
TOEICのPart 5に関して、公開テストや模試、日々の学習でどれくらい正解できていますか?語彙力不足や、文法・語法が分からず苦しむ人が多いPart 5問題。その対策の決定版と言える1冊がアルクから誕生しました!手がけたのは花田徹也先生とヒロ前田先生。1000問という怒涛の問題量、そして「見る」ことで力が伸びるという特長を中心に、じっくりひも解きます。
目次
1000問分の「問題+講義+復習」が一気に手に入る
アルクから好評発売中の『TOEIC L&Rテスト 文法・語彙・語法 あがる1000問』。著者は『文法特急』などでおなじみ、花田塾の花田徹也先生、そしてヒロ前田先生がプロデューサーとなって完成した、Part 5対策の問題集です。
書名の通り、収録問題数は1000問という大ボリュームである上に、5173名ものモニターが解答したデータを分析。前田先生によるさらに詳しい説明もご覧ください。
そして、最大の特長はなんと言っても、「Part 5の問題1000問分の講義を受け放題」であること!どういうことかというと・・・
まず、ページの基本的な作りは、【左に問題、右に解答】の形になっています。問題文の日本語訳や解説はもちろん、花田先生・前田先生の一言コラム付き。

かわいいので要チェックです。
通常のTOEIC対策書は「問題を解いて解説を読む」だけで終わりですが、『あがる1000問』はむしろここからが始まり。パソコン、もしくはスマホで「アルク動画センター」にアクセスし、花田先生&前田先生による講義を視聴しましょう。(リンクやパスワードなどの詳細は書籍に掲載しています)
例えば、本書のNo.76の問題。まずは実際に解いてみてください。
- Although the media reported -------, Axion said that it is unlikely to launch its new smartphone before January.
(A) still
(B) therefore
(C) otherwise
(D) toward
解答と紙面での解説はここをクリック
(C)の otherwise です。
(※紙面上の解説をご覧になりたい方はコチラ)
❖ そして、No.76の講義動画がコチラ(約10分)。ぜひ最後までご覧ください。
正解以外の選択肢についても、意味や用例を2人が丁寧に解説。

分かりやすくなっています。
TOEIC公開テストでは超がつくほど頻出の「otherwise」の使い方を定着させられるのはもちろん、その他の語彙力や文法も自然と鍛えることができるのです。
『あがる1000問』は、問題全てにこの詳細な講義を用意しました。その合計時間数はなんと74時間超!

全画面表示、速度変更、早送り等も可能。
花田徹也先生、ヒロ前田先生のメッセージ

この本は、Part 5の代表的な問題が全て網羅されたものになっていると言えます。僕は20年以上にわたり毎回TOEICを受け続けながら、出題傾向をウォッチしているんです。その経験を通してこそ分かる、「これだ!」と思う問題の種類・パターン・最新のトレンドなどから選び抜いた1000問を、この1冊に凝縮してあります。
実は僕自身、書籍だけで勉強するのは苦手な人間で・・・。でも、『あがる1000問』には講義動画が付いている。そしていつでも視聴することができますから、書籍と動画を何度でも行ったり来たりしながら、学びを深めてもらえたらうれしいですね。

われわれが普段有料で提供しているTOEIC対策の授業には、必ず資料などの配布物、つまり指定教材が伴います。そして、授業とその配布物が一緒になってこそ意味があり、効果に結び付きます。
『あがる1000問』を書店で買って手にする品物は「本」ですが、本当の意味で手に入るのは、「74時間を超える授業とその指定教材」だと僕は考えています。

ちなみに、解説ページにある「STEP UP」部分では、不正解の選択肢の単語や表現を正しく使うための用例を掲載しています。さらに、講義動画の中ではまた別の用例や体系的な知識を紹介していることもしばしば。
だから「問題を解いて解説を読む+講義動画を見る」ことで「倍以上の学び」になるとも言えます。もし全て書籍に載せていたら1000ページ超えになったんじゃないかな。

特に、モニター調査によって判明した「魅惑的な不正解」に対する説明が手厚いよね。他のどの対策本より詳しい。
『あがる1000問』on the web
それではさらにもう2問、『あがる1000問』を体験できる問題をご紹介します。
1つ目は本書のNo.60の問題。
- Vernon Pharmaceuticals ------- opinions on its marketing strategies from a panel of industry experts.
(A) maintained
(B) implemented
(C) committed
(D) solicited
解答と紙面での解説はここをクリック
(D)の solicited です。
(※紙面上の解説をご覧になる場合はコチラ)
❖ No.60の講義動画
「solicit」という聞き慣れない単語も、画像付きの解説で意味を理解できるようになっています。もちろん、その他の選択肢の用例も紹介。

続いて、No.33の問題に挑戦してみましょう。
- The Cox Bank’s evaluation of housing loans ------- reviewing borrowers’ credit rating and personal assets.
(A) involves
(B) contains
(C) arrives
(D) occupies
解答と紙面での解説はここをクリック
(A)の involves です。
(※紙面上の解説をご覧になる場合はコチラ)
❖ No.33の講義動画
正解の選択肢よりも、不正解の選択肢を選んだ人の方が大幅に上回っていたという、難易度の高い問題。involve(正解)もcontain(不正解)も「~を含む」という意味を持ちますが、どこに違いがあるかを理解することが重要です。
さらには、-------の後に動名詞が続いていることから、involveの他に動名詞をとる動詞を一気に学ぶことができます。

このように全ての講義動画が、ただ答えを知るためではなく、語彙を増やし、文法や語法を定着させることに繋がる内容となっているのです。
書籍を持ち歩くことが難しい時や、わずかな時間でも効率よく勉強したい時などは、スマホで講義動画を視聴することで、集中して学ぶことをオススメします!
〈読者限定特典〉アプリでも解ける&復習できる
さらには、本書を購入した方だけの特典として、TOEIC対策アプリ「Santaアルク」でも本書の問題を解くことができます。期間は1年間!電車の中や寝る前など、スキマ時間にぜひスマホで復習に活用してくださいね。(利用には会員登録が必要。詳細は本書に掲載)

『あがる1000問』を今すぐ手に入れる
『あがる1000問』には、本記事でご紹介し切れなかった特長もまだまだ盛りだくさん!お近くの書店、または下記リンクから今すぐお求めください。
難易度順(易→難)に「あがる」構成で無理なくレベルアップ
問題は、5173人が参加したモニターテストで算出した正答率に基づき、難易度順(易→難)に掲載。テストポイント別ではなくランダムに並んでいるため、ネタバレ感なく本物の実力を試すことができ、基礎から応用まで段階的にレベルアップできます。不正解選択肢で応用力を磨ける
語彙・語法問題の不正解選択肢は、別の問題では正解選択肢として出題され得ます。応用力を磨けるよう、本書では不正解選択肢の語句の正しい使い方を例文で示しています(「STEP UP」)。別冊「あがるVocabulary List」で頻出語句を復習できる
別冊では、問題文や解説に登場する約2300語の語句をリストにしています。問題を解く際に辞書代わりに、あるいは頻出語彙リストとして復習にお使いください。