旅行やお出かけの途中で、ついついやってしまう「寄り道」。英語でどう言うのか気になりませんか?今回は、その表現と使い方について紹介します。早速見ていきましょう!
目次
「寄り道」を英語で言うと?
「寄り道」のニュアンスは、主要なルートから少し外れて何かをするという意味を含んでおり、目的地までの少し遠回りをしてどこかへ立ち寄ることを表します。この意味で、「take a side trip」は、その主要なルートから少し外れた追加の旅行や訪問を指し、他のフレーズよりも「寄り道」のニュアンスに合致していると言えるでしょう。
While we were in Paris, we decided to take a side trip to Versailles to visit the famous palace.
(パリ滞在中、私たちはベルサイユ宮殿に寄り道することにした)
ついでに立ち寄る「寄り道」を表すフレーズ
「寄り道」のニュアンスを伝える英語は他にもいろいろな形があります。ちょっとした買い物やカフェでの休憩など、日常の中でよくある「ついでに立ち寄る」瞬間を表現するフレーズを紹介します。
drop by(立ち寄る)
I'll drop by the bookstore to pick up that new novel before going home.
(家に帰る前に、本屋に立ち寄って新しい小説を買ってきます)
pop in(ちょっと寄る)
Let's pop in to that little cafe for a cup of coffee and one of their delicious pastries.
(あの小さなカフェに寄って、コーヒーとおいしいお菓子を食べましょう)
make a quick stop(ちょっと立ち寄る)
On our way to the beach, we decided to make a quick stop at that adorable ice cream shop.
(ビーチに向かう途中で、あの可愛らしいアイスクリーム屋さんにちょっと立ち寄ることにしました)
make a pit stop(ちょっと立ち寄る)
Before heading to the city, let’s make a pit stop at that lovely cafe for some coffee.
(市内に向かう前に、あのすてきなカフェに寄ってコーヒーを飲もう)
pit stop(ピットストップ)は、カーレースなどで給油やタイヤ交換のために立ち寄るという意味があります。日常生活でも「休憩」「立ち寄り」という意味で使われます。
ちょっとした迂回(うかい)をする「寄り道」を表すフレーズ
目的地までの少し遠回りをして、どこかへ立ち寄ることを表すフレーズを見ていきましょう。
take a detour(回り道をする)
We decided to take a detour and explore some small villages along the way.
(私たちは回り道をして、途中の小さな村を散策することにしました)
On our road trip, we went on a little detour to see the breathtaking view from the hilltop.
(ドライブの途中、丘の上から息をのむような絶景を見るためにちょっと遠回りしました)
on a little detourは、ちょっとした迂回をするという意味です。
The road was closed, so we had to make a brief detour and take the scenic route.
(道路が通行止めだったので、少し遠回りをして観光ルートを使わなければならなかった)
go off the beaten path(ルートから外れる)
Instead of following the main trail, we decided to go off the beaten path to see the hidden waterfall.
(メインのルートに従う代わりに、隠れた滝を見るために道を外れることにしました)
off the beaten pathは、直訳すると「お勧めのルートから外れて」という意味です。
まとめ
「寄り道」は英語でさまざまな表現が可能で、場面に応じて使い分けることができます。ちょっとした立ち寄りから、目的地からの迂回に至るまで、それぞれのニュアンスに合う表現があります。特にtake a side tripという表現は、「寄り道」の意味に非常に近いと言えるでしょう。これらの表現を覚えて、旅行や日常の中で活用することで、より豊かなコミュニケーションが楽しめることでしょう。日常のちょっとした「寄り道」から、人生の大きな「寄り道」まで、英語で表現する楽しさを感じてみてください。
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