
「やらなきゃいけないことを見逃してもらえた」「怒られるはずなのにセーフだった」――そんなときにぴったりなのが“責任を逃れる”。英語ではどんなふうに表現するのでしょうか。実は日常会話やSNSでよく登場するフレーズがあるんです!
※Instagram「 英語のアルク 」と連動中!「責任を逃れる」は動画の3番目の表現をチェック!
日常会話やSNSで「罰を免れた!」や「責任を回避したい!」と言いたいときに役立つ英語表現。ニュアンスによって言い分けられます。
- 宿題を忘れたのに怒られなかったとき!
- 遅刻したのに見逃してもらえたとき!
- ネイティブっぽく自然に責任回避を言いたいとき!
1. off the hook:責任を逃れる(定番)
英語表現:off the hook
ニュアンス:本来なら罰を受けるはずなのに、免れること
使用シーン:先生や上司が見逃してくれたとき
例文
She was late again, but the teacher let her off the hook.
彼女はまた遅刻したけど、先生のおかげで責任を逃れたの。
ひと言英語メモ
直訳は「針から外れる」→魚が逃げるイメージからきた表現。
2. get away with ~:うまく逃れる
英語表現:get away with ~
ニュアンス:悪いことをしても、バレずに済む/罰を受けない
使用シーン:ルール違反やズルをしたのに許されるとき
例文
He cheated on the test but somehow got away with it.
彼はテストでカンニングしたのに、なぜかバレなかったんだ。
ひと言英語メモ
「with」の後に行為を入れるのがポイント。
3. let it slide:大目に見る
英語表現:let it slide
ニュアンス:小さな失敗や過ちを見逃す
使用シーン:相手のちょっとした失敗を許すとき
例文
You were late, but I’ll let it slide this time.
遅刻したけど、今回は見逃してあげるよ。
ひと言英語メモ
「滑らせる」=「流す」から転じて「気にしない」の意味。
4. dodge responsibility:責任を回避する
英語表現:dodge responsibility
ニュアンス:意図的に責任を避ける、押し付ける
使用シーン:責任を負いたくない人を批判するとき
例文
He always tries to dodge responsibility at work.
彼は仕事でいつも責任逃れをしようとするんだ。
ひと言英語メモ
「dodge」は「身をかわす」の意味。ネガティブなニュアンスが強め。