本記事では、ITエンジニアに必要や英語力や、ITエンジニアにおすすめの英語教材を5つ紹介します。グローバル化するIT業界で、コミュニケーションの難しさに直面している場合は、ぜひ参考にしてください。
ITエンジニアに英語力が必要な理由
ITエンジニアに英語力が必要な理由は、以下のとおりです。- 外国人メンバーとのコミュニケーション
- 最新情報の入手
- キャリアアップへの活用
外国人メンバーとのコミュニケーション
ITエンジニアの英語学習が重要視される背景には、グローバル化するIT業界の実情があります。オフショア開発や外国人エンジニアとの協業が増えた現代では、Slackなどのチャットツールやオンライン会議を通じた英語でのやりとりが、プロジェクトの成否を左右するからです。
たとえば、仕様変更を外国人メンバーに正確に伝えられないと、手戻りが発生し、納期に影響します。また、英語が公用語の企業では、コードレビューやドキュメント作成も英語で行うため、日常的に読み書きする力が求められます。
最新情報の入手
英語力は、ITエンジニアが最新技術をいち早くキャッチするために欠かせません。インターネット上の情報は、専門的な内容ほど英語で発信される傾向があるからです。日本語翻訳を待っていると数週間から数ヶ月遅れてしまいます。
翻訳ツールを活用する方法もありますが、専門用語を正しく理解し、誤訳を見抜くには一定の英語力が必要です。
英語力を高めれば、世界中の開発者が発信する情報から直接学べるようになります。
キャリアアップへの活用
ITエンジニアが将来の選択肢を広げるのに、英語力は非常に強力な武器になります。英語力といってもTOEICなどの資格だけでなく、実際に英語でコミュニケーションを取りながら業務を進めた経験があれば、より外資系企業や海外プロジェクトに挑戦しやすくなります。
外資系企業の求人は英語の実務経験が必要な場合も多く、国内の仕事でも海外チームを取りまとめる役割を任されるチャンスが増えるので、キャリアアップに繋がると言えるでしょう。
ITエンジニアに必要な英語力
ITエンジニアに必要な英語力は、以下のとおりです。- リーディング・ライティング
- リスニング・スピーキング
- 専門用語の知識
リーディング・ライティング
チャットや仕様書の作成などでは、リーディング・ライティング力が必要です。翻訳ツールに頼りすぎると、不適切なニュアンスや距離感で伝わることがあるので注意しましょう。チームメンバーとチャットでやりとりする際の表現例を紹介します。
【チームへ依頼する】
Hi team, I have (タスク内容)for you.
チームの皆さん、(タスク内容)をお願いします。
【個人へお願いする】
Hey John! Could you do me a favor? I’ll need~.
ジョン、お願いがあります。~が必要です。
このような実践的な表現は、後ほど紹介するITエンジニア向けの教材で数多く学べます。覚えておくと、日々のコミュニケーションがスムーズになります。
リスニング・スピーキング
さまざまな国の人と仕事をするエンジニアにとって、リスニング・スピーキング力はより重要になります。特に相手が英語を母語としない場合は、国特有の訛りへの対応も求められます。さらに、リモート会議では音声が聞き取りにくく、難易度が上がります。
もし数字や固有名詞を聞き落とすと、認識のズレから手戻りが発生し、多大なタイムロスを招きかねません。
こうしたハードルを乗り越えるために真に求められるのは、場面や相手に応じて伝え方を調整できるコミュニケーション能力です。
結論から話す、視覚情報を補う、相手が答えやすい問いかけをするといった相手が動きやすくなるための配慮が重要になります。
専門用語の知識
ITエンジニアが英語を勉強するなら、まずは現場で飛び交う専門用語を正しく理解しましょう。現場ですぐに役立つ語彙の例をいくつか紹介します。
- backlog:バックログ。未完成の仕事や対処すべきこと
- dependencies:ディペンデンシー。開発に使うコード集などの資源
- repository:リポジトリ。ソフトウェアの保管場所
- clone:クローンする。(正確なコピーを作成する操作)
- deployment:(アプリなどを)配備すること
外国人メンバーと進捗を確認する際、これらの言葉を知っているだけで意思疎通がスムーズになります。
まずはプロジェクトでよく出てくる単語をリストアップし、実際のミーティングなどで使いながら覚えていくのがおすすめです。
