将来、生まれるかもしれない「新しい死に方」とは【英語多読ニュース】

「英語多読ニュース」(9月18日号)。今回取り上げるのは、「死因」に関する話題です。この先、科学技術の進歩などにより人々の暮らしが変化すると、今までとは違った死因がでてくるはず。

どんな死に方をしたいですか?

私たち人間を含めて、生あるものに死は訪れます。不死の研究に 取り組む 科学者もいると思いますが、それが本当に可能になるのか、今の段階では 予想 もつきません。

ただ、科学技術の進歩を含め、地球上にさまざまな変化が訪れるにつれ、今までとは違った「死に方」が生まれる 可能性 はあります。今回取り上げる記事では、そんな「死因」をベスト10形式で紹介しています。

While death itself might be timeless , new causes of death are being invented all the time. With that in mind, here are some ways we might die in the world of tomorrow that are a little more interesting than “fell in the shower while reaching for the shampoo,” ranked from least cool to most.死自体はいつの時代にもあるものだが、新しい死因は常に生まれ続けています。そのことを念頭に置き、「シャワー中にシャンプーに取ろうとして転倒する」よりも、ほんの少し面白い明日の世界での死に方を、すごい順に紹介しようと思います。
gizmodo.com

ランキング並んでいるものを見ていくと、

10位 未知の突然変異物質を吸い込む9位 人工の人肉ハンバーガーでのどを詰まらせる
のような、極めてSFっぽい死因が並びますが、次のような、そのうちひょっとしたら起きるかもと思えるもものも並びます(とはいえ、まだまだSFっぽいですが)。
8位 意識をクラウドにアップロードする最中に停電する
7位 悪いAI(人工知能)によってクリップに変えられてしまう
6位 ロボットの反乱にあって殺される
人間の意識が取り込まれたコンピューターが話をするような映画もありますが、取り込んでいる最中に停電・・・。本当にありそうで怖いです(笑)。

5~2位にも「まあ、ありえないだろう」的SFチックな死因が並びますが、そこは元の記事で確認していただくとして、1位はというと・・・

1. First (confirmed) murder in space Look, as far as we know, there haven’t been any straight-up murders in space yet . Whether or not that’s true, it still presents an enormous, extremely cool opportunity .ほら、私たちが知る限り、宇宙で正真正銘の殺人はまだ起きていませんよね。それが本当 かどうか はとにかく、私たちにはまだ、途方もなく極めてクールなチャンスがあるということだ。
本当に一番乗りをしたらクール かどうか はともかく、近い将来に生まれそうな「死因」であることは間違いなさそうです。 

ちなみに 2位はタイムトラベルネタで、「 Accidentally time- traveling to the second before you left, blowing yourself up」(不運にもタイムトラベルをする直前に戻ってしまい、自分自身を吹き飛ばしてしまう)というのが面白いと思いました。

タイムトラベルがテーマの映画やドラマはたくさんありますが、同一人物が重なってしまった場合、何が起きるんでしょうか。いえ、試してみたくはありません。

文:山本高裕(GOTCHA! 編集部)

高校の英語教師を経て、今は編集者として、ときに写真家として活動中。まだまだ生きます。

トップ画像: Jerzy GoreckiPixabay

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