目次
皆さんは、「穴があったら入りたい」というような恥ずかしい経験をしたことがありますか?日本語では見慣れた慣用句ですが、英語ではどう表現するのでしょうか。いくつかの表現とその例文を紹介します。
「穴があったら入りたい」とても恥ずかしい気持ちを英語で言うには?
「穴があったら入りたい」という表現は、非常に恥ずかしいか気まずい状況に直面したときに使われます。日本語ではよく耳にするこの言葉ですが、英語ではどのように表現されるのでしょうか?この感情を伝えるために使えるいくつかの英語のフレーズがあります。
wish the ground would swallow me up
「穴があったら入りたい」を英語で表現するなら、wish the ground would swallow me upが使えます。文字通りの意味は「地面が自分を飲み込んでくれればいいのに」ですが、まさに「穴があったら入りたい」の英語版とも言える表現です。
I wished the ground would swallow me up when I called my teacher Mom by mistake.
先生を間違えてママと呼んでしまったとき、私は穴があったら入りたいと思いました。
embarrassed
「穴があったら入りたい」という恥ずかしい気持ちを最もシンプルかつ簡単に表現するなら、embarrassedがおすすめです。embarrassedは恥ずかしさや屈辱を感じる状況を表す形容詞。逃れたいと感じるような恥ずかしさを伝える際に使います。
また、turn red with embarrassmentとすれば、恥ずかしさのあまり顔が赤くなることを表します。
She felt so embarrassed when she tripped on stage that she wished she could disappear.
彼女は舞台でつまずいたとき、非常に恥ずかしく感じ、消えてしまいたいと思いました。
feel like sinking into the floor
「穴があったら入りたい」に、イメージのレベルで似ている英語の表現に、feel like sinking into the floorがあります。直訳すると「床に沈んでしまいたい」という意味。非常に恥ずかしい瞬間に自分を隠したいという願望を表す表現なので、「穴があったら入りたい」という気持ちを英語で的確に表現できます。
When everyone stared at me after my awkward joke, I felt like sinking into the floor.
私の気まずい冗談の後、みんなが私を見つめたとき、床に沈んでしまいたいと感じました。
恥ずかしい気持ちを表現する他の語句
mortified
mortified は、深い恥ずかしさや屈辱を感じることを意味する形容詞です。ちなみに、「非常に立腹した」という怒りの感情の意味も持つ単語です。
He was mortified when he realized he had sent the wrong email to his boss.
彼は間違ったメールを上司に送ってしまったことに気づき、非常に恥ずかしく感じました。
cringeworthy
cringeworthyは、非常に恥ずかしくて、他人が見ていても痛々しいような状況を表す形容詞です。単なる恥ずかしさだけでなく、日本語で言う「ドン引き」のように、(物・状態・話・映像・写真などが)非常に不快であったり、むしずが走るような感覚を表すのに適してきます。
His attempt at humor during the serious meeting was so cringeworthy that everyone just looked away in discomfort.
彼が真剣な会議中に試みたユーモアは非常に痛々しく、全員が不快感を感じて別の方を向いた。
まとめ
「穴があったら入りたい」という日本語の感覚を英語で表現する方法を紹介しました。英語を使っていて失敗すると、恥ずかしい思いをする瞬間もありますが、そんなときにさらっとこれらのフレーズを使えればきっと挽回できるはず!この記事が皆さんの英語学習に役立つことを願っています。
【トーキングマラソン】話したいなら、話すトレーニング。
語学一筋55年 アルクのキクタン英会話をベースに開発
- スマホ相手に恥ずかしさゼロの英会話
- 制限時間は6秒!瞬間発話力が鍛えられる!
- 英会話教室の【20倍】の発話量で学べる!
SERIES連載
思わず笑っちゃうような英会話フレーズを、気取らず、ぬるく楽しくお届けする連載。講師は藤代あゆみさん。国際唎酒師として日本酒の魅力を広めたり、日本の漫画の海外への翻訳出版に携わったり。シンガポールでの勤務経験もある国際派の藤代さんと学びましょう!
現役の高校英語教師で、書籍『子どもに聞かれて困らない 英文法のキソ』の著者、大竹保幹さんが、「英文法が苦手!」という方を、英語が楽しくてしょうがなくなるパラダイスに案内します。
英語学習を1000時間も続けるのは大変!でも工夫をすれば無理だと思っていたことも楽しみに変わります。そのための秘訣を、「1000時間ヒアリングマラソン」の主任コーチ、松岡昇さんに教えていただきます。