InstagramやTwitterなどのSNSを使って友人とやりとりする場合、当然「距離感」は近いはず。そんなとき、使っている英語だけは、いつまでもビジネスのように堅苦しかったり、丁寧過ぎたりすると、「まだあまり仲よくなれていないのかな・・・?」と相手に勘違いさせてしまうかもしれません。今回は、「距離感近め」な友人とのやりとりに気軽に使えるフレーズをご紹介します。
投稿に合わせたシーン別英語フレーズを紹介
Instagramなどに投稿される写真は、日常生活に関するものや、買い物、どこかへ出掛けた記録などさまざまです。シーン別に、投稿で使える英語表現を紹介します。
絶景!お出掛け写真に使えるフレーズ
新型コロナウイルスの影響は依然としてあり、まだ「旅行するぞ!」という気分にはなれないかもしれませんが、その分、SNSでは「行ったつもり」になってこれまでに旅した場所の写真を投稿する人も増えています。
そんなときに使えるフレーズがこちら。
Where’d you go?
それ、どこ?
where'dはwhere didの短縮形です。話し言葉で使う際には、ほとんどの人がこのように短く発話しています。Instagramなどのカジュアルな場では、書き言葉でも短縮形を使う人が多いようです。
I wanna go too!
私も行ってみたい!
wannaはwant toの短縮形です。
Where’s my souvenir? LOL
で、お土産は?笑。
こんな感じでまた、旅行の話をして笑い合える時間が戻ってくるといいですね!
ECで?お店で?お買い物写真に対するフレーズ
最近は買い物をする際にも、実店舗に出向く以外にもECショップ(electronic commerce、オンラインショップのこと)での購入も増えてきました。
買ったものはつい写真を撮って記録したくなる、という人も多いでしょう。友人が何かを買ったと投稿していたら、こういったフレーズでコメントをしてみてはいかがでしょうか。
You have such amazing taste!
センスいいね!
よく写真を投稿している人に対してであれば、alwaysを加えると以下のようなニュアンスも付け加えられます。
You always have such amazing taste!
相変わらずセンスいいね!
自分も同じものが欲しいな、と思うときにはいろいろと質問してみましょう。
I want that too!
私も欲しい!
Where’d you buy that?
どこで買ったの?
Does it come in other colors?
色違いある?
How’s the fit?
サイズ感が知りたい!
ただし、聞き過ぎには注意してくださいね。
Bring that next time we go out!
今度一緒に出掛けるとき、持ってきて!
実物が見てみたいときには、こういったお願いをしてみるのもいいかもしれません。
それについてもっと教えて!と言いたいときのフレーズ
写真や短文でさくっと近況を投稿できるのがSNSのいいところです。誰かが投稿している内容が自分にとって初耳なときには以下のようにコメントしてみることもできます。
I didn’t know that!
初めて知った!
What is that? I’m intrigued!
何それ、すごい気になる!
I'm intriguedはとても興味があるときなどに使います。もっと簡単に表現するならI wanna know!などでも同じような意味になりますが、あえてI'm intriguedとすると、遊び心なども表現できます。
Gimme the deets!
詳しく教えて!
GimmeはGive meを短縮した形です。親しい友達同士の間柄などで使いましょう。deetsはスラングでdetailsを示します。この語は単体で使われることはあまり多くなく、gimme the deetsのようにセットで登場するのが一般的です。
If you recommend it, I gotta see it!
あなたのおすすめなら、見てみなきゃ!
こんな言葉も付け加えると、投稿した人もきっとうれしいはずです。
久しぶりにやりとりするときに使えるフレーズ
外出自粛期間中、Zoomでの飲み会が流行しましたが、その発展として「Zoom同窓会」を行ったという話もよく聞かれました。そういった場や、久しぶりに投稿を見た友人に対して使える表現をご紹介します。
How’ve you been?
元気してた?
What’ve you been up to lately?
最近どうしてたの?
Anything new?
何か変わったことあった?
Wow! Long time no see!
わ、めっちゃ久しぶりだね!
Let’s hang out soon!
今度会おうよ!
I’ll DM you later!
あとでDMするね!
DMはdirect messageの略で、本来は名詞ですが、このように最近では動詞として使うこともできます。
Did we already exchange LINE accounts?
あれ、LINE交換してたっけ?
しばらく話をしていなかった人と交流が再開することもあります。そんなときには連絡先の確認などもできるといいですね。
よく話す友達との会話に使えるフレーズ
逆に頻繁にやりとりをしているような友達の場合、投稿や会話の中で、よく聞く話やなじみのある顔ぶれ、場所などに気付くこともあるでしょう。そういったときなどに使えるフレーズがこちら。
Ha-ha! That again?
出た、またその話!(笑)
You’re really into that, huh?
本当にハマってるんだね。
I’m always following your posts!
いつも投稿見てるよ!
Love you guys!
みんな大好き!
知っておくと便利な略語
日本語の「(笑)」にあたるのが「LOL(=laugh out loud)」だと聞いたことのある方もいるでしょう。英語にはほかにも数文字のアルファベットに短縮する言葉があります。
SNSでは特に、短く表現できる短縮語は便利です。代表的なものを覚えておきましょう。
ROFL (=rolling on the floor laughing)
(爆笑)
LMK(=let me know)
教えて
IKR(=I know, right?)
でしょ?
NVM(=never mind)
なんでもない
このNVMは何かを言いかけてやっぱりやめたとき、あるいは相手に質問したものの、その返事を聞く前に自分で答えがわかったときなどにも使えます。
A: What time were we meeting at the restaurant tonight?
B: Oh! Let me check.
A: NVM! I found the reservation email.A: 今晩、何時にレストラン集合だったっけ?
B: あぁ!確認するね。
A: なんでもないや!予約のメールを見つけた。
まずは使ってみよう!
今回は「距離感が近め」なときに使えるカジュアルな英語フレーズをいくつかご紹介しました。使えそうなフレーズはありましたか?
自分が使ってみる以外にも、ネイティブスピーカー同士のやりとりなどを見ていると、投稿やコメント内で似たような表現をすぐに見つけられると思います。
使い方の実例を見て、ニュアンスなどをマスターしてください。感覚がつかめてきたら、自分でも英語でコメントしてみてはいかがでしょうか。
友達の距離感なら多少の失敗も笑って済ませることができるはずです。身近なところから英語での会話にチャレンジしてみてくださいね!
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トップ画像:Unsplash
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