a penny for your thoughtsってどういう意味?英語の慣用句クイズ第4弾

慣用句やイディオムのクイズをお届けする第4弾。今回はput all your eggs in one basketやa penny for your thoughtsなどのフレーズが登場します。どれだけのフレーズを知っていますか?さっそくチャレンジしてみましょう!

慣用句クイズ・バックナンバーはこちら

英語クイズに挑戦!

それぞれの英語フレーズの意味として最も適切なものを、A~Cから1つ選んでください。

1. put all your eggs in one basket

A. 欲張って最終的に損をする
B. 資源や努力を一つのことに集中する
C. 大量の卵を買う

2. spill the beans

A. 魔法をかける
B. 豆の皮をむく
C. 秘密をばらす

3. bark up the wrong tree

A. 誤った方向や方法で問題に取り組む
B. 強い人にケンカを売る
C. 木の近くで犬と遊ぶ

4. a penny for your thoughts

A. 金の亡者になる
B. 君の考えはつまらない
C. 何を考えているのか教えてほしい

5. feel under the weather

A. 体調が優れない
B. 雨が降ると思う
C. 優しい気持ちになる

クイズの答え合わせ

1.

正解 B. 資源や努力を一つのことに集中する

put all your eggs in one basketは、リスクを取ることの比喩ひゆとして使用されます。全ての卵を1つのかごに入れると、かごが落ちたときにすべての卵が壊れるリスクがあります。同様に、全てのリソースや努力を一つのことに集中すると、その一つが失敗した場合のリスクが高まります。

I wouldn’t put all my eggs in one basket by investing all my savings in one stock.
私は貯金の全てを一つの株銘柄に投資するようなことはしない。

2.

正解 C. 秘密をばらす

spill the beansは、直訳すると「豆をこぼす」ですが、秘密を明らかにすることを意味します。このフレーズの起源は定かではありませんが、秘密が誤って暴露される様子をイメージしています。

I didn’t mean to spill the beans about their relationship at the office meeting.
オフィスの会議で彼らの関係について話してしまうつもりはなかった。

3.

正解 A. 誤った方向や方法で問題に取り組む

bark up the wrong treeは、誤った方法やアプローチで問題や目標に取り組むことを意味します。文字通りの意味は、犬が木に登る動物を追いかける際に、動物のいない別の木にほえている様子を描写しています。

Accusing her was barking up the wrong tree because she had an alibi.
彼女にはアリバイがあったので、告発するのは見当違いだった。

4.

正解 C. 何を考えているのか教えてほしい

a penny for your thoughtsは、相手の考えや意見を尋ねる際に使われます。文字通りの意味でお金(※1ペニーは1セントで、硬貨を指すときに使われる)を求めているわけではありませんが、相手の考えに価値を置くというニュアンスが含まれています。

You seemed lost in thought during the meeting. A penny for your thoughts?
会議中、君は考え込んでいるようだったね。何を考えてたの?

5.

正解 A. 体調が優れない

feel under the weatherは、体調が悪いときや気分が優れないときに使われるフレーズです。この表現の起源は明確ではありませんが、天気による体調の変動や海上での悪天候に関連すると考えられています。

I’m feeling under the weather, so I’ll stay at home.
調子が悪いので、家にいるつもりだ。

ENGLISH JOURNAL編集部
ENGLISH JOURNAL編集部

英語を学び、英語で学ぶための語学情報ウェブサイト「ENGLISH JOURNAL」が、英語学習の「その先」にあるものをお届けします。 単なる英語の運用能力にとどまらない、知識や思考力を求め、「まだ見ぬ世界」への一歩を踏み出しましょう!

英文校正:Peter Branscombe

おすすめの本

英語中級者と上級者の違いは、的確で、気の利いたフレーズ力!

50余年の歴史を持つ、アルクの『月刊ENGLISH JOURNAL』(1971年創刊~2023年休刊)に掲載されたインタビューやスピーチ約300万語というビッグデータの中から、頻出する英語フレーズ300個を厳選。日常会話やemail、SNSではよく使われているのに、日本人が言えそうで言えない、こなれたフレーズを例文と英英定義と共に収載しました(全音声付き)。

選び抜いた300個を、穴埋め問題やマッチング問題を通して、「見てわかる」のレベルから「自分でも使える」ようになるまで、しっかり定着させます。上級者への壁をこの一冊で打ち破りましょう!

トップ写真:Sasun Bughdaryan from Unsplash

【トーキングマラソン】話したいなら、話すトレーニング。

語学一筋55年 アルクのキクタン英会話をベースに開発

  • スマホ相手に恥ずかしさゼロの英会話
  • 制限時間は6秒!瞬間発話力が鍛えられる!
  • 英会話教室の【20倍】の発話量で学べる!

SERIES連載

2024 11
NEW BOOK
おすすめ新刊
名作に学ぶ人生を切り拓く教訓50
詳しく見る