「久しぶり」って英語で言える?

オンライン英会話の先生に「こんなとき英語でなんて言う?」と聞いてみました。今回のテーマは「久しぶり」。友達に久々に会ったときに使えるフレーズです。

問題

次の会話の(    )に入る英文はなんでしょうか?和訳を見ながら考えてみてください。友人同士の会話です。

A:Oh my gosh! Julie, is that you?
ええええ!ジュリーだよね?
B:Hey! (       ) !
えー!久しぶり!

回答例

「久しぶり」にはいろいろな表現がありますが、オンライン英会話『OKpanda』では、こんな表現が学べます。

Long time no see.

こちら日本人にもよく知られた表現ではないでしょうか?直訳すると「長い間(long time)見てない(no see)」。「久しぶり」というときに使うイディオムです。

「久しぶり」には、ほかにもこんな表現が

「久しぶり」には、上で紹介したもの以外にも、いろいろな表現がありますので、併せてご紹介。オンライン英会話『OKpanda』の先生が教えてくれました 。

Tamara先生

I haven’t seen you in ages.
It’s been a long time.

“Long time no see.”はスラングっぽい表現。友達との会話でカジュアルに使います。“I haven’t seen you in ages.”と“It’s been a long time.”は同僚や知り合いとの会話で使うことが多いです。(Tamara先生)
原文:“Long time no see.” is similar to slang and is used in a casual, friendly setting. “I haven’t seen you in ages.” or “It’s been a long time.” are more suitable for conversation with a colleague or somebody you don’t know that well.

Steffi先生

It’s been a while.
It’s been far too long.
I haven’t seen you in ages!

“It’s been a while.”は “It’s been far too long.”とほとんど同じ意味。最後に会った日からどのくらいの時間がたっているかについて、異なる表現を使っています。“I haven’t seen you in ages.”は最後に会ってからかなり長い期間がたっていることを強調した表現です。3つのフレーズすべて、カジュアルな場で使うのが好ましいです。(Steffi先生)

原文:“It’s been a while.” is very similar to “It’s been far too long.”, they both refer in different ways to the amount of time that has been since the last time two people connected with each other. “I haven’t seen you in ages.” emphasizes that it has been a real long time (ages=maybe years). All three expressions are suitable for casual conversations.

Melissa先生

It’s been a long time.
I’ve missed you.
It’s been forever.

“It’s been a long time.”と“It’s been forever.”は似ていますが、 “It’s been forever.”は「本当に長い間」といった印象を与えます。“I’ve missed you.”は話し手の感情を表し、今回の会話のようなシチュエーションではよく使われます。(Melissa先生)

原文:“It’s been a long time.” and “It’s been forever.” are similar, but “It’s been forever.” gives the image of it feeling like a really long time. “I’ve missed you.” is often said in these situations though it talks about the emotion of the speaker.

Tracy先生

It’s been years.
Blast from the past.
Sight for sore eyes.

“It’s been years.”は最後に会ってからかなり長い期間がたっていることを意味します。“Blast from the past.”は久しぶりに戻ってきたときに使います。懐かしい人や、めでたく復帰した人へ向けた言葉です。“Sight for sore eyes.”は久々に会えてうれしいことを意味しています。(Tracy先生)

原文:“It’s been years”, refers to the amount of time that has been since the last time two people connected with each other. “Blast from the past” refers to something or someone that returns after a period of obscurity or absence. It is normally applied to things or people that were thought fondly of previously and are making a welcome return. “Sight for sore eyes” refers to a welcome sight of someone you are glad to see.

まとめ

今回よく出てきた単語 “age”。学校の授業などでは、「~歳」という意味で習うことが多いと思いますが、日常会話では「長い間」という意味でよく使われます。“I haven’t seen you in ages!”以外にも、例えばメールの返事がいくら待っても来ないときなどに、“waiting for ages”といった感じで“age”が使われます。知っていると差が付く、よりネイティブらしい使い方です。

英会話レッスンは継続することが大切です。久しぶりにレッスンを受けて、“I haven’t seen you in ages!”と先生に言われないよう計画的にレッスンを受けましょう

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