海に誘う、持ち物を確認する、泳いでよい場所か尋ねる、危険を知らせる――。海で使う英語には、楽しい会話だけでなく、安全に過ごすために覚えておきたい表現もあります。この記事では、国内外のビーチで使いやすい英語フレーズを、海へ出掛ける前から帰るまでの流れに沿って紹介します。
目次
「海」は英語でsea、ocean、beachのどれ?
日本語では、海そのものも、砂浜も、海水浴に出掛けることも、まとめて「海」と表現できます。しかし、英語では文脈によってsea、ocean、beachを使い分けます。
seaとoceanは、主に海そのものや海水を表す単語です。
- The sea is calm today.
今日は海が穏やかだね。 - We swam in the ocean.
私たちは海で泳ぎました。
一方、beachは海に面した砂浜や小石の浜、海水浴場を指します。そのため、レジャーとして「海に行く」と言いたいときは、go to the beachと表現するのが一般的です。
- Let’s go to the beach.
海に行こう。
「海で泳ぐ」ならswim in the seaやswim in the ocean、「海辺で過ごす」ならspend time at the beachのように表せます。
海に行く前に使える英語表現

まずは、友人を海に誘ったり、持ち物を確認したりするときの表現を見ていきましょう。
1. 海に誘う
- Let’s go to the beach this weekend.
今週末、海に行こうよ。
日本語の「海に行く」に当たる基本的な表現がgo to the beachです。
相手の予定を尋ねながら誘うなら、次のようにも言えます。
- Do you want to go to the beach this weekend?
今週末、海に行かない?
元の記事で紹介していたLet’s hit the beach!も、「海へ繰り出そう!」という勢いのあるカジュアルな表現です。まずは幅広い場面で使いやすいLet’s go to the beach.を覚えておくとよいでしょう。
2. 泳ぎに行くか尋ねる
- Do you want to go swimming?
泳ぎに行かない?
go swimmingで「泳ぎに行く」という意味です。プールにも海にも使えるため、海について話していることが明らかな場面で使います。
場所を明確にしたい場合は、次のように言えます。
- Do you want to go swimming in the ocean?
海へ泳ぎに行かない?
3. 持ち物を相談する
- What should we bring?
何を持って行けばいいかな?
What should we bring?は、出掛ける前に必要な持ち物を相談するときに使えるシンプルな表現です。
持ち物が全てそろっているか確認するなら、次のように言います。
- Do we have everything we need?
必要な物は全部そろっている?
4. 日焼け止めを忘れないように伝える
- Don’t forget your sunscreen.
日焼け止めを忘れないでね。
sunscreenは「日焼け止め」です。「日焼け止めを塗る」はput on sunscreenと表現します。
- Have you put on sunscreen?
日焼け止めは塗った?
塗り直すことを伝えるなら、reapplyが使えます。
- We should reapply sunscreen.
日焼け止めを塗り直した方がいいね。
ビーチに着いたときに使える英語表現
ビーチに着いたら、場所を決めたり、周囲の様子について話したりします。短い表現でも、現地での会話に十分役立ちます。
5. 予想以上に混んでいることを伝える
- It’s more crowded than I expected.
思っていたより混んでいるね。
than I expectedは「予想していたよりも」という意味です。
反対に、思っていたより空いている場合は、crowdedをquietに変えられます。
- It’s quieter than I expected.
思っていたより空いているね。
6. どこに場所を取るか相談する
- Where should we set up?
どこに場所を取ろうか?
ここでのset upは、ビーチマットやパラソルなどを置き、自分たちが過ごす場所を整えることを表します。
何を設置するのか具体的に伝えることもできます。
- Where should we set up the beach umbrella?
ビーチパラソルはどこに立てようか?
周囲の人に、そこを使ってもよいか尋ねるなら、次の表現が便利です。
- Is it OK if we sit here?
ここに座ってもいいですか?
7. 荷物を見ていてもらう
- Could you keep an eye on my things?
私の荷物を見ていてもらえる?
keep an eye on ~は、「~から目を離さない」「~を見守る」という意味です。
海に入る間、同行している友人に荷物を見ていてもらいたいときなどに使えます。ここでのthingsは、バッグやタオルなどの持ち物全般を指します。
8. 海水が透き通っていることを伝える
- The water is crystal clear.
水が透き通っているね。
crystal clearは、「水晶のように澄み切った」という意味です。水の透明度を褒めるときによく使われます。
もう少しシンプルに言うなら、The water is so clear.でも構いません。
海で泳ぐときに使える英語表現

