「綿菓子(綿あめ)」は英語でなんて言う?2通りあります

遊園地やお祭りで見かける「綿菓子(わたがし)/綿あめ(わたあめ)」。ふわふわのお菓子を歩きながら頬張るのが好きだった!いや、今も好き!そんな方もいらっしゃるのでは?では、その「綿菓子」、英語でなんと言うかご存じですか?2通りあります。

「綿菓子(綿あめ)」を英語で言うと?

綿菓子には2通りの呼び方があります。

cotton candy
candy floss

基本的にcotton candyはアメリカ英語、candy flossはイギリス英語とされていますが、どちらでも使われる名前のようです。

cotton candyは、綿(cotton)のような柔らかい見た目と軽い食感から来ています。一方candy flossはというと、candyは菓子やキャンディーの意味。flossは細い糸を意味します。綿菓子が細い糸のように見えることから来ているんですね。そういえば、歯と歯のすき間を掃除する「糸」がデンタルフロスでしたね。なるほど。

「綿菓子」を英語で説明してみる

英語圏にもあるお菓子なので、綿菓子って何?を説明する機会はないかもしれませんが、せっかくなので、英語で紹介してみます。

Cotton candy, or candy floss, is sweet, light, and fluffy confections made by heating sugar and spinning it into thin, thread-like strands. It is typically served on a stick and is commonly found at fairs, large outdoor events, and amusement parks.

Both of the terms ”cotton candy” and ”candy floss” are widely used in English-speaking countries. However, cotton candy is the preferred term throughout the United States and Canada, while candy floss is more commonly used in the United Kingdom, Ireland, New Zealand and some other English-speaking countries.

綿菓子は、砂糖を熱して糸のように細く紡いで作る、甘くて軽くてふわふわした砂糖菓子です。一般的には棒に刺して提供され、縁日や大規模な屋外イベント、遊園地などでよく見かけます。

「コットン・キャンディー」も「キャンディー・フロス」も、英語圏で広く使われています。しかし、アメリカやカナダではコットン・キャンディーの方が好まれ、一方、イギリスやアイルランド、ニュージーランド、そのほか一部の英語圏の国々では、キャンディー・フロスの方がよく使われています。

加算名詞?不加算名詞?

cotton candyとcandy flossは不可算名詞(数えられない名詞)です。これらの表現は、一つの物質や概念を指す名詞であり、単数形として使われます。

I would like some cotton candy.
綿菓子が欲しい。

数えるときは具体的な単位を使って、次のように表現します。

I bought a piece of candy floss for my little sister.
妹に綿菓子を1つ買ってあげた。

He bought a bag of cotton candy.
彼は綿菓子を1つ買った。

「綿菓子」が出てくるフレーズ紹介

お祭りやイベントの気分が伝わる英文を幾つか紹介します。

My little niece got sticky hands while enjoying her first taste of cotton candy.
めいが初めて綿あめを味わいながら、手をベタベタにしていた。

The vendor expertly spun cotton candy, creating a colorful cloud of sweetness at the festival.
祭りでは出店の人が綿あめを巧みに紡ぎ、色とりどりの甘い雲を作り出していた。

I have fond memories of going to the festival as a child and eating cotton candy with my friends.
子供の頃、友達とお祭りに行って綿あめを食べた楽しい思い出がある。

The fairground was filled with laughter and the sweet aroma of candy floss.
遊園地は笑い声と綿菓子の甘い香りに満ちていた。

The children’s eyes lit up when they saw the vibrant colors of the candy floss spinning on the stick.
子供たちは、棒に巻き付いていく綿菓子の鮮やかな色を見て目を輝かせた。

My son’s eyes sparkled with wonder as he watched the candy floss machine.
息子は驚きで目を輝かせながら、綿菓子の機械を見つめていた。

まとめ

いかがでしたでしょうか?綿菓子は英語ではcotton candyまたはcandy flossと呼ばれています。アメリカ英語ではcotton candy、イギリス英語ではcandy flossを使うことが多いですが、どちらでも通じる名前です。

お祭りや遊園地などで綿菓子を見掛けたときには、ぜひ、この2つの英語を思い出しながら、ふわふわの甘いお菓子を楽しんでみてください!

ENGLISH JOURNAL編集部
ENGLISH JOURNAL編集部

英語を学び、英語で学ぶための語学情報ウェブサイト「ENGLISH JOURNAL」が、英語学習の「その先」にあるものをお届けします。 単なる英語の運用能力にとどまらない、知識や思考力を求め、「まだ見ぬ世界」への一歩を踏み出しましょう!

英文校正:Peter Branscombe

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