WBC「侍ジャパン」が3大会ぶり3度目の優勝!MVPの大谷翔平選手は海外メディアに何を語った?
ロイター

「ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)2023」の決勝戦で、日本代表「侍ジャパン」はアメリカ代表と対戦。見事14年ぶりの世界一へと返り咲きました!大谷選手への米メディアのインタビューを紹介します!

「ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)2023」の決勝戦が日本時間22日、米フロリダ州マイアミにあるローンデポ・パークで行われました。野球日本代表「侍ジャパン」はアメリカ代表と対戦。見事14年ぶりの世界一へと返り咲きました!

1点差でもつれ込んだ最終回、米大リーグ、エンゼルスの大谷翔平選手は、同僚にあたるマイク・トラウト選手と対戦。結果は、大谷選手がトラウト選手を見事三振に抑え、ゲームセット。1点のリードを守った日本は、3-2でアメリカに勝利し、3大会ぶり3度目の優勝を勝ち取りました。

大谷選手は、今大会のMVP(最優秀選手)を獲得。大会史上初の「二刀流」で出場し、投手では2勝1セーブ、打者では23打数10安打、打率.435、1本塁打、8打点という素晴らしい結果を残しました。

そんな大谷選手が、試合終了後に米メディアのインタビューに応えているのが次の動画です。2021年に、大谷選手の所属する大リーグ・エンゼルスから、球団が独自に選出した賞「MVI」(最優秀通訳)が贈られたことでも話題になった、水原一平さんの通訳とともに見ていきましょう!

Interviewer: Joe, thank you … Shohei. Mike Trout.

大谷選手:Yep.

Interviewer: Your teammate. What was the plan against him in the final at-bat? The plan.

水原通訳:トラウト選手との最終打席の対戦はどうでしたか?

大谷選手:打たれても、抑えても、悔いの残らないような球を投げたいなと思っていたので、まぁ素晴らしいバッターですし、なんとか抑えれて良かったんじゃないかなと思います。

水原通訳:Whether I got him out or if he got a hit off me, I don't want to make any regrets. I just wanna make my best pitch.

Interviewer: It's been a long time since you closed the game. 2016. What was it like coming in again in the ninth?

水原通訳:2016年以来のクローザーでしたが、どうでしたか?

大谷選手:まぁ一度経験しているので、それが大きかったなと思いますし、その経験がやっぱりこう、準備の仕方だったりとか、全然いけるんだという、そういう気持ちにさせてくれたと思います。

水原通訳:Yeah, that experience was huge for me. This wasn't my first time, like you said, so I knew how to prepare for it – even though it was, like, five, six years ago. But that experience really helped out this time around.

Interviewer: Shohei, you ran out to the bullpen a few times. Was the plan always to close the game?

水原通訳:ブルペンに何度か行っていましたけど、どういう気持ちで最後戻ってきたんですか?

大谷選手:まぁ最後、打席が回らなかったので、そこらへんがまず良かったのと、最後のリプレイ検証もね、ゆっくり歩いてくることができたので、すべての運が良かったかなと思います。

水原通訳:Luckily, uh, my spot in the lineup didn’t come up that inning. And also that replay, that gave me time to kind of walk slowly to the mound, so that was great.

Interviewer: Shohei, a lot of players dream of a moment like this. A lot of players have said this is the best experience they've had in baseball. How would you describe it? How would you rank it?

水原通訳:いろんな選手が、WBCは野球人生で一番楽しい大会だと言ってましたけど、翔平はどう思いますか?

大谷選手:まぁ、国を代表して戦うという誇らしさもそうですし、本当に、自分のチームの、自分の国のね、トップの選手たちとやるというのは、また各国の素晴らしい選手たちとやるっていうのは、本当に素晴らしい経験だったと思います。

水原通訳:It's just a different experience, um, with that, uh, representing your country and facing all the guys that represent their own countries. There’s a little different intensity there, so … It was great.

Interviewer: Shohei, congratulations!

大谷選手:Thank you.

Interviewer: Thank you very much. Great to see you.

また、SNSでも大谷選手の活躍は話題に。試合終了後の日本時間11時46分には米ツイッターのトレンドランキングで「Ohtani」が1位となりました。

ENGLISH JOURNAL ONLINE編集部
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