動画を見たり、読書をしたり、外出せずに楽しく過ごす工夫が必要な昨今。なんと、スマートフォンを使うだけで家にいながらにして「動物園気分」を味わうことができるサービスがあるのをご存じでしょうか。
家の中でパンダに会おう
「家の中でパンダやペンギンを飼ってみたい」
動物園を訪れた帰り道や、テレビでドキュメンタリー番組を見た後など、動物たちのあまりの愛くるしさにこんな思いを感じたことはありませんか。
しかし、実際には一般家庭での飼育が禁止されている動物も多く、飼えたとしても、彼らに快適な環境を維持してあげるのは大変なことかもしれません。
それでも、動物に心癒やされたい。
そんなあなたに朗報です。
9to5google.comなんと、Google検索を使って、動物をAR(拡張現実)で表示できるというのです。
このサービス自体は2019年夏頃から導入されていましたが、外出を自粛するムードが世界中で高まる今、室内での新たな楽しみの一つとして再注目を浴びています。
「 Bring Virtual Animals into Your Home With This Google Feature 」と題された、記事の一部を見てみましょう。
Right now, if you search for certain animals on Google using your phone, you’ll see the option to “ View in 3D.”筆者もさっそく試してみたところ、本当にパンダを見ることができました。さらにさまざまな動物で試してみたところ、タコ、アライグマなども表示されました。スワイプすると角度も変わり、パンダのしっぽをじっくりと眺めることもできます。今なら、スマートフォンを使ってGoogleで特定の動物を検索すると、「3Dで表示」というオプションが表示されます。
また、この3D表示には、驚きの機能があるそうです。
On the top of your screen, you’ll see the option to toggle between “ object ” and “AR” ( which stands for augmented reality). Tap “AR” and, by accessing your camera, Google will place the animal in your real-life space.こちらの機能については、使用できる機種に制限があり、残念ながら筆者のスマートフォンでは確認できませんでした。しかし、編集部で実験してみたところ、見事にオフィスにチーターが現れました!画面の上部に「 object 」と「AR」(拡張現実を意味しています)の切り替えオプションが表示されます。「AR」をタップし、カメラを起動すると、Googleがあなたの現実世界の空間に動物を配置してくれます。
気分はまさにサファリパークです。
どんな動物に出会える?
先ほどの記事では、3D表示に対応している動物の種類なども紹介しています。日本語での検索も可能ですが、せっかくの機会に英語でさまざまな動物の名前を調べて、表示されるか試してみるのもおもしろいかもしれません。
テクノロジーの発達とともに、室内でもできることが増えてきました。外出自粛の時期だけでなく、天気が悪い日などにも工夫次第で楽しく過ごせそうですね。
9to5google.com文:江頭茉里
書籍・雑誌を経て、ウェブの世界へやってきた編集者。熱しやすく、冷めにくい。好きなもの・趣味が多過ぎるのが悩み。「ストレス解消」と称して洋服を買いがち。