「花火大会」って英語でなんて言う?線香花火、ロケット花火、ねずみ花火なども紹介

梅雨が明けると花火大会の季節がやってきますね!「花火大会」って英語でなんと言うのでしょう?「線香花火」や「ねずみ花火」は?さまざまな種類の花火を英語でどう表現したらよいのか紹介します。

「花火大会」って英語でなんて言う?

ご存じの方も多いと思いますが、「花火」は英語でfireworksと言います。「花火大会」を表す表現は下のように幾つかあり、それぞれ若干のニュアンスの違いはありますが、同義で使われることが多いようです。

  • fireworks display
    日本でいう「花火大会」に一番近い表現でしょう。花火をメインとした大規模な花火大会や、公共の場で行われる花火大会を指します。

  • fireworks festival
    直訳の「花火祭り」から分かるように、花火が中心のお祭りを指します。屋台やその他のパフォーマンスが催されることもあります。

  • fireworks event
    花火が特定のイベントや祭りの一部として打ち上げられる場合を指します。他の催し物と一緒に開催されることもあります。

  • fireworks show
    一般的な花火大会も意味しますが、日本語では単に「花火」や「花火ショー」と訳すのがぴったり合う場合があります。例えば、コンサート会場やテーマパークで楽しむ花火の打ち上げを表します。

これらの表現を使った例文を紹介します。

I can’t wait to see the fireworks display at the city park tonight.
(市立公園で行われる今夜の花火大会が待ちきれない)

The annual summer festival features breathtaking fireworks displays.
(毎年開催される夏祭りでは、息をのむほど美しい花火大会が開催される)

The fireworks festival attracts thousands of visitors from all around the country every year.
(その花火大会には、全国から毎年数千人が訪れる)

The fireworks festival is the highlight of the summer season, featuring live music, food stalls, and of course, dazzling fireworks.
(花火大会は夏のハイライトで、ライブ音楽や屋台、そしてもちろんまばゆい花火が楽しめる)

I plan to wear a yukata and go to a fireworks event with my boyfriend this year.
(今年の花火大会は、浴衣を着て彼氏と一緒に行く予定だ)

Don’t miss the upcoming fireworks event at the park next weekend!
(来週末にその公園で開催される花火大会を見逃さないように!)

The grand finale of the concert was a mesmerizing fireworks show that lit up the night sky.
(そのコンサートの大トリは、夜空を照らす魅惑的な花火ショーだった)

The theme park hosts a nightly fireworks show that never fails to amaze the visitors.
(そのテーマパークでは毎晩、訪れる人々を驚かせる花火ショーが開催される)

いろいろな種類の花火、英語でなんて言う?

欧米でfireworksというと、大きなイベント(建国記念日や年越しなど)で打ち上げられる花火をイメージすることが多いようです。日本のように夏に家族で手持ち花火をする・・・という文化はあまりないようですね。

古くから花火が生活文化の一部にある日本にはたくさんの種類の花火がありますが、海外の人に伝えるときはどうしたらいいのでしょうか。調べてみるとぴったりとあてはまる固有名詞がない場合もあるので、説明する方が良い場合もありそうです。その説明例を紹介します。

手持ち花火

「手持ち花火」は英語でhandheld fireworkssparklersと言います。handheldは「手で持って操作できる」「手持ちの」という意味です。sparklerは「キラキラ輝くもの」を意味します。

線香花火

手持ち花火の一種である線香花火ですが、海外では手持ち花火と線香花火を区別することはないので、先に述べたようにhandheld fireworksやsparklers(またはJapanese sparklers)と言うようです。より詳しく線香花火について話したい場合は、下のように説明するとよいでしょう。

”Senko-hanabi” is a type of traditional Japanese firework. It looks like a thin stick made of twisted paper that's about 20 centimeters long. You hold the pointed end down and let a flame ignite the bottom. Watching senko hanabi can make you feel quiet and thoughtful, reminding you of the beauty and shortness of life.
(線香花火は、日本の伝統的な花火の一種です。紙をねじって作った細い棒のようなもので、長さは20センチほどです。先の尖った部分を下にして持ち、端に火を付けます。線香花火を見ていると、静かで思慮深い気持ちになり、命の美しさと儚さを感じます)

打上花火

花火大会で一番よく目にする打ち上げ花火は、そのままfireworksということが多いですが、手持ち花火と区別する場合はskyrocketsと言うとよいです。

ロケット花火

火を付けると垂直に上昇し、上空で破裂するロケット花火。ロケット花火はrocketsbottle rocketsと言います。打ち上げタイプの花火なので、skyrocketsと言う人も多いようです。