ここからは、泳いでよい場所か確認したり、水温や波について話したりするときの表現です。
9. 泳いでも安全か尋ねる
- Is it safe to swim here?
ここで泳いでも安全ですか?
海外のビーチで、ライフガードや施設のスタッフに確認するときに役立つ表現です。
遊泳が許可されている場所かどうかを尋ねるなら、次のように言えます。
- Is swimming allowed here?
ここでは泳いでもいいですか?
safeは安全性を、allowedは規則上許可されているかどうかを尋ねる表現です。
10. 泳ごうと誘う
- Let’s go for a swim.
泳ぎに行こう。
go for a swimで「泳ぎに行く」「ひと泳ぎする」という意味です。
同じように、Let’s go swimming.とも言えます。go for a swimには、「少し泳いでこよう」という軽い響きがあります。
11. 水が予想より冷たいことを伝える
- The water is colder than I expected.
思っていたより水が冷たいね。
colder than I expectedで「予想していたより冷たい」という意味です。
反対に、海水が温かく感じられた場合は、colderをwarmerに変えます。
- The water is warmer than I expected.
思っていたより水が温かいね。
12. 波が大きいことを伝える
- The waves are pretty big today.
今日はかなり波が大きいね。
ここでのprettyは「かわいい」ではなく、「かなり」「なかなか」という程度を表します。
波が穏やかな場合は、次のように言えます。
- The waves are gentle today.
今日は波が穏やかだね。
13. 日陰で休憩しようと提案する
- Let’s take a break in the shade.
日陰で休憩しよう。
take a breakは「休憩する」、in the shadeは「日陰で」という意味です。
相手が疲れていないか確認するなら、次のように尋ねられます。
- Do you need a break?
休憩する?
海で危険を知らせるときの英語表現
海では、短く分かりやすい言葉で危険を伝えることが大切です。とっさに声に出せるようにしておきましょう。
14. 岸から離れ過ぎないように伝える
- Don’t swim out too far.
あまり遠くまで泳いで行かないで。
swim outは、岸から沖の方へ泳いでいくことを表します。
子どもや同行者に対して、岸の近くにいるよう伝えるなら、次の表現も使えます。
- Stay close to the shore.
岸の近くにいてね。
shoreは、海や湖などの「岸」を表す単語です。
15. 潮の流れが強いことを伝える
- The current is strong.
潮の流れが強いよ。
currentは、海や川などの「水の流れ」「潮流」を指します。
流れが次第に強くなっている場合は、次のように表現できます。
- The current is getting stronger.
潮の流れが強くなってきている。
16. クラゲに注意するよう伝える
- Watch out for jellyfish.
クラゲに気を付けて。
watch out for ~は、「~に気を付ける」「~を警戒する」という意味です。
クラゲに刺された可能性を伝えるなら、次のように言います。
- I think I got stung by a jellyfish.
クラゲに刺されたみたい。
get stung by ~で、ハチやクラゲなどに「刺される」という意味になります。
17. 相手が大丈夫か確認する
- Are you OK?
大丈夫?
海で転んだ人や、苦しそうにしている人を見掛けたときに、まず使える表現です。
助けが必要か尋ねるなら、次のように言えます。
- Do you need help?
助けが必要ですか?
18. ライフガードを呼ぶ
- Get a lifeguard!
ライフガードを呼んで!
ここでのgetは、「ライフガードを連れてくる」「呼んでくる」という意味です。
周囲に危険を知らせるなら、次のように大きな声で伝えます。
- Someone’s in trouble!
誰かが危険な状態です!
ライフガードのいる場所を尋ねる場合は、次の表現も覚えておくと便利です。
- Where is the nearest lifeguard station?
一番近いライフガードの詰め所はどこですか?
海から帰るときに使える英語表現

海で遊んだ後は、砂を洗い流したり、帰る時間を相談したりします。最後に一日の感想も英語で伝えてみましょう。
19. 暗くなる前に帰ろうと提案する
- Let’s head back before it gets dark.
暗くなる前に帰ろう。
head backは「戻る」「帰る」という意味のカジュアルな表現です。
単に「そろそろ帰ろう」と伝えるなら、次のようにも言えます。
- It’s probably time to head back.
そろそろ帰る時間かな。
20. 砂を洗い流せる場所を尋ねる
- Where can I rinse the sand off?
どこで砂を洗い流せますか?
rinse ~ offは、水でさっと洗って付着したものを落とすことを表します。
シャワーの場所を直接尋ねてもよいでしょう。
- Where are the showers?
シャワーはどこですか?
21. 日焼けしたことを伝える
- I think I got sunburned.
日焼けしちゃったみたい。
get sunburnedは、肌が赤くなったり痛くなったりするような「日焼けをする」ことを表します。
単に肌を小麦色に焼くことを表すget a tanとは意味が異なります。
- I got a nice tan.
いい感じに肌が焼けた。
22. 海で楽しく過ごせたことを伝える
- I had a great time at the beach.
海でとても楽しく過ごせたよ。
have a great timeは「とても楽しい時間を過ごす」という意味です。海から帰るときや、一緒に出掛けた相手にお礼を伝えるときに使えます。
- Thanks for inviting me. I had a great time.
誘ってくれてありがとう。とても楽しかったよ。
海で使える英語表現を声に出して覚えよう
「海に行く」はgo to the beach、「泳ぎに行く」はgo for a swimのように、日本語の「海」を常にseaやoceanに置き換えるわけではありません。まずは、場面ごとにまとまったフレーズとして覚えることが大切です。
また、The current is strong.やGet a lifeguard!など、安全に関わる表現は、短くはっきりと伝えられるようにしておきましょう。
海へ出掛ける予定を思い浮かべながら、今回紹介した表現を実際に声に出して練習してみてください。
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