ITエンジニアにおすすめの英語教材
ITエンジニアにおすすめの英語教材は、以下のとおりです。
- チームを動かすIT英語実践マニュアル
- プレゼンを100%成功させる!! ITエンジニアの英語
- プログラミングの英単語
- ITプロジェクトの英語
- バイリンガルITエンジニアの英語
チームを動かすIT英語実践マニュアル
チームを動かすIT英語実践マニュアル は、現役エンジニアの著者が執筆した、英語コミュニケーションに苦労しているエンジニアの悩みを解決するための本です。
IT現場で必ず出くわす以下のような場面を乗り切る力がつけられます。
- 1対1のミーティング
- グループミーティング
- 交渉やプレゼンテーション
- メールやSlackなど
学習は3ステップで進みます。
まず心構えや必須表現を学び、次にリアルな会話やスピーチで話の進め方を理解し、最後に瞬間英作トレーニングで定着させます。
シンプルな表現を使うため、外国人メンバーにも伝わりやすく実務ですぐに活用できます。多文化・リモート環境で英語に苦労しているなら、まずは本書で実践的な表現を身につけてみてください。
プレゼンを100%成功させる!! ITエンジニアの英語
ITエンジニアが英語を勉強するなら、現場での細かなやり取りを学べる教材が重宝します。日々のバグ指摘や簡単な相談こそ、業務を円滑に進める鍵だからです。
本書は、現場のプロが使う本場の表現を幅広く収録しています。
- クラウドやビッグデータなどの最新技術を説明するフレーズ
- システム開発やプロジェクト管理で欠かせない専門用語
- グラフや数字を正確に伝えるための具体的な言い回し
- 質疑応答や自己紹介など、会議を円滑に進める基本表現
すべてのサンプル英文に無料音声ダウンロードサービスがついているため、ネイティブの発音を聞きながら何度でも練習できます。
プログラミングの英単語
ITエンジニアが英語を勉強するなら、まずはコードの読み書きを楽にする基礎固めから始めましょう。
変数や関数の名前は英語の単語でできているため、その意味を知るだけでプログラミングの理解が深まるからです。
本書は、開発の現場でよく使われる150の頻出単語をやさしく紹介しています。
- 基本中の基本となる単語やデータ、ファイルに関わる表現
- 権限や要求、データの受け渡しに関わる重要な用語
- ログ(動作の記録)によく現れる英単語
- 型や定義、状態を表わすプログラミング特有の言葉
IT業界に入ったばかりで、プログラミングを学習中の方や、ITエンジニアを目指している方にぴったりな一冊です。
各単語が1ページずつ丁寧に解説されており、エッセイ感覚で楽しく読み進められます。
ITプロジェクトの英語
本書は第一線で大規模プロジェクトに携わってきたプロフェッショナルが執筆し、企画・設計・開発から保守・管理・評価まで、ITプロジェクト全体の流れを解説しながら役立つ英語表現を紹介しています。
以下のようなプロジェクトで頻出する場面について、比較的簡単な英語で具体的な表現を学べます。
- 見積りと提案
- 要件定義
- 進捗管理
- リスク管理
プロジェクト全体を俯瞰しながら実務で使える表現を体系的に身につけられるため、海外チームとの円滑なコミュニケーションに役立ちます。
プロジェクトリーダーやマネージャーを目指す方におすすめの一冊です。
バイリンガルITエンジニアの英語
ITエンジニアが英語を勉強するなら、現場で使われる生きたフレーズを学びましょう。AI翻訳では補えない、現場特有の細かいニュアンスやスモールトークが仕事の信頼関係を築くからです。
著者のmayuko氏はアメリカ育ちのエンジニアで、本書では以下のような実践的な表現を網羅しています。
- 挨拶やメールなど、職場での基礎的なコミュニケーション表現
- コードレビューやペアプログラミングに特化した専門表現
- 技術ミーティングやカジュアルな会話の使い分け
音声データもダウンロードできるため、発音練習も可能です。
まとめ
ITエンジニアがグローバルに活躍するには、単なる語学力以上に、人を動かすコミュニケーション能力が不可欠です。
とくに多文化チームやリモート環境では、意思疎通の難しさに直面することも少なくありません。
もし英語でのやり取りに壁を感じているなら、今回ご紹介した書籍をぜひ活用してみてください。現場で役立つ伝え方を学ぶことで、周囲を巻き込み、プロジェクトを円滑に推進する力が身につくはずです。
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