ねずみ花火(花車)

「花車」とも呼ばれるねずみ花火は、着火するとくるくると回転するのが特徴。英語では「回転花火」を意味するCatherine wheelpinwheelが使われることが多く、ねずみ花火と違って大きな回転花火も指します。日本のねずみ花火について話したいときは、下のように説明した方が海外の人には理解されやすいでしょう。

”Nezumi-hanabi” are fireworks that spin and shoot out sparks. When you light one and quickly throw it to the ground, it spins around really fast. The word ”nezumi” means ”mouse” in Japanese. The name ”nezumi-hanabi” comes from the way the fireworks move swiftly and unpredictably, just like a mouse.
(「ねずみ花火」は、回転しながら火花を散らす花火です。火をつけて素早く地面に投げつけると、ものすごいスピードで回転します。「ねずみ」は、日本語でmouseを意味します。花火がネズミのように素早く予測できない動きをすることから、「ねずみ花火」と呼ばれています)

水上花火

水上の船やいかだから打ち上げる水上花火は、aquatic fireworkswater fireworksと言ってよいでしょう。ただ、うまく伝わらない場合もあるので、下のように説明をした方がよいかもしれません。

“Suizyou-hanabi” are fireworks that are designed to be launched from water. They are set on a boat or raft in advance and ignited by remote control. As the name suggests, they explode above the water, forming a beautiful semi-circle over the surface of the water.
(「水上花火」とは、水上から打ち上げる花火のことです。あらかじめ船やいかだなどにセットしておき、遠隔操作で点火させます。名前の通り水上で爆発するため、水面で美しい半円を描きます)

夏に関するおすすめの記事

いかがでしたか?言葉は文化によって変わると言いますが、日本のように花火になじみのない国にはさまざまな種類の花火を意味する固有名詞がなかったり、説明しないとうまく伝わらなかったりすることが分かりました。

その他夏に読みたいおすすめの記事はこちら。

文・構成:古川(ENGLISH JOURNAL ONLINE編集部)
文:古川(ENGLISH JOURNAL編集部)

いくつになっても花火にはわくわくします。花火大会よりも夏に田舎に帰って家族でする花火が好き。

英文校正:Peter Branscombe

語彙力&フレーズ力を磨く、おすすめの本

ネイティブと渡り合える、知的で洗練された英単語力。

本書は、アルクの『月刊ENGLISH JOURNAL』(1971年創刊~2023年休刊)に掲載されたネイティブスピーカーの生のインタビューやスピーチ、約300万語のビッグデータから、使用頻度の高い英単語300個を厳選し、一冊に編んだものです。

すべての英単語は日本語訳、英英定義、例文と共に掲載、無料ダウンロード音声付きで、読んでも聞いても学べる英単語帳です。また、難易度の高い単語をしっかり定着させるため、穴埋め問題やマッチング問題、さらに構文や使用の際に気を付けるべきポイント解説も充実しています。伝えたいことが明確に伝えられる、上級者の英単語力をこの一冊で身に付けましょう!

英語中級者と上級者の違いは、的確で、気の利いたフレーズ力!

50余年の歴史を持つ、アルクの『月刊ENGLISH JOURNAL』(1971年創刊~2023年休刊)に掲載されたインタビューやスピーチ約300万語というビッグデータの中から、頻出する英語フレーズ300個を厳選。日常会話やemail、SNSではよく使われているのに、日本人が言えそうで言えない、こなれたフレーズを例文と英英定義と共に収載しました(全音声付き)。

厳選した300種類の穴埋め問題&マッチング問題を通して、「見てわかる」のレベルから「自分でも使える」ようになるまで、しっかり定着させます。上級者への壁をこの一冊で打ち破りましょう!

難関大を目指す受験生が英単語を「極限まで覚える」ための単語集

大学入試などの語彙の問題は、「知っていれば解ける、知らなければ解けない」ものがほとんど。昨今の大学入試に登場する単語は難化していると言われており、文脈からの推測や消去法では太刀打ちできない「難単語の意味を問う問題」が多数出題されています。こうした問題をモノにして、周囲に差をつけるには、「難単語を知っていること」が何よりのアドバンテージです。

SERIES連載

2024 02
NEW BOOK
おすすめ新刊
ITエンジニア本大賞2024受賞!チームを動かすIT英語実践マニュアル
詳しく見る
メルマガ登録