TOEICのレベルチェックを行って現状把握!おすすめの診断ツールを紹介

TOEICの目標スコアを決める際、まずは現状のスコアを把握することが大事です。目標と現状の差分を認識することで、適切な学習計画をたてられるためです。また、定期的なレベルチェックは、学習のモチベーション維持にも役立ちます。
しかし、TOEICを初めて受ける方や経験が少ない方は、どうやってレベルチェックすればいいかわからない方が多いでしょう。
そこで本記事では、TOEICのレベルチェックを行う方法について詳しく解説しています。おすすめのツールも紹介しているため、参考にしてみてください。

記事を読めば、レベルチェックの方法が理解でき、適切な目標スコアを決められるようになるでしょう。

『Santa アルク』では、AIによる精度95%のTOEICスコア診断が可能です。目標スコアとの差分が明確になるため、効率よく学習をスタートできます。12問の診断テストは約3分で完了するので、ぜひ一度お試しください。

無料でTOEICのレベルチェックができるおすすめツール4選

TOEICのレベルチェックを実施するには、主に以下の3つの方法があります。

  • 【アプリ】Santa アルク
  • Webサイト
  • 【書籍】TOEIC L&R公式問題集

それぞれの方法について、詳しく解説します。

【アプリ】Santa アルク

今回は、アルクが運営する『Santa アルク』でのレベルチェックを紹介します。Santa アルクなら3分程度のテストで、AIによる精度95%のスコア診断が受けられるため、現在の実力を正確に測定できます。

また、Santa アルクはWebサイトでもレベルチェックを受けられるため、ぜひ試してみてください。

その他にも、Santa アルクには以下のメリットがあります。

  • TOEICに特化した単語の問題が収録されている
  • AIが効率的な学習ルートを提案してくれる
  • 「Santa Tutor」で英語に関する質問ができる
  • 無料でも学習できる
  • 点数アップの実績が多数ある

AIによる苦手分野の分析や最適な学習ルートの提供など、アプリならではの効率的な学習が可能です。

TOEICのレベルチェックを受けてみたい方は、Santa アルクでTOEIC対策も合わせて実施してみてください。

Webサイト

Webサイトでのレベルチェックも可能で、おすすめのサイトは「Weblio語彙力診断テスト」と「オンラインTOEIC®模試 e-test」です。

Weblio語彙力診断テスト

Weblio語彙力診断テストは、約2分半の単語テストでTOEICの推定スコアがわかるサイトです。

単語を4択から選ぶ形式で、各問題には10秒の時間制限がかけられています。解答履歴を確認できるため、復習できる点がメリットです。

短時間でレベルチェックができるので、忙しくてなかなか時間が確保できない方にもおすすめです。

オンラインTOEIC®模試 e-test

オンラインTOEIC®模試 e-testは、オンラインで受けられるTOEICの模擬試験です。すべての問題に挑戦するためには2,200円(税込)が必要ですが、無料でもレベルチェックを受けられます。

無料の場合は、パート1〜7の問題形式から数問が出題されるテストと、語彙と文法に特化したテストが受けられます。どちらも540点レベルの問題が出題され、数分で完了するため、手軽に受けられる点がメリットです。

有料版の場合は、540点レベルよりも高難易度のテストが受けられたり、高得点を取得すればサイトのランキングに掲載されたりします。

「ランキングに挑戦してみたい」「難易度の高いレベルチェックテストを受けてみたい」という方は、有料版を検討してみましょう。

【書籍】TOEIC L&R公式問題集

TOEICの公式問題集では、TOEICを運営するIIBC(国際ビジネスコミュニケーション協会)が作成した模擬試験を2回分(計400問)受けられます。

問題は本番と同じ構成(パート1〜7)で、難易度も実際と同程度に調整されています。テストは付属しているマークシートで実施できるため、より本番に近い感覚でテストができる点がメリットです。

問題集にはTOEICスコア換算表が用意されており、問題集の正答率から推定スコアを割り出せます。TOEICスコアの採点方法は公表されていませんが、公式が用意している問題とスコア換算表を使用できるため、信ぴょう性が高いです。

