【相手別】誘いを断るときの英語表現&フレーズ【ビジネス・友達】

誰かからの誘いを断るとき、「相手の気持ちを害したくない」と思う人は多いでしょう。また、ビジネス相手と友達とでは、断り方も変わってきます。本記事では、相手別に失礼なく誘いを断るときに使える英語表現を紹介します。

ビジネス相手や目上の人からの誘いを断る

まずは、ビジネス相手や目上の人からの誘いを丁寧に断る英語表現を紹介します。

はじめに相手に対して感謝の気持ちを示してから、断る理由を伝えると印象が良いでしょう。ポイントは、thank youやI appreciate ~ などの感謝の気持ちを示し、butやunfortunatelyを続けて断りの言葉やその理由を述べることです。

I appreciate your offer, but I have prior commitments.
(ご提案に感謝いたしますが、先約があります)

I appreciate the invitation, but I’m afraid I won’t be able to make it. I have a prior commitment that I can’t cancel.
(お誘いいただきありがとうございます。しかし残念ながら参加できそうにありません。キャンセルできない先約があるのです)

Thank you for the invitation. Unfortunately, something unexpected has come up and I won’t be able to make it.
(お誘い頂きありがとうございます。残念ながら予期せぬ事態が発生し、参加できそうにありません)

Thank you for inviting me to dinner. I wish I could join, but I’m not feeling well.
(ディナーに誘ってくれてありがとうございます。お伺いしたかったのですが、体調が優れません)

Thank you for inviting me, but I already have other plans.
(お誘いありがとうございます。しかし既に他の予定が入っています)

残念な気持ちや申し訳ない気持ちを表すときには、I’m sorryで始めてbut以下に理由を付けましょう。

I’m sorry, but I won’t be able to join you this time. I’m not feeling well and need some rest.
(すみませんが今回は参加できません。体調が優れず、休まないといけません)

I’m sorry, but I have to decline the invitation due to personal reasons.
(申し訳ありませんが、個人的な理由でお誘いをお断りさせていただきます)

友達からの誘いを断る

友人からの誘いを断る表現を紹介します。上で紹介したものより、カジュアルな表現です。

仲の良い友達の場合でも、誘ってくれたことへの感謝と、断る理由を伝えたほうが印象は良いでしょう。「行きたかった」「また近いうちに会おう」という気持ちを表すのもおすすめです。

Thank you for the offer, but I’ve got something else going on that day.
(お誘いありがとう。でもその日は他の予定があるんだ)

Thanks, but I have a family gathering that I can’t miss. So, I won’t be able to come.
(ありがとう。でも外せない家族の集まりがあって、行けないんだ)

I’d love to come, but I’ve already made plans.
(ぜひ行きたいところだけど、もう予定が入ってるんだ)

Thanks for the invite, but I won’t be able to make it this time.
(誘ってくれてありがとう。でも今回は参加できないんだ)

Sorry, but I can’t join you this time. Let’s catch up soon though!
(ごめん、今回は一緒に行けないんだ。でもまた近いうちに会おうね!)

印象の良い断り方の2つのポイント

上で紹介した断り方でも全く問題はありませんが、「より印象を良くしたい」「相手の気分を害したくない」「今後も良好な関係を続けたい」という人はぜひ知っておきたい、印象の良い断り方のポイントを2つお伝えします。これらのポイントは断る相手が目上の人でも友人でも使えるので、ぜひ覚えておきましょう。

ポイント1:参加したかった!という気持ちを伝える

「すごく参加したかった!」という積極的な気持ちを表現すると、相手の気分を害することなく、次回も誘ってくれる可能性が高まるでしょう。I really wish I could join.(本当に参加したかった)は、覚えておくと便利な表現です。

I really wish I could join, but I already have something else planned. It sounds like it’ll be such a fun time!
(本当に参加したかったのですが、既に他の予定が入っています。楽しい時間になりそうなお誘いですね!)

I’m genuinely excited about the event, but unfortunately, I have a conflicting commitment. I hope you all have an amazing time!
(本当にそのイベントにはわくわくするのですが、残念ながら他の予定と重なっています。皆さんが素晴らしい時間を過ごせるように祈ってます!)

I’m really flattered that you invited me, and it’s tempting, but I won’t be able to make it. It’s going to be an incredible event, I’m sure!
(誘ってくれてとても光栄だし魅力的なお誘いだけど、参加できないんだ。絶対素晴らしいイベントになると思うよ!)

Sounds great! But I’ve already made plans for today with another friend.
(面白そうだね!でも今日は他の友達との予定を入れちゃってるんだ)

ポイント2:別の日を提案する

誘われた日は既に予定があるけど、他の日なら空いているというときには、こちらから他の日程を提案するとよいでしょう。How about ~ ?(~はどうですか?)はぜひ覚えておきたい表現です。丁寧に提案したいときは、Would that work for you?(ご都合いかがでしょうか?)などの表現もおすすめです。

That day doesn’t work for me, but how about we get together on the 3rd instead?
(その日は都合がつかないのですが、代わりに3日に会うのはいかがですか?)

I can’t make it on that day, but how about the 30th instead?
(その日は無理なんだけど、代わりに30日はどう?)

Unfortunately, I’m not available then, but I’m free the next day. Would that work for you?
(残念ながらその日は都合がつかないのですが、その翌日は空いています。ご都合いかがですか?)

I have a prior engagement that day, but I’d love to get together on the 25th or the 26th. Can we make that work?
(その日は既に予定が入っているけど、25日か26日に会いたいな。それで調整できるかな?)

I’m busy that day, but I’m free on Friday night. Let’s catch up then!
(その日は忙しいんだけど、金曜の夜なら空いてるよ。そのときにゆっくり話そうよ!)

その他のシチュエーションの断りフレーズ

いかがでしたか?相手の気分を害さないように丁寧に断るのは、その人と良好な関係を続ける上では大切なことです。ぜひ断る相手によってフレーズを使い分けてみてください。

その他のシチュエーションで断る際のフレーズはこちらの記事がおすすめです。

ENGLISH JOURNAL編集部
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