こたせなママが説く、英語を流暢に話す&積極的で夢いっぱいの「英語キッズ」を育むヒント【世界を友だちにする英語キッズの育て方】

「英語を流暢に話せる子どもに育てたい」「積極的で主体性のある子にするにはどうすればいい?」「親として自分も英語を学び直したいけど何をすべきかわからない」――そんな願いや悩みへのヒントとなるのが、アルクから4月22日に発売される『世界を友だちにする英語キッズの育て方』です。著者は、大人気YouTuber「こたせな」兄妹の母・濱田まゆみさん。この記事では、本書の中身を一部特別にご紹介します。発売前に最速で試し読みいただけるのはここだけです!

チャンネル登録者数690万人超、大人気YouTuberのバイリンガル兄妹「こたせな」。兄こたつさん、妹せなさんの2人はもちろん、しばしば家族4人でも流暢な英会話を披露し、そのたびに“英語家族”として大きな反響を呼んでいます。

この「こたせな」ファミリーの母親が、アルクから4月22日に発売となる世界を友だちにする英語キッズの育て方の著者・濱田まゆみさんです。

“英語家族”こたせなファミリーは、一体どんな風に過ごしてきたのか。どんな子育てをすれば、バイリンガルな子どもになるのか。子どもがピンチのとき、親はどのように寄り添えばいいのか。わが子に英語を身につけさせてあげたい、グローバルな活躍をさせたいと思っている方、また、自分自身も「英語を学び直してみたい」と考えている方にとって、ヒントが満載の1冊です。

この記事では、発売を記念して特別に本書の内容の一部をご紹介します!(WEBページ閲覧用に若干の調整をしておりますのでご了承ください)


生まれた時から英語での子育て、スタート!

「こたせなチャンネル」で、家族4人が出演して英語で会話をする回は45万回も再生され(2025年2月現在)、人気の高い回になったようです。

YouTubeのコメント欄には、「ご両親のどちらかが外国の方かと思っていましたが、日本の方と知って驚きました」「全員発音がきれいすぎるから、本当に憧れます」というような嬉しいコメントで溢れかえりました。

その動画でせなが、「私たちは関西の平凡な家族だけど、全員英語が話せるところがちょっと変わってる」と私たち家族のことを紹介していました。たしかに、私たちはみな日本で生まれ育った日本人で、家族で留学経験があるのは私だけ。子ども2人はインターに通い、家でも英語で会話をしていた、ちょっと変わった家族です。

現在は、家族全員が集まっているときは日本語で会話をしています。でも、子どもたちが小さい頃は、本当に英語だけで会話をしていました。それは、英語だけで子育てをしようと決めていたからです。「英語での子育て」とは、子どもに話しかける言葉をすべて英語にするという意味です。

妊娠がわかったときに、夫から「0歳から英語で子育てをしてみないか?」と提案されました。そのときは、「そんなこと、できるのかな?」と戸惑いました。自分が英語で子育てをしてもらったわけではないので、どのようにすればよいのかよくわからなかったのです。それでも、「できなかったら、日本語で子育てをすればいいか」と考えて、挑戦してみることにしました。

夫は「英語の発音は、スタートするのが遅いとダメ」という考えです。子どもの頃からきちんとした英語の音を「聞く」環境で育たないと、ネイティブのような発音を習得するのは難しいと言います。それには私も同感です。

とはいえ、子どもに話しかける英語の言葉は受験勉強では習わないので、英語でどのように子育てをすればよいのかわかりませんでした。

当時、『起きてから寝るまで子育て英語表現1000』(アルク)という本を購入して、赤ちゃんへの言葉かけを勉強しました。

英語での子育ては、子どもたちが生まれた瞬間からスタートしました。それはやはり、英語に耳を慣れさせるためです。

例えば、子どもが泣くと「Are you hungry?(お腹すいたの?)」「Is it hot?(暑いの?)」と声をかけました。お風呂に入れるときや、おむつを替えるときなども、普通は日本語で話しかけることを英語に変換していく感じです。

「大きなウンチが出たね、びっくり」など、英語でどう言うのかわからないときは調べたり、赤ちゃんの両足をその子の頬に触れさせながら「One, two, three!(ワン、ツー、スリー!)」と言って簡単な運動をしたりしたのを覚えています。
歩くようになると、転んで泣き出したら「痛いの、痛いの、飛んでいけ!」を「Let me kiss it and make it go away!」とジェスチャー付きで言っていました。

英語のシャワーを浴びせ続けたので、2人とも初めて話した言葉は英語でした。たつやは、たしか「Mom」だったと思いますが、「わーっ、英語をしゃべった!」と感動したというより、「言葉をしゃべった!」と感動した気がします。親が英語しか話していないので、子どもが英語を話すのは当然ですから。

このように、2人とも英語に自然となじんでいきました。

家の中では英語、保育園では日本語

幼い頃のこたつさん、せなさん。
後ろにいるのは2人の父親・和久さん。

「英語での子育て」と言っても、特別なことをしたわけではありません。

例えば、家の中にあるものを指しながら、「This is a chair.(これは椅子。)」「This is a table.(これはテーブル。)」と英単語を教えていくのではなく、「ほら、自分の椅子に座って」と日本語で話しかける言葉を英語に置き換えていただけです。

「家でずっと英語で話しかけていると、日本語を話せなくなるのではないか?」と思うかもしれませんが、そういう心配は要りませんでした。家から1歩外に出ると、日本語のシャワーを浴びることになるのですから。

