スティーブ・ソレイシィさんの大ベストセラー、『英会話なるほどフレーズ100』。本連載では、累計発行部数90万超、Amazonでベストセラー1位を記録したこともある「なるほどフレーズ」シリーズから、最も使える英会話表現を紹介。皆さんの「英語の得意表現」を増やしていきましょう。第16回は「反省しています」をお届けします。
「深い反省」を表すならこれが定番表現
I learned my lesson.
反省しています。
辞書では「反省する」は reflect とありますが、「自分の言動を振り返る」という意味合いが強く、謝罪するという意味はありません。
そこで、反省している気持ちを表す次の3つの表現を押さえましょう。
1つ目は、謝るときのI'm sorry を応用した最もシンプルな言い方です。
コツは、be動詞を省略しないこと!つまり、am、isとはっきりと発音すると誠実に謝っていることが伝わります。I AM very sorry.(大変申し訳ございません)、She IS so sorry.(彼女はすごく反省しているよ)などのように言います。
また、具体的に反省点を述べるなら、sorryの後ろにabout ~を付け加えます。例えば、He is sorry about breaking your phone.なら「彼はあなたの電話を壊したことを反省しています」となります。
2つ目は、be動詞をfeelに変えて、次のように言うことができます。He feels sorry.(彼は反省しています)。
3つ目は、もう少しレベルアップした表現、深い反省の意を表すI learned my lesson.です。直訳では「教訓を学ぶ」ですが、「いい勉強になりました」「失敗から学びました」「懲りました」「反省しています」のような気持ちを伝えることができます。
今日の英会話
A : I told you not to go out without wearing a mask and you did it again.
マスクしないで外出しちゃ駄目だと言ったのに、またいうこと聞かなかったね。B: Ahchoo! I learned my lesson.
はっくしょん!反省しています。
EXERCISES
次の日本語を英語で言ってみましょう。
- (1) 反省しています。
- (2) 昨日あなたに言ったことを反省しています。
解答例は記事の最後をご覧ください。
※ 本記事は『英会話なるほどフレーズ100』の内容をもとに構成しています。
『英会話なるほどフレーズ100』ってどんな本?
不思議なことに、日本人はネイティブが知らないようなイディオムを知ってる・・・。
日本人に英語を教えている著者が「これだけでいいよ!」「もっと簡単な英語で話そう!」をポリシーに、アメリカ人が赤ちゃんのときから聞かされ成長とともに身に付けた100の表現を集めて解説しています。
掲載された基本フレーズ100とその発展フレーズ100は、簡単だけれども応用範囲が広い表現で、使えば使うほど味が出るものばかり。「これだけで伝えられるんだ」という開放感を感じて、英語の本当の楽しさを見いだしましょう。
EXERCISESの解答例
- (1)I learned my lesson.
- (2) I’m sorry about what I said to you yesterday./I feel sorry about what I said to you yesterday.
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