「目標スコアを達成するにはどのくらい語彙を増やせばいいのだろう」
「自分に合った単語帳や問題集でスコアを効率的に上げたい」
このような悩みを抱えていませんか?
TOEICでより高いスコアを出すためには、語彙力の向上が欠かせません。目標スコア取得に必要な語彙数を知って、効率よく勉強しましょう。
効率的なスコアアップにはSantaアルクがおすすめです!
TOEICに特化した英単語を収録しており、AIがあなたのレベルにあった英単語を出題してくれるので、効率よく語彙力を増やせます。音声や単語を使った例文も確認できるので、リスニング・リーディングを網羅した学習が可能です。
目次
TOEICで求められる語彙力
TOEICはリーディングやリスニング、文法などさまざまな英語力を総合的に測る試験ですが、語彙力はどの問題を解くにも必須です。目標スコア取得に必要な語彙力を知り、テストで力を発揮できるように今から対策しましょう。
ここではTOEICのスコアアップに必要な語彙力に関して、以下のポイントを解説します。
- TOEICで求められる語彙力とは?
- 各スコア帯における必要語彙数
TOEICで求められる語彙力とは?
TOEICはリーディングとリスニングの二つセクションがあるため、そちらに意識が向いていて、語彙力を強化するのは後回しにしている人もいるかもしれません。しかし、語彙力がなければスコアを伸ばすのは至難の業でしょう。
そもそも出題される語彙が理解できなければ、問題の意味を理解することも、解答することもできません。テストは英文のみで構成されているため、語彙に強ければ強いほどハイスコアを狙えるでしょう。
目標スコアにもよりますが、語彙を増やすのには多くの時間がかかります。早いうちからこつこつ覚えて語彙力を強化しましょう。
目標スコアを決める前に、自分の実力を確認しましょう!レベルチェックについて、以下の記事で詳しく解説しています。
目標スコア取得のために必要な語彙数
一般的に、TOEICのスコア取得に必要な語彙数は、600点で約5000語、800点で約8500語、900点で約1万語といわれています。これを見て、とても多いと感じる人が多いかもしれません。
ですが、実は私たちは高校を卒業するまでに、学校で3000~5000語に触れており、必要な単語を全て一から覚える必要はありません。安心してください。
ちなみに、TOEICを運営する国際ビジネスコミュニケーション協会は、各スコア取得に必要な単語数を公開しておらず、実際にどのくらいの語彙が必要なのかは分かりません。目安の単語数を覚えていなくても、目標スコアを達成できる可能性もあります。
とはいえ、実力を最大限に発揮するためにも、できるだけ語彙を増やしておくのが賢明です。自分はどのくらい語彙が足りていないのかを確認し、計画的に覚えていきましょう。
参考:文部科学省「高等学校学習指導要領(平成30年告示)解説 外国語編 英語編」
600点取得に必要な語彙力と学習法
TOEIC600点取得のためには5000語程度覚える必要があります。現時点での自分の実力に合った単語集や参考書で学ぶことが、結果につながるでしょう。
ここでは600点取得に必要な語彙力と勉強法について、以下の二つの観点から解説します。
- 600点はどんなレベル
- 600点取得のためのおすすめ参考書
600点はどんなレベル
TOEIC600点は、英検だと2級に相当するレベルです。学校英語で考えると高校卒業レベルに当たります。
近年グローバル化が進み、各企業で社員の英語力が重視されるようになりました。英語力を測る基準として、一定のTOEICスコアを採用条件にする企業も増えつつあり、一般的に履歴書に書いて評価されるのは600点からといわれます。600点が取得できれば、英語力が評価されるでしょう。
600点取得に向けた勉強法について、以下の記事で詳しく解説しています。
600点取得のためのおすすめ参考書
600点を目指す人におすすめのTOEIC対策の単語集を2冊紹介します。600点を取るために作られたものを選びましたので、ぜひ使いやすい方を選んでみてください。
1冊目は、スコアに直結する単語だけ覚えられる「新装版TOEICテストスーパー英単語」です。各単語が重要度で5段階に格付けされており、関連語を含めて3000語を出る順で学べます。必要な語句だけ、優先度の高いものから覚えられるので、目標スコアが変わっても本書は使い続けられるでしょう。
2冊目は、TOEIC初心者でも無理なく覚えられる「世界一わかりやすい TOEICテストの英単語」です。すべての見出し語にそのイメージや使い方などのコメントがついていて、これがきっかけとなり単語が記憶に定着します。「普通の単語集では頭に入ってこない」という人におすすめです。
800点取得に必要な語彙力と学習法
TOEIC800点は、難なく英語でコミュニケーションが取れる力があるとされるスコアです。知っておくべき単語数は約8500語で、ビジネスシーンでのみ使われるような専門的な単語まで押さえる必要があります。中級者以上向けの単語帳や参考書を使って、語彙を増やしましょう。
ここでは800点取得に必要な語彙力と勉強法について、以下の二つの観点から解説します。
・800点はどんなレベル
・800点取得のためのおすすめ参考書
800点はどんなレベル
TOEIC800点は、英検では準1級に相当します。学校英語では大学中級程度に当たり、取得するのが難しいスコアです。
800点を取得していれば、グローバル企業や外資系企業など、ビジネスシーンで英語を多用する会社への就職や転職に有利でしょう。それ以外の企業でも海外赴任や海外事業部への異動など、英語力を生かせるポストに就けるチャンスがあるかもしれません。
参考:各級の目安 | 英検 | 公益財団法人 日本英語検定協会