私たちの両親には、早い段階から「私たちは英語で子育てをするけど、お母さんとお父さんは日本語で話しかけてね」と伝えていました。幸い、両親から「なんでそんなことをするの? やめなさい」と(とが)められることはなく、すんなりと受け入れてもらえました。私の父はアメリカ出張の経験があったため、英語の環境に慣れていたからかもしれません。

子どもたちから見ると、ダディとマミーは英語で、おじいちゃんとおばあちゃんは日本語でしたが、違和感はなく、「そんなものだ」と思っていたようです。子どもたちが寝た後、夫婦2人だけの時間は日本語でしゃべっていましたが、子どもたちの前では2人で会話をするときも英語でした。

以前、バイリンガル教育を学んでいたとき、「1人1言語の原則」が効果的であると教わりました。母親が英語を話すのなら、母親はずっと英語を貫き通す。逆に、父親が日本語を話すのなら、父親は日本語のみを話すということです。1人の親が日本語と英語の両方で話しかけると、子どもが混乱してしまうと言われています。わが家は自然と母親と父親は英語、それ以外の人は日本語と分かれていたので、子どもたちも混乱しなかったのかもしれません。

私が働いていたこともあり、2人とも保育園にあずけました。そこは日本の公立保育園で、保育士さんたちも、園児の御さんたちも、日本人でした。

たつやもせなも、朝、保育園に向かうときは私と英語で会話し、保育園に1歩入った瞬間から日本語での会話が始まります。そして、夕方に迎えに行くと、また英語の会話に戻るという生活でした。2人は幼児期で言葉を覚えている段階だったので、日本語も英語も柔軟に受け入れていたのかもしれません。予防接種を受けに病院に行ったとき、どう見ても日本人の私とたつやが英語で話しているのを見て、周りの人たちから「日本人なのに、どうして英語で話しているの?」と怪訝(けげん)な目で見られることもありました。当時は、「私がハーフかクォーターのような顔立ちだったらよかったのに……」とよく思いました(笑)。

それでも、めげずに英語での子育てを続けたから、子どもたちは英語を母語のように身につけられたのだと思います。

たつやの日本人の友だちが家に遊びに来たとき、友だちには日本語で話しかけ、たつやには英語で話しかけていました。友だちから、「ねーねー、今なんて話してたの?」と聞かれたときは、たつやが日本語で説明していました。たつやの友だちは私たちが違う言葉(英語)を話しているのを見て、不思議そうな顔をしていましたね(笑)。

たつやは背中がかゆくて私に掻かいてもらいたいときは、「Mom, itchy, itchy!(ママ、かゆい、かゆいよ!)」と訴えてきました。掻いていて「もっと右」と言いたいときは「ワイツ、ワイツ」。rightと言えずにwightと言っていたのですが、これは英語圏の子どもによく見られる現象で、Rを発音できないとWの音になるそうです。その点が一緒なのは、興味深かったです。

たつやは5歳でインターに入り、学校でも英語漬けの日々を送ることになりました。

たつやの誕生から5年半後に生まれたせなも、英語で子育てをしたのですが、予想外だったのは、保育園に入ると日本語をたくさん話すようになったこと。保育園で話している勢いのまま、家でも日本語で話すようになったのです。

せなの日本語攻撃にたつやが負け、次に夫が負け、最後に私も降参しました(笑)。

そのため、家庭内での完全英語子育ては8~9年ぐらいで終わりました。

とはいえ、英語の基礎を築くには十分な年月だったのでしょう。2人はインターに入ってからも、外国人の先生や友だちと何の支障もなく、英語でコミュニケーションを取っていました。今度は学校では英語がメイン、家では日本語というようにシフトしていったのです。

『世界を友だちにする英語キッズの育て方』の購入はコチラ

いかがでしたでしょうか。『世界を友だちにする英語キッズの育て方』には、この他にも、こたせなファミリーの「自分らしく生きるコツ」が満載です!

本書の構成は次の通り。

  • Chapter 1 こたせなファミリーは「英語で会話をする」ってホント!?
  • Chapter 2 こたせなファミリーは「保証された無人島」である
  • Chapter 3 こたせなファミリーは「好きを仕事に」している
  • Chapter 4 英語子育てQ&A
  • 付録 子どもに話しかけたい英語フレーズ77

ぜひ以下のリンクから、またはお近くの書店でお求めください。


濱田まゆみ(はまだ・まゆみ)

流通科学大学准教授。作家。翻訳者。研究分野は英語教育、ポジティブ心理学、認知神経科学。科学的根拠に基づく自己実現法を英語教育に組み込んだ独自のメソッドを開発し、大学では英語学習とキャリア教育を組み合わせた内容言語統合型学習(CLIL)コースとして提供。英語学習意欲に加え、自己実現力、自己肯定感、幸福度を向上させる取り組みを行っている。
英語テキストに『映画「ローマの休日」で学ぶ日常で使える英語表現 新装版』、『Grammar Network〜コミュニケーションにリンクする英文法』など、一般書に山田ヒロミとの共著『どんなとき、人は願いが叶うのか?実践「引き寄せ」大全』、『未来先取り日記』など著書多数。
2024年には女性音楽ユニット【UNIVERSE☆STARS】のメンバーとして音楽活動も開始。歌の力で潜在意識を書き換えることを意図し、「意識革命で達成される世界平和」に向けて活動の幅を広げている。

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