「マスクを外すのにまだ抵抗がある」って英語でなんて言う?

屋外ではほぼマスク不要に

暑い夏を前に熱中症が懸念される中、日本政府はマスクを外してもよい場面を提示しました。

Wearing masks to prevent coronavirus infections is not necessary outdoors as long as people maintain social distancing, and even indoors if they keep apart and talk little, the Japanese government has announced.

Taking off masks indoors OK in some cases: Japan gov't - The Mainichi

日本政府は、コロナウイルス感染予防のためのマスク着用は、屋外では社会的距離を保てる限り不要であり、屋内であっても距離を保ち、会話が少なければ不要であると発表した。

基本的対処方針に基づく対応」によると、下記のようにマスク着用の目安が示されています。(×=マスク着用を推奨するケース、○=必ずしもマスク着用が必要ないケース)

屋内

身体的距離(2m以上を目安)がとれない→ ×

距離がとれる→会話を行う→ ×

距離がとれる→会話をほとんどしない→ ○

屋外

距離がとれない→会を行う→ ×

距離がとれない→会話をほとんどしない→ ○

距離がとれる→ ○

そのほか、「重症化リスクの高い人と接する場合はマスク着用を推奨」など、具体的な場面が想定されています。

着用の推奨が緩和されたとはいえ、長く続くコロナ禍で、すっかり私たちの生活に定着してしまったマスク。いまだに屋外でもマスクを着用している人がほとんどのようです。

マスク着用推奨の緩和に対する意見

日本のマスク着用ルールを報じたニュースから、人々の反応を見てみましょう。

“Also, I don’t need to think about grooming or my facial expressions, and it helps protect against pollution such as fine dust. And you have to wear one when you go indoors, so it’s annoying to take it on and off.”

‘We have to be careful’: why are masks still worn in Japan and South Korea? | Japan | The Guardian

「また、身だしなみや表情のことを考えなくていいし、細かいホコリなどの空気の汚れから身を守ることもできます。それに、室内に入るときはマスクを着けなければいけないので、つけたり外したりするのが煩わしいんです。」

groomingは、ここでは身だしなみを整えることを指しています。「どうせマスクで見えないからいいか」と、身だしなみをサボりがちになってしまったという方、結構多いのではないのでしょうか。

It’s annoying to ~(~するのが煩わしい)は、日常会話でも使える表現ですね。

“There is a certain pressure to keep wearing masks that may be peculiar to Japanese society, and I don’t see that pressure moving in the opposite direction,” he said. “No one wants to be the first person to remove their mask.”

‘We have to be careful’: why are masks still worn in Japan and South Korea? | Japan | The Guardian

「マスク着け続けなければならないという、おそらく日本社会特有のプレッシャーがあり、その圧力が逆方向に向かうとは思えない」 と彼は言った。「誰もマスクを外す最初の人になりたくないのです。」

マスクの有用性が議論された欧米に比べ、コロナ禍以前からマスクをする習慣があった日本では、着用率が非常に高い状態が続いています。「マスクをしないと白い目で見られる」という日本の同調圧力を、a certain pressure to keep wearing masksと表現しています。

「マスクを外す」はtake a mask offremove a mask、反対に「マスクをつける」はput on a maskwear a maskと言います。?

あなたはどう思う?意見を言ってみよう

皆さんは、政府が提示しているような場面でマスクを外そうと思いますか?それともまだ抵抗があるでしょうか?

英語でこの話題について話すときに使える表現を紹介します。

The Japanese government eased the restrictions for when people should wear masks, but many people still wear them outside.

日本政府はマスク着用時の制限を緩和しましたが、それでも多くの人が外でマスクを着用しています。

I still feel uncomfortable taking my mask off because more than 10,000 new cases are reported every day.

毎日1万人以上の新規患者が報告されているため、いまだにマスクを外すことに抵抗があります。

I am completely used to wearing a mask, so it's a little embarrassing to show my face without one.

すっかりマスクに慣れてしまったので、マスクなしで顔を出すのは少し恥ずかしいです。

I'm having more skin problems due to wearing a mask all day. I'd like to take my mask off, especially in summer.

一日中マスクをしているせいか、肌トラブルが増えました。特に夏場はマスクを外したいです。

As much as I’d like to remove my mask, I’m afraid of the dirty looks I’ll get if I do.

マスクを外したいのは山々なのですが、外すと白い目で見られるのが怖いんです。

I want to take off my mask and have conversations where I and the other person can see each other’s facial expressions.

マスクを外して、お互いの表情が見える状態で会話がしたいです。

こちらの記事もおすすめ!

英文校正:Peter Branscombe(アルク)

ENGLISH JOURNAL ONLINE編集部
ENGLISH JOURNAL ONLINE編集部

「英語を学び、英語で学ぶ」学習情報誌『ENGLISH JOURNAL』が、英語学習の「その先」にあるものをお届けします。単なる英語の運用能力にとどまらない、知識や思考力を求め、「まだ見ぬ世界」への一歩を踏み出しましょう!

語彙力&フレーズ力を磨く、おすすめの本

ネイティブと渡り合える、知的で洗練された英単語力。

本書は、アルクの『月刊ENGLISH JOURNAL』(1971年創刊~2023年休刊)に掲載されたネイティブスピーカーの生のインタビューやスピーチ、約300万語のビッグデータから、使用頻度の高い英単語300個を厳選し、一冊に編んだものです。

すべての英単語は日本語訳、英英定義、例文と共に掲載、無料ダウンロード音声付きで、読んでも聞いても学べる英単語帳です。また、難易度の高い単語をしっかり定着させるため、穴埋め問題やマッチング問題、さらに構文や使用の際に気を付けるべきポイント解説も充実しています。伝えたいことが明確に伝えられる、上級者の英単語力をこの一冊で身に付けましょう!

英語中級者と上級者の違いは、的確で、気の利いたフレーズ力!

50余年の歴史を持つ、アルクの『月刊ENGLISH JOURNAL』(1971年創刊~2023年休刊)に掲載されたインタビューやスピーチ約300万語というビッグデータの中から、頻出する英語フレーズ300個を厳選。日常会話やemail、SNSではよく使われているのに、日本人が言えそうで言えない、こなれたフレーズを例文と英英定義と共に収載しました(全音声付き)。

厳選した300種類の穴埋め問題&マッチング問題を通して、「見てわかる」のレベルから「自分でも使える」ようになるまで、しっかり定着させます。上級者への壁をこの一冊で打ち破りましょう!

難関大を目指す受験生が英単語を「極限まで覚える」ための単語集

大学入試などの語彙の問題は、「知っていれば解ける、知らなければ解けない」ものがほとんど。昨今の大学入試に登場する単語は難化していると言われており、文脈からの推測や消去法では太刀打ちできない「難単語の意味を問う問題」が多数出題されています。こうした問題をモノにして、周囲に差をつけるには、「難単語を知っていること」が何よりのアドバンテージです。

SERIES連載

2024 07
NEW BOOK
おすすめ新刊
観光客を助ける英会話
詳しく見る