「世間一般に言われる」「~として知られている」などの意味で使われる「いわゆる」ですが、英語ではなんと表現すればよいのでしょうか?
目次
「いわゆる」を英語で表現すると
「いわゆる」を英語で表現する方法は幾つかありますが、一般的にはso-calledという表現が使われます。
so-called
so-calledを含んだ英語の例文を紹介します。
This building is famous as a so-called ”haunted house.”
この建物は、いわゆる「幽霊屋敷」として有名です。
He is a so-called ”genius.”
彼は、いわゆる「天才」と呼ばれる人物です。
その他「いわゆる」を表す表現
so-calledの他に、「いわゆる」を表す英語表現は幾つかあります。
what is called ~
「世間で言うところの」「いわゆる」という意味です。
The phenomenon of small actions having large and unpredictable effects, or what is called ”the butterfly effect,” is what we are going to look at in today's class.
小さな行動が予測できない大きな効果をもたらす現象、いわゆる「バタフライ効果」について、今日の授業では見ていきます。
what A call ~
こちらも、「世間で言うところの」という意味です。Aの部分には、oneやwe、they、youなどが入ります。「世間(の人)」を表すoneは堅い表現、weはやや堅い表現、theyはややくだけた表現、youはくだけた表現です。「世間一般」以外にも、ある特定の団体を指して、「私たちが(彼らが、あなたたちが)言うところの」という意味でも使えます。
He is what we call a ”jack-of-all-trades and master of none.”
彼はいわゆる「器用貧乏」と言われる人です。
be referred to as ~
referは「~に言及する」「~を引用する」の意味で、be referred to as ~は「(一般に)~と呼ばれる」という意味なります。
The Eiffel Tower in Paris is sometimes referred to as ”the Iron Lady.”
パリのエッフェル塔は、時に「鉄の貴婦人」と呼ばれます。
be commonly known as ~
「一般に~として知られる」という意味です。
Mount Everest, the highest peak in the world, is in a region commonly known as the ”Roof of the World.”
世界最高峰のエベレスト山は、「世界の屋根 」として知られる地域にあります。
まとめ
「いわゆる」という表現は、特定の言葉や概念を説明する際に使われる日本語の表現です。その英語表現としては、so-calledが一般的に使われますが、近い表現にはwhat is called ~、what A call ~などもあります。本記事で紹介した例文を通じて、「いわゆる」の使い方やその英語表現について理解を深めてくださいね。
おすすめの本
英語中級者と上級者の違いは、的確で、気の利いたフレーズ力!
50余年の歴史を持つ、アルクの『月刊ENGLISH JOURNAL』(1971年創刊~2023年休刊)に掲載されたインタビューやスピーチ約300万語というビッグデータの中から、頻出する英語フレーズ300個を厳選。日常会話やemail、SNSではよく使われているのに、日本人が言えそうで言えない、こなれたフレーズを例文と英英定義と共に収載しました(全音声付き)。
選び抜いた300個を、穴埋め問題やマッチング問題を通して、「見てわかる」のレベルから「自分でも使える」ようになるまで、しっかり定着させます。上級者への壁をこの一冊で打ち破りましょう!
【トーキングマラソン】話したいなら、話すトレーニング。
語学一筋55年 アルクのキクタン英会話をベースに開発
- スマホ相手に恥ずかしさゼロの英会話
- 制限時間は6秒!瞬間発話力が鍛えられる!
- 英会話教室の【20倍】の発話量で学べる!