連載「パワフル英語表現100」の第6回。ネイティブがよく使う、that being said、mean no offense、first and foremostなど、おしゃれに響く表現を10個紹介します。会話や文章をさらに魅力的にしましょう。
目次
対比・制約を表す表現
対比・制約を表す表現を紹介します。
that being said
that being saidは、「とは言うものの」 という意味です。ある事柄に賛成する一方で、制約や反対の意見を述べるときに使用されます。
I like modern art but, that being said, this sculpture is rubbish.
私は現代アートが好きだが、そうは言っても、この彫刻はひどい。
one time too many
one time too manyは、「(調子に乗って)限度を超えて」という意味です。行動が度を超しているときに使用し、注意や警告を表現します。
You’ll tease that dog one time too many and it’ll bite you.
その犬をからかうのはほどほどにしないと、かみつかれるよ。
or else
or elseは、「さもないと」と言う意味です。特定の行動を取らないと、好ましくない状況や結果が待っている可能性があるという警告を表現しています。
I have to go now or else I’ll miss the train.
もう出発しないと、電車に乗り遅れる。
意図や態度を表す表現
発言者の感情や意図が明確に伝わり、相手に理解してもらいやすくなるフレーズを紹介します。
get it right
get it rightは、「うまく機能させる、正しく理解する」という意味です。何度も試行錯誤の末、物事を正しく理解し、うまく進める様子を示します。
It took many attempts before the designer finally got it right.
あらゆる試みを経て、そのデザイナーはやっとコツをつかんだ。
mean no offense
mean no offenseは、「悪気はない、怒らせるつもりはない」という意味です。自分の発言や行動が相手を傷付けるつもりがないことを表現します。
I meant no offense by my comment.
私の発言に悪気はなかったんだよ。
up in arms about ~
up in arms about ~は、「~に憤慨して」という意味で、強い感情や怒りを表します。
Robert is up in arms about having to work overtime this Saturday.
ロバートは、この土曜日に休日出勤しなくてはならないことに、憤慨している。
一致や共感を表す表現
一致や共感を表す表現を紹介します。チームやグループ内での円滑なコミュニケーションや協力を促進するのに役立ちます。
on the same page
on the same pageは、「認識が一致して、共通の理解を持って」という意味です。意見や理解が一致していて、共通の目標に向けて進むことを表現します。
Now that we’re all on the same page we can do something about it.
今、私たちの認識は一致しているので、それについて何かできるね。
take ~ on blind faith
take ~ on blind faithは、「~をやみくもに信じる、~を無条件に信頼する」という意味です。疑問を抱きながらも、何かを信じる姿勢を示す表現です。
We took her plan to open up branches across North Amerika on blind faith.
私たちは、北米全土に支店をオープンするという彼女のプランを、無条件に信じた。
重要性や期待を示す表現
重要性や優先順位、期待や希望を伝える表現を紹介します。
first and foremost
first and foremostは、「真っ先に、何よりもまず」という意味です。特定の事柄や紹介すべき順序を強調し、優先的に取り組むべきだと示します。
First and foremost, I would like to introduce our new president to everyone.
まずは、わが社の新しい社長を皆さんに紹介します。
could use ~
could use ~は、「~がほしい、~があればありがたい」という意味です。欲しいものや必要なものがある際に使用し、期待や希望を表現します。
We could use some better role models for children on our TV programs.
われわれのテレビ番組には、子どもたちにとって、もっといいお手本となる人物にいてほしい。
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