大手IT企業が従業員を幸せにするために行った、たった1つのこと【英語多読ニュース】

「英語多読ニュース」(9月4日号)。今回取り上げるのは、「従業員は何に不満を感じているのか」というマイクロソフト社の調査に関する話題です。

従業員は仕事の何が不満だったのか?

皆さんはご自身が勤める会社に満足していますか、それとも不満がありますか?アメリカの大IT企業のマイクロソフト社が、社員の満足と不満足を左右する大きな要因は何かを調査したそうです。

Microsoft’s researchers expected they would find that the unhappy employees in their study were working longer hours than their satisfied peers. The study team thought it was a work -life balance problem, and the solution might include curtailing excess time spent in the office. But that turned out not to be the issue .マイクロソフトの研究者たちは、不満を抱える従業員は満足している 同僚 より長時間働いている、という調査結果が出るのではないかと 予測 した。研究チームは、ワークライフ・バランスの問題であり、解決策にはオフィスでの超過勤務時間を削減することも含まれるのではと考えた。しかし、問題はそこではないことが分かった。
www.inc.com

雑誌や書籍の編集の仕事も時期によって超過勤務が増えることが多いですが、確かに仕事以外の時間が持てないことに不満を抱える人は多そうです。でも、根本の問題はそこではなかったのですね。では、何が問題だったのでしょうか。

The problem first showed up when the researchers realized the unhappy employees were spending an average of 27 hours per week in meetings. While that wasn’t an unreasonable number for Microsoft, these meetings typically included 20-30 people in the room. Only two or three of those people were actually talking and sharing ideas. Most employees would rather fly to China or take late-night phone calls, the researchers learned, than sit through another one of those meetings.最初に問題が明らかになったのは、不満を抱える従業員は、毎週、会議に平均27時間を費やしていることが分かったときだった。マイクロソフトにとって、それは法外な時間というわけではなかったが、それらの会議の多くは20~30人が一室に集まるものだった。話をしたりアイデアを交換したりするのは、実際のところ参加者の2、3人だけだった。ほとんどの従業員は、そんな会議にまた参加するくらいなら、中国に出張したり、深夜に電話対応したりするほうがましと思っていることに、研究者たちは気付いた。
もちろん、どの会社も大企業のマイクロソフト社と同じとは思いません。会社によって不満の理由はそれぞれだと思いますが・・・。しかし、確かに長い会議って多いですよね。ここで聞かなくてもメールで済むんじゃない?とか、レジュメを見れば十分、とか。今、やること山積みなのに、ここにいたら何もできないじゃないか、と。

そういうストレスを解消すると、働くことに満足感を得られる 可能性 は高くなる。確かにその通りだと思います。

さて、記事では、「そうは言っても、多くの人と共通理解を持つための会議は必要。では、どうしたら会議が無駄な時間にならずにすむか」という提案もしています。

興味のある方はぜひ、元の記事をご覧ください。

www.inc.com

文:山本高裕(GOTCHA! 編集部)

高校の英語教師を経て、今は編集者として、ときに写真家として活動中。昔、編集 作業 が終わらずに、会社で朝日が上るのを見たのは、今ではいい思い出。

トップ画像: TeroVesalainenPixabay

【1000時間ヒアリングマラソン】 ネイティブの生音声を聞き取る実践トレーニング!

大人気通信講座が、アプリで復活!

1982年に通信講座が開講されて以来、約120万人が利用したヒアリングマラソン。
「外国人と自由に話せるようになりたい」「仕事で困ることなく英語を使いたい」「資格を取って留学したい」など、これまで受講生のさまざまな夢を支えてきました。

アプリ版「1000時間ヒアリングマラソン」は、アウトプット練習や学習時間の計測などの機能を盛り込み、よりパワーアップして復活しました。

「本物の英語力」を目指す人に贈る、最強のリスニング練習

・学校では習わない生きた英語

実際にネイティブスピーカーと話すときや海外映画を見るとき、教科書の英語と「生の英語」のギャップに驚いた経験はありませんか? 1000時間ヒアリングマラソンには、オリジナルドラマやラジオ番組、各国の英語話者のリアルな会話など、学校では触れる機会の少ない本場の英語を届けるコーナーが多数用意されています。

・こだわりの学習トレーニング

音声を聞いてすぐにスクリプトを確認する、一般的なリスニング教材とは異なり、英文や日本語訳をあえて後半で確認する構成にすることで、英語を文字ではなく音から理解できるようにしています。英文の書き取りやシャドーイングなど、各トレーニングを一つずつこなすことで、最初は聞き取りが難しかった英文も深く理解できるようになります。

・あらゆる角度から耳を鍛える豊富なコンテンツ

なぜ英語が聞き取れないのか? には理由があります。全15種類のシリーズは、文法や音の規則、ニュース英語など、それぞれ異なるテーマでリスニング力強化にアプローチしており、自分の弱点を知るきっかけになります。月に一度、TOEIC 形式のリスニング問題を解いたり、書き取りのコンテストに参加したりすることもできるため、成長を定期的に確認することも可能です。

1000時間ヒアリングマラソンは、現在7日間の無料トライアルを実施中です。さあ、あなたも一緒にランナーになりませんか?

SERIES連載

2025 06
NEW BOOK
おすすめ新刊
仕事で伝えることになったら読む本
詳しく見る

3分でTOEICスコアを診断しませんか?

Part別の実力も精度95%で分析します