本番に近い問題で学習を行いつつ、公式が用意したレベルチェックを実施したい方は、公式問題集がおすすめです。

TOEICのレベルチェックが必要な理由

TOEICのレベルチェックが必要な理由は、以下の3つです。

  • 実力に合った単語帳やアプリを選べる
  • 適切な学習計画を立てられる
  • モチベーションを維持しやすくなる

3つのメリットを理解して、効果的にレベルチェックを行いましょう。

実力に合った単語帳やアプリを選べる

レベルチェックで現在の英語力を把握できれば、自分の実力に合った単語帳やアプリを選ぶ際の基準になります。

たとえば、レベルチェックの結果が400〜500点だった場合、初歩的な単語や頻出単語を学べる単語帳やアプリが適しています。一方、800〜900点だった方は、頻出単語以外も解説されている単語帳やアプリを選ぶとよいでしょう。

自分のレベルに合った単語帳やアプリを知りたい方は、以下の記事を参考にしてみてください。

適切な学習計画を立てられる

TOEICのレベルチェックを実施すると、適切な学習計画を立てられるようになります。現状の推定スコアと目標スコアの差がわかれば、必要な学習期間や1日あたりの学習時間を見積もれて、現実的な学習スケジュールを作成できるのです。

たとえば、目標スコアに大きな差がある場合は、長期的な計画を立て、毎日の学習時間を増やす必要があるでしょう。一方で、目標に近いスコアであれば、特定の分野に焦点を当てた短期集中型の学習が適している場合もあります。

レベルチェックから効率的な計画を立てて、目標達成に向けた学習をスムーズに進めましょう。

モチベーションを維持しやすくなる

TOEICのレベルチェックを定期的に実施すると、学習のモチベーションを維持するのに役立ちます。自分の進捗度を可視化できれば、目標に向かって確実に進んでいるという実感を得られるためです。

レベルチェックの結果がよければ、達成感や自信につながり、学習への意欲をさらに高めます。一方で、期待したほどの結果が得られなかった場合でも、苦手分野を把握できるため、改善のための具体的な目標を立てるきっかけになります。

学習は一朝一夕には成果が出ないため、自分の成長を定期的に確認して、継続するためのモチベーションを高める工夫をしましょう。

TOEICのレベルチェック結果から現在地を知ろう

TOEICのレベルチェック結果がわかったら、自分の英語力は言語化するとどのようなレベルなのか、全体的にどのポジションにいるのかも把握できます。

本章では、公式が発表しているスコアと英語力の関係、全体のスコア分布を紹介します。

公式発表されているスコア別英語力

TOEICを運営するIIBC(際ビジネスコミュニケーション協会)が作成した指標によると、スコアに対する英語力は以下のように定められています。

TOEIC スコア英語力
860点専門家に対しても十分な英会話が可能。語彙・文法・構文を正確に把握し、流暢に会話ができる。
730点どんな状況でも適切なコミュニケーションを行える。日常会話はほぼ理解でき、業務でも大きな支障はない。
470点日常会話であれば要点を把握して対応できる。複雑な場面での対応や意思疎通が難しい。
220点ゆっくり話してもらうか、繰り返しや言い返してもらうことで会話できる。

参考:PROFICIENCY SCALE

目標とするスコアと英語力の関係を確認して、具体的にどのくらいのレベルを目指すかイメージしてみましょう。

【2023年12月最新】TOEICのスコア分布

2023年12月現在のTOEICスコア分布(構成比)を、以下のグラフで示します。

参考:公開テスト 平均スコア・スコア分布 一覧

履歴書にかける基準の点数と言われている600点と、平均スコアはほぼ同じです。TOEICを就職や転職に活かしたい方は、まず600点を目指してみましょう。

800点から先の割合が大きく下がっており、800〜900点の難易度の高さをうかがえます。大手日系企業や外資系企業などはハイスコアがアドバンテージになるケースがあるため、志望する就職先によっては、上位5%以下の800〜900点を狙ってみましょう。


TOEICの目標スコアの決め方

レベルチェックで自分の現在地がわかったら、目標スコアを決めましょう。目標スコアの決め方としては、以下のポイントが重要です。

  • 現状と目標は離れすぎないようにする
  • 目標の期間から逆算して決める

適切な目標スコアを決めて、効のよい学習を実施しましょう。

現状と目標は離れすぎないようにする

TOEICの目標スコア設定においては、現状のスコアと目標スコアが離れすぎないようにしましょう。

たとえば、現在のスコアが450点の場合、いきなり800点を目指すよりも、まずは600点を中間目標として設定するのがおすすめです。600点を達成後、徐々に目標スコアを上げていく方が、現実的であるためです。

