英語聞き流しは意味ある?忙しい人でもできるリスニング学習法&おすすめ教材まとめ

「英語の聞き流しって効果あるの?」「本当に聞くだけで上達するの?」そんな疑問を持つ方へ。この記事では、意味のある聞き流し方や、忙しい人でも実践しやすいリスニングのコツ、さらに初心者にも使いやすいおすすめの教材・アプリを紹介します。通勤中やスキマ時間でも無理なく続けられる方法を、やさしく解説しています。

英語聞き流しは意味がない?その疑問に答えます

「聞き流しだけでは意味がない」と言われることがありますが、それは一部正しいものの、必ずしも全否定する必要はありません。聞き流しが効果を発揮するかどうかは、目的と学習スタイルによって異なります。意味がないとされるのは、ただBGMのように流しているだけの状態。ですが、適切な環境で、適度な意識を持って聞くことで、英語耳を育てる第一歩になります

実際、赤ちゃんが母語を習得する過程も、最初は大量の聞き取り(インプット)から始まります。聞き流しは、語順や音のリズムに慣れるための土台づくりとして有効なのです。

近年では、第二言語習得(SLA: Second Language Acquisition)の研究でも、反復的なインプットの重要性が示されています。正しい聞き流しは、その研究結果にも合致した学習方法と言えるでしょう。

聞き流しが効果を発揮する人/しない人の特徴

【効果が出やすい人】

  • 通勤時間や家事中などに耳だけが空いている時間がある
  • 中学英語程度の文法や単語がすでに頭に入っている
  • 飽きずに繰り返し同じ音声を聞けるタイプ

【効果が出にくい人】

  • 英語初心者で、聞こえてくる音がすべて未知の単語に聞こえる
  • 注意散漫で音声に集中できない
  • 一度聞いてわからないとすぐやめてしまう

聞き流しは「ながら学習」に適した方法ですが、基礎力がまったくない段階では、聞こえる内容の意味が取れず挫折しやすい点に注意が必要です。

聞き流し学習の正しいステップ

  1. 自分のレベルに合った素材を選ぶ:ニュースよりは会話ベースの内容が◎。
  2. 耳が空いている時間を確保する:通勤、料理中、就寝前など。
  3. 1つの素材を何度も聞く:繰り返すことで、音やリズムに慣れる。
  4. 語順・リンキング・リズムに注目して聞く*:ネイティブ特有のつながりや抑揚に意識を向ける。
  5. 意味を予測しながら聞く:完全に集中しなくてもOK。ぼんやりと意味を追う。
  6. 週に数回、内容を確認する時間を設ける:スクリプトや訳を見て、内容理解を補強。

このように“完全な放置”ではなく、時折意味を意識するステップを挟むことで、聞き流しの効果は飛躍的に高まります。

英語聞き流しにおすすめの教材・アプリ6選

  1. 1000時間ヒアリングマラソン
    40年以上にわたって英語学習者に支持されてきた「ヒアリングマラソン」のアプリ版。ニュースやインタビューなど豊富な音源を通じて、1000時間の「英語のシャワー」が浴びられます。リスニング力を本格的に伸ばしたい中級以上の学習者におすすめ。
  1. RedKiwi
    1分前後の短いYouTube動画でリスニングに集中できるアプリ。ディクテーション形式で聞こえた英語をタイプ入力するスタイルがユニーク。スクリプト付きで正解確認も可能。スキマ時間に効率よく学べる。
    RedKiwi公式サイト

  2. Cake
    ネイティブのセリフを使ったショート動画中心の学習アプリ。ジャンルも多彩で、YouTube感覚で学べる。学習の進捗を通知で促してくれる機能があり、習慣化にも役立つ。
    ▶ Cake DLサイト iOS Android

  3. スピークエル(SpeakL)
    AIがあなたの発音をリアルタイムでチェックし、ネイティブに近づけるようフィードバックしてくれる英会話アプリ。英語音声を聞いて真似し、AIに評価されることで、自分の弱点がわかり、スピーキングとリスニングを同時に効率よく鍛えられる。
    スピークエル公式サイト

  4. The English We Speak
    BBC制作の3分英会話番組。イギリス英語をベースに、日常的によく使われる表現をナチュラルスピードで紹介してくれる。通勤中の聞き流しにぴったり。
    The English We Speak(BBC公式)

教材選びは「好き」「楽しい」と感じるかが鍵。どれだけ優れた内容でも、続けられなければ効果は出ません。

よくある質問

Q1:寝ながら聞いても意味ある?
A:深い睡眠中は効果は期待できませんが、寝入りばな(うとうと状態)ではリラックスした状態で音に触れることができ、多少の効果はあります。

Q2:字幕ありでもOK?
A:最初は字幕付きでも構いません。意味を理解する助けになります。慣れてきたら、字幕なしにも挑戦を。

Q3:毎日やらなきゃダメ?
A:できれば習慣化が理想ですが、週3〜4回でも継続できれば効果は期待できます。

まとめ|正しい聞き流しで、無理なくリスニング力UPを目指そう

聞き流し学習は、正しく使えば忙しい人の強い味方になります。「ながら時間」で耳を鍛えるには、継続・反復・自分に合った教材選びがポイントです。「意味がない」と切り捨てず、自分なりのスタイルで取り入れてみましょう。まずは3日、聞くだけでいいので始めてみませんか?

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1982年に通信講座が開講されて以来、約120万人が利用したヒアリングマラソン。
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・こだわりの学習トレーニング

音声を聞いてすぐにスクリプトを確認する、一般的なリスニング教材とは異なり、英文や日本語訳をあえて後半で確認する構成にすることで、英語を文字ではなく音から理解できるようにしています。英文の書き取りやシャドーイングなど、各トレーニングを一つずつこなすことで、最初は聞き取りが難しかった英文も深く理解できるようになります。

・あらゆる角度から耳を鍛える豊富なコンテンツ

なぜ英語が聞き取れないのか? には理由があります。全15種類のシリーズは、文法や音の規則、ニュース英語など、それぞれ異なるテーマでリスニング力強化にアプローチしており、自分の弱点を知るきっかけになります。月に一度、TOEIC 形式のリスニング問題を解いたり、書き取りのコンテストに参加したりすることもできるため、成長を定期的に確認することも可能です。

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