is the the purpose of hina dolls' role?ひな人形の役目はどんなもの? 日本の家のスペース事情から、近頃はお内裏さまとおひなさまだけの飾りも増えたおひな祭り。さて、そのおひなさまを飾る風習はいったいどこから来て、その役割はどんなものなのでしょうか……? 女の子の健やかな成長と幸せを祈る祭り 写真提供:目黒雅叙園 "Shall we light the paper lanterns and display peach blossoms?"♪ Hinamatsuri is a festival when we display hina…

アメリカ系とヨーロッパ系企業で微妙に異なる人事と給料[外資ワークの真実08]
アルクの新刊(2017年1月)『 英語転職の教科書』のエッセンスをご紹介します。 外資といえども国、つまりそれぞれ地域の文化によってその企業風土は異なります。評価や研修などの人事的な制度も、お国柄により多様ですし、年齢をわりと気にする国があれば、そうでないと国ところもあります。 今回はそのあたりのようすをお話ししましょう。 グローバルでの統一を志向する米系企業 グローバルに大きく展開している米系の会社は、人事制度は同じものを適用しようとします。特に管理職層は、グローバルなスタンダードに従うケースが多いです。 まず、給与体系。給料の額は、仮に同じような責任で能力が必要な仕事であっても、それぞれの…

キーワードは管理コスト。上司からの「評価」を、経営者の目線で考えてみる[外資ワークの真実07]
アルクの新刊(2017年1月)『 英語転職の教科書』のエッセンスをご紹介します。 経営者の頭には、つねに「管理コスト」が浮かんでいる 経営者は、つねに「管理コスト」を念頭に置いています。 たとえば、営業パーソンの部間の業績比較をするとします。適正な評価をするためにはまず、各人が担当する「市場のポテンシャル」をみなければなりません。 東京の市場と北海道の市場で住宅を売っている人がいたとしたら、東京の方が有利で売上が上げやすいのはすぐに分かると思います。売上高で評価されたら「東京を担当している人間は得だ!」と文句が出てくるでしょう。 さすがに、東京と北海道で営業人数を同じにして評価するということは…

映画『ラ・ラ・ランド』 R・ゴズリングとD・チャゼル監督の生英語をリスニング!
ゴールデングローブ賞で最多7部門受賞、そしてアカデミー賞にも14ノミネートされている映画『ラ・ラ・ランド』。日本では、2月24日(金)から全国公開されます。映画『セッション』でも話題をさらったデイミアン・チャゼル監督、そして主演のライアン・ゴズリングが1月27日に行った来日会見(一部)を、英語音声付きでお届けします! 夢と現実が交差するロサンゼルス c 2016 Summit Entertainment, LLC. All Rights Reserved. Photo credit: EW0001: Sebastian (Ryan Gosling) and Mia (Emma Stone) i…