タイ語学習におすすめのアプリ5選と効果的な勉強法

タイ語は独自の文字と声調がある、難易度の高い言語です。本記事では、タイ語の特徴と、おすすめの学習アプリ、効果的な学習方法について詳しく解説します。

タイ語の特徴

タイ語を学習する上で、まず理解しておくべき特徴を簡単に紹介します。

声調

タイ語には5つの声調があり、同じ音でも声の高さや抑揚によって意味が異なります。例えば「マー」という音は、声調によって「犬」「来る」「馬」など、全く異なる意味になります。この声調の違いを聞き分け、正しく発音できるようになることが、タイ語習得の最初の壁となります。

「キクタンタイ語 入門編」より
「キクタンタイ語 入門編」より

日本語は音の高低で意味が変わることが少ないため、日本人学習者にとって声調の習得は特に難しいと感じられがちです。しかし、繰り返し音声を聞いて真似ることで、徐々に耳が慣れてきます。

タイ文字

タイ語に使われるタイ文字は、44個の子音字と32個の母音記号から成り立つ独自の文字です。見た目が複雑で初めて見る方は圧倒されるかもしれません。

子音は高子音・中子音・低子音の3つに分類され、これらの区別が声調を決定する要素の一つとなっています。

一方で、タイ語の文法は比較的シンプルです。動詞の活用がなく、語順も日本語と似ている部分があるため、文法面では学習しやすい言語と言えるでしょう。

おすすめタイ語アプリ5選

タイ語学習に役立つアプリを5つ厳選してご紹介します。それぞれ特徴が異なるので、自分の学習目的やレベルに合ったものを選んでください。

booco

booco は、アルクの書籍と連動した学習アプリです。定番単語帳の「 キクタンタイ語【入門編】 」や「 キクタンタイ語会話【入門編】 」をアプリ上で読むことができます。

おすすめポイント:

  • 書籍と音声を合わせて学習が可能
  • ネイティブ音声を聴いて発音・声調に慣れることができる
  • 再生速度の調整機能で、初心者でも聞き取りやすい

Ling

Lingは、タイ語の4技能(リーディング・リスニング・スピーキング・ライティング)学習に対応した総合学習アプリです。500万ダウンロードを突破し、Appleの「Great Apps For Education賞」にも選ばれた実績があります。

おすすめポイント:

  • 200以上のレッスンで分野ごとに学習できる
  • AI搭載の発音練習機能でタイ語特有の声調を習得
  • タイ文字の書き順もアニメーションで学べる

Drops

Dropsは、イラストと単語を組み合わせた独特の学習法でタイ語の語彙力を伸ばせるアプリです。スキマ時間の学習におすすめです。

おすすめポイント:

  • 1回5分の短時間集中学習で続けやすい
  • イラスト中心で視覚的に単語を記憶できる
  • 食べ物、旅行、ビジネスなど実用的なトピックが豊富

Mondly

MondlyはAIを活用した発音チェック機能が特徴のアプリです。会話の練習をしたい方におすすめです。

おすすめポイント:

  • AIによる発音チェック機能
  • 日常会話のシナリオが収録されていて実践的
  • チャットボットとの対話練習も可能

タイ語リーディング

タイ文字の習得に特化したアプリです。まずはタイ文字を読めるようになりたい方におすすめです。

おすすめポイント:

  • 子音の区別を練習できる
  • ゲーム感覚で文字を覚えられる

アプリで勉強する時に意識するべきこと

タイ語学習アプリを最大限に活用するために、意識するべきポイントをまとめました。

毎日継続することを意識する

語学学習において最も重要なのは継続です。1日に長時間勉強するよりも、毎日10分でも15分でも必ず学習する習慣を作ることが成功への近道です。

脳は繰り返し接触する情報を重要だと判断し、長期記憶に移行させます。そのため、間隔を開けずに毎日タイ語に触れることで、記憶の定着率が大幅に向上します。アプリの通知機能を活用して、決まった時間に学習する習慣をつけましょう。

3ヶ月間継続できれば、学習自体が習慣として定着します。最初は意識的に続ける努力が必要ですが、習慣化してしまえば無理なく学習を続けられるようになります。

音声を有効活用する

タイ語は声調言語であるため、音声を活用することが特に重要です。アプリに収録されているネイティブスピーカーの音声を繰り返し聞き、真似をすることで、正しい発音と声調が身につきます。

シャドーイング(音声に続けて発音する練習法)は、リスニング力とスピーキング力を同時に鍛える効果的な学習法です。多くのアプリには録音機能があるので、自分の発音を録音して聞き返し、ネイティブの発音と比較してみましょう。

また、音声のスピードを調整できる機能があれば、最初はゆっくりから始めて、徐々に通常速度に近づけていくことで、無理なくリスニング力を向上させられます。

ローマ字表記に頼りすぎない

多くのアプリにはタイ語のローマ字表記(発音記号)が付いていますが、早い段階からタイ文字に慣れることをおすすめします。
ローマ字表記は便利ですが、タイ語の微妙な発音の違いを正確に表現できません。また、実際にタイで生活したり、タイ語の文章を読んだりする際には、タイ文字が必須となります。

アプリの設定でローマ字表記を非表示にする機能があれば、積極的に活用しましょう。最初は難しく感じても、タイ文字に直接触れる時間を増やすことで、読解力が着実に向上します。

アウトプットも行う

アプリでの学習はインプットが中心になりがちですが、学んだ内容を実際に使うアウトプットの機会を作ることが重要です。
チャットボット機能を活用したり、インターネット上でネイティブスピーカーと交流したりすることで、学習した表現を実際に使ってみましょう。また、SNSでタイ語の投稿をしてみたり、タイ語の日記をつけたりすることも効果的です。

アウトプットを通じて、自分の弱点や理解が不十分な部分が明確になます。完璧を目指さず、間違いを恐れずに挑戦することが上達への近道です。

まとめ

タイ語は声調とタイ文字という独特の特徴を持つ言語ですが、正しく学習を進めれば必ず少しずつ力をつけることができます。
毎日継続して学習し、楽しくタイ語学習を進めていきましょう。

ENGLISH JOURNAL編集部
ENGLISH JOURNAL編集部

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