誰でも一つは持っている「苦手意識」。それを英語でどう表すか、ちょっと気になりませんか?今回はその言葉をピックアップして、例文とともにお届けします。克服の方法は別の話として、まずは「苦手意識」をちゃんと言葉にできたら、なんだか少し楽に感じられるかも?
目次
「苦手意識」はどんな意味?
「苦手意識」とは、何か特定のことやスキルに対して自信が持てない、または避けたいと思う気持ちを指します。例えば、人前で話すのが苦手、数学が苦手、などと言った場面で使われることが多いです。
「苦手意識」を英語で言うと?
このニュアンスを英語で伝える表現はいくつかあります。よく使われるものを紹介します。
insecurity
insecurityはsecurity(安心、心の穏やかさ)の反意語。自分に自信がないと感じる状況や気持ちを指します。
I have an insecurity about public speaking.
私は、人前でのスピーチに苦手意識を持っている。
feeling of inadequacy
inadequacyは「不十分」や「力不足」を意味する名詞。feeling of inadequacyは、自分が十分でないと感じることを表す表現です。
I've always had a feeling of inadequacy when it comes to math.
私は、数学に関して常に苦手意識を持っていた。
※ when it comes to ~:~に関して言えば
苦手意識を伝えるその他の表現
「苦手意識」のニュアンスを伝えるための、その他の類似表現を紹介します。「得意ではないから苦手」「好きではないから苦手」「不安になるから苦手」など、話し手の状況に合わせてさまざまな英語が使えることが分かります。
aversion to ~
特定の物事に対する強い嫌悪感や反感を示すフレーズです。
He has an aversion to mathematics.
彼は数学が大の苦手だ。
reluctance to ~
ある行動を取ることに「気が進まない」「やりたくない」という気持ちを示します。
She has a reluctance to speak in public.
彼女は公共の場でのスピーチが苦手だ。
apprehensive about ~
「嫌なことが起きるのではないか」という不安や心配に対して使います。
He is apprehensive about traveling to unfamiliar places.
彼は未知の場所への移動が苦手だ。
uncomfortable
uncomfortableはcomfortable(心地よい)の反意語。特定のことに対して心地よくない、または避けたいと感じるときに使います。
I feel uncomfortable around dogs due to a past incident.
過去の出来事から、犬の周りにいると苦手意識を感じる。
feeling of not being good at ~
特定のスキルや行動に自信がない、得意でないという感じを示すフレーズです。
He has a feeling of not being good at cooking.
彼は料理が苦手だ。
weak point
特定の分野やスキルでの弱点や、不得手な部分を示すフレーズです。
Her weak point is communicating in foreign languages.
彼女は外国語のコミュニケーションが苦手だ。
area of difficulty
特定の学問やスキルなどについて、難しい、または困難な分野を示すときに使います。
History is his area of difficulty.
歴史は彼の苦手分野だ。
not good at ~
あるスキルや行動において、得意でない、またはうまくできないときに使います。
She’s not good at dancing.
彼女はダンスが苦手だ。
まとめ
苦手意識って、誰にでもありますよね。今回はその「苦手意識」を英語でどう表現するか、いろんな角度から例文とともに探ってみました。苦手意識を克服する方法はまた別の話。でも、言葉で表現できることで、なんとなくその壁が少し低く感じられたらうれしいですよね。
トップ写真:Andre Hunter from Unsplash
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