資料7 英語の資格・検定試験に関する基礎資料
800点取得を目指す方は、以下の記事も参考にしてみてください。
800点取得のためのおすすめ参考書
800点を取るためには、約8500語を覚えておく必要があります。ここでは、TOEIC中級者~上級者におすすめしたい単語集を2冊紹介します。ひと味違う単語帳を使ってみたい人はぜひ参考にしてください。
1冊目は大人気「キクタン」シリーズの中から、800点レベルの単語を集めた「キクタンTOEIC(R) L&Rテスト SCORE 800」です。その名の通り英単語を「聞いて覚える」単語帳で、学習は1回2分と短時間で完結、音声を聞きながら効率よく単語が学べます。
2冊目は、パート別の頻出単語だけを収録した「TOEIC英単語 出るのはこれ!」です。TOEICのパートごとに単語がまとめられているため、苦手なパートから集中的に覚えられます。スコアが伸びないパートがはっきりしている人におすすめです。
900点取得に必要な語彙力と学習法
TOEIC900点は、日常生活や会社の業務で、英語でコミュニケーションができる英語力といえます。覚えるべき単語数は1万語程度とされており、幅広く高度な知識を身に付ける必要があります。模試や問題集で出てきた語句や情報はすべて覚えるくらいの気持ちで、徹底した対策をしましょう。
ここでは900点取得に必要な語彙力と勉強法について、以下の二つの観点から解説します。
- 900点はどんなレベル
- 900点取得のためのおすすめ参考書
900点はどんなレベル
TOEIC900点は、英検だと準1級~1級に相当するレベルです。高い英語力があることを示せるスコアです。
900点を取得できれば、英語で業務をすることも可能です。将来的に、海外赴任や出張などを任されたり、国際的に活躍する業務に就いたりする可能性も出てきます。
900点以上を目指す方は以下の記事も参考にしてみてください。
900点取得のためのおすすめ参考書
900点を取りたい人向けに、TOEIC上級者にぴったりの単語集を2冊紹介します。どちらもハイレベルなので、語彙を増やしたい人は手元の単語帳にプラスして使ってみてください。
1冊目は、TOEIC学習者はもちろん、ネイティブ・スピーカーのレベルを目指す人にもぴったりの「改訂版 究極の英単語Vol. 4」です。こちらは「究極の英単語」シリーズの1冊で、シリーズ全体で約1万2000語が習得できます。TOEICにとどまらない、ハイレベルな英語力を付けたい人は、ぜひ使ってみてください。
2冊目は、TOEICを13年以上受験し続けたTOEIC研究家が単語を厳選した「TOEIC L&R TEST 超上級単語特急 暗黒のフレーズ」です。まだTOEICに出題されていないが、今後出る可能性が高い単語まで収録されているのが、本書のユニークな点です。他の単語集ですでに他の単語集で学習した人におすすめです。
アプリの活用
なかなかまとまった勉強時間が取れない人は、スキマ時間を活用しましょう。短時間で効率よく勉強するなら、アプリがおすすめです。
ここでは、TOEICでハイスコアを目指す人におすすめのアプリを3つ紹介します。語彙力を身に付けられるものばかりですので、ぜひチェックしてみてください。
- 「Santaアルク」
- 「abceed」
- 「トレーニングTOEIC test」
AIが学習メニューを組んでくれる「Santaアルク」
「Santaアルク」は、TOEIC対策アプリです。「キクタン」シリーズなどの英語教材を出版しているアルクが提供しています。
このアプリの最大の特徴は、精度の高いAIを活用した効率のよい学習が可能なことです。AIスコア診断を基に、1人1人に適したレッスンが提案されます。学習が終わったら、再度スコア診断を受けるのを繰り返すことで、効率的にスコアアップが狙えます。
忙しいと自分で学習メニューや教材を選ぶのが難しい人もいるでしょう。そういう人は、「Santaアルク」を使うと、簡単に自分に合ったTOEIC対策ができるので、おすすめです。
さまざまな英語教材に対応した「abceed」
「abceed」は、教材や英会話、ニュースやドラマなど、バラエティー豊かなコンテンツで英語が学べるアプリです。「TOEIC公式問題集」や「TOEIC L&R TEST 出る単特急 金のフレーズ」などの、人気TOEIC対策教材をアプリで学習することもでき、テキストを持ち歩く必要がありません。
英会話機能やシャドーイング、ディクテーションなどのトレーニングができる機能もあり、このアプリ一つでさまざまな英語力を伸ばせるでしょう。TOEIC対策以外の英語学習もしたい人は、ぜひ使ってみてください。
無料なのにしっかり対策ができる「トレーニングTOEIC test」
「トレーニングTOEIC test」は、完全無料で充実したTOEIC対策ができるアプリです。新形式に対応しており、リスニングが500問、リーディングが383問の合計883問もの問題が収録されています。
このアプリのおすすめポイントは、目標スコア別の単語問題があるところです。自分の目標スコアに合ったレベルの単語だけを選んで勉強でき、効率よく必要な単語を身に付けられます。無料で質の高いTOEIC対策がしたい人にはうってつけのアプリです。
まとめ
この記事では、TOEICで必要な語彙力や、語彙を効率よく学べる参考書・アプリについて解説しました。
TOEICを受けるに当たって、問題の英語の意味が分からなければ、解答はできません。そのため、スコアを上げるには、まず語彙力を強化することが効果的です。
目標スコアを達成するのに、あとどのくらい語彙を増やす必要があるのかを確認して、参考書やアプリを活用して、計画的に学習してください。
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