また、目標が遠すぎると、達成するまでの道のりが長く感じられ、途中で挫折する可能性が高まります。一方で、短期間で達成可能な目標を設定することで、小さな成功体験を積めるため、次のステップへの自信となります。

モチベーション維持のためにも、目標は段階に設定するようにしましょう。

目標の期間から逆算して決める

TOEICの目標スコアを設定する際には、取得するまでの期間から逆算しましょう。期間から目標スコアを考えることで、無理のない計画を立てられます。

オックスフォード大学の研究によって、現在のスコアから目標スコアまでの学習時間が統計的に算出されています。

参考:A Teacher’s Guide to TOEIC® Listening and Reading Test Preparing Your Students for Success

たとえば、以下の条件で目標スコアを決めてみましょう。

  • TOEICの試験が6ヶ月先
  • 現在の点数は450点
  • 1日に2時間の勉強時間が確保可能
  • 学習時間は上記の表を参考

6ヶ月で1日2時間勉強すると約360時間であるため、上記の表から550点〜650点が目標として現実的だと判断できます。

数字はあくまで統計的な数値ですが、目標スコアを決める際の参考にしてみてください。


TOEICのスコアを上げる効率的な勉強法

TOEICの学習を効率化させるために、以下の3つのポイントを意識しましょう。

  • TOEICに特化した対策を行う
  • 過去問を解く
  • スキマ時間を有効活用する

目標スコア達成のために、上記の効率的な学習を実施してみてください。

TOEICに特化した対策を行う

TOEICのスコアを効率よく上げるためには、TOEICに特化した英語学習を行いましょう。

TOEICは毎回決まった問題形式で出題され、頻出する単語やフレーズが存在します。そのため、TOEICの問題形式に沿った問題集で学習したり、頻出単語が記載されている単語帳を選んだりすることで、効率的な学習が可能です。

TOEICに特化した学習を実施するには、専用に作られた単語帳やアプリを選びましょう。とくにスマホアプリであれば、苦手分野を重点的に学習できたり、音声学習でリスニング能力を向上させたりできます。TOEICの学習を効率的に行いたい方には、アプリの活用がおすすめです。

TOEICに特化した学習を意識して、無駄なく効率的に目標スコアを目指しましょう。

過去問を解く

TOEICでは時間不足で問題を解ききれないケースが多いため、英語力だけでなく時間の使い方も重要です。過去問を解くと、問題のパターンや各パートの時間管理に慣れるため、スコア向上につながります。

特定のパートに特化した問題集を使っても時間管理を学べますが、過去問を使うと本番と同じ条件で練習できるため、より実践的な学習が可能です。

過去問を利用して、効果的な時間配分の感覚を身につけましょう。

スキマ時間を有効活用する

TOEICの学習において、スキマ時間の活用はスコアに大きく関わります。忙しい日常生活の中でも、通勤時間や休憩時間、待ち時間などの隙間を見つけて学習すれば、効率的なスコアアップが可能です。

実際、英語活用実態調査2019によれば、800点以上のスコアをもつ人は、そうでない人と比べてスキマ時間の学習時間が長いという統計結果が公表されています。

参考:英語活用実態調査2019(企業・団体)

スキマ時間の活用は、スマホアプリや単語帳が適しています。常に単語帳を持ち歩くのが難しい方は、スマホアプリでの学習がおすすめです。

スキマ時間を有効活用して目標スコアを達成し、就職・転職などを成功させましょう。


TOEICのレベルチェックを行って効率よく学習に取り組もう

TOEICのレベルチェックは、現実的な計画を立てたり、モチベーションを維持したりするために有効な手段です。

レベルチェックを実施して目標を立てたら、本記事で紹介した効率的な勉強方法を行って、目標スコアを目指しましょう。

学習ツールとしては、スキマ時間を有効活用できるスマホアプリがおすすめです。

『Santa アルク』では3分で精度95%のレベルチェックが可能です。さらに、レベルチェック後は、AIを活用して最適な学習ルートを提供したり、苦手分野を分析したりできるため、効率的な学習を行えます。目標スコアを少しでも早く達成するために、Santa アルクをぜひご検討ください。

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