ついついしてしまう「後回しにする」。英語では「一時的に保留する」「優先順位を下げる」「すぐにはやらない」など、文脈によってさまざまな表現が使われます。今回は “back burner” を中心に、使い分けできる4つの英語表現を紹介します。
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1. back burner:一旦保留にする・後回しにする
英語表現:back burner
ニュアンス:やるべきことが多い中で、優先順位を下げて後回しにするイメージ。
使用シーン:複数の仕事・プロジェクト・計画を同時進行している場面など。
例文
It’s on the back burner for now.
今はちょっと後回しにしてる。
ひと言英語メモ
「ストーブの奥に鍋を置く」イメージから、「とりあえず放置」という比喩に。日常会話でもよく使われます。
2. put off:先延ばしにする
英語表現:put off
ニュアンス:予定を後にずらす、先延ばしにする。フォーマルにもカジュアルにも使える。
使用シーン:会議、旅行、計画などの延期。
例文
We put off the meeting until next week.
会議を来週まで延期した。
ひと言英語メモ
「delay」よりも軽めの響きで、「気が進まないから後回しにする」ニュアンスにも使える。
3. procrastinate:ぐずぐずして先延ばしにする(フォーマル)
英語表現:procrastinate
ニュアンス:やるべきことを分かっていながら、つい先延ばしにしてしまう。
使用シーン:自己管理、勉強、仕事などでの反省トーンに。
例文
I always procrastinate when it comes to doing chores.
家事となるといつも後回しにしちゃう。
ひと言英語メモ
ややフォーマルで書き言葉寄り。自己啓発系の話題でもよく登場する。
4. hold off:少し待つ・様子を見る
英語表現:hold off
ニュアンス:「今はまだやらない」「もう少し待とう」と判断して保留にする。
使用シーン:判断や決断を一時的に止めるとき。
例文
Let’s hold off on making a decision.
今はまだ決定を保留にしよう。
ひと言英語メモ
「後回しにする」というより、「時期を見極める」ニュアンスで使える便利表現。