「韓国語を教える」準備や授業に役立つ6つの資料【韓国語の先生になろう④】

韓国語の人気や学習者が年々増えるのに伴い、身につけた韓国語を生かす選択肢として「韓国語を教える仕事」を視野に入れる人も増加しています。アルクの新刊『韓国語の先生になろう』は、その名の通り、先生・講師として韓国語を教える人に必要な心構えや準備などの情報が詰まった1冊です。短期集中連載で特別に本書の内容をお届けする最終回、この記事では充実の巻末付録についてご紹介します!

『韓国語の先生になろう』これまでの紹介記事もチェック!

3回にわたって本書『韓国語の先生になろう』の内容を特別に“チラ見せ”してまいりました。もしまだご覧いただいていない記事がある場合は、ぜひ合わせてお読みください。

❖ 第1~3回の記事はコチラから

準備期間にも、実際の授業でも役立つ6つの巻末付録

さて、『韓国語の先生になろう』の巻末には、次の6つの付録が収録されています。

  • 韓国語を教える人が知っておきたい知識100
  • 朝鮮半島の白地図
  • 朝鮮半島の行政区域など
  • 朝鮮半島および日本関連略年表
  • 指導案のフォーマット
  • 口腔図

いずれも、「韓国語の先生」になるための準備期間はもちろん、韓国語の先生になってからも役立つ資料ばかりです。

最終回となるこの記事では特別に、「韓国語を教える人が知っておきたい知識100」の一部をご紹介。


付録:韓国語を教える人が知っておきたい知識100

「韓国語を教える人が知っておきたい知識100」は、韓国語講師として知っておきたい知識を9つのジャンルに分け、100問のクイズ形式でまとめたもの。

実際の問題を少しだけお見せしますので、韓国・韓国語への理解を深めることを意識して挑戦してみてはいかがでしょうか。

【ジャンル:地理】
Q:韓国の面積は、日本の面積のおよそ何分の1?

答えはここをクリック

およそ4分の1。
韓国の面積は約100,000㎢、日本の面積は約378,000㎢です。


【ジャンル:事件・事故】
Q:1995年6月29日に、手抜き工事が原因で起きた事故は?

答えはここをクリック

三豊百貨店崩壊事故(삼풍백화점 붕괴 사고)。
前年の1994年10月21日、同じく手抜き工事が原因で聖水大橋崩壊事故が起きています。なお、「手抜き工事」は韓国語では부실 공사(不実工事)と言います。
韓国では大事故が発生するたびに、安全管理に関する特別法、災難管理法などが制定されています。


【ジャンル:スポーツ】
Q:韓国で開催されたオリンピックのマスコットの名前は?

答えはここをクリック

ソウルオリンピックのマスコットは、虎をモチーフにした「ホドリ(호돌이)」と「ホスニ(호순이)」です。平昌オリンピックのマスコットは、韓国の守護動物である白虎をモチーフにした「スホラン(수호랑)」です。
また、平昌パラリンピックのマスコットはツキノワグマ( 반달가슴곰 )をモチーフにした「バンダビ(반다비)」です。オリンピック後、障碍者が優先して利用できる体育センターの名称に「バンダビ」が使われるようになりました。檀君神話に出てくる虎と熊は韓国では特別な動物なので、このようなマスコットにも用いられると言えるでしょう。


【ジャンル:旅行・観光】
Q:海に接していない道ってどこ?

答えはここをクリック

忠清北道です。
海なし県の人は話が合うかもしれませんね。なお、忠清北道は、忠清南道の北ではなく、東に位置します。


トレーニングでも授業本番でも、見やすく使いやすい

最後に、付録部分の紙面画像も一部お見せします。すっきりと見やすく、使いやすい構成になっていますので、ご自身のトレーニングはもちろん、実際の授業でもぜひお役立てください。

「韓国語を教える」世界へ踏み出そう

『韓国語の先生になろう』には、この連載でご紹介し切れなかった情報がまだまだたくさんあります!

本書の構成は次の通り。

  • 第1章 「韓国語を教える」とは?
  • 第2章 韓国語を教える人が身につけておきたいこと
  • 第3章 韓国語を教えるときに使う道具と活動
  • 第4章 実践にも使えるトレーニング① 音声添削をしてみる
  • 第5章 実践にも使えるトレーニング② 指導案を書いてみる
  • 第6章 実践にも使えるトレーニング③ 模擬授業をやってみる
  • 第7章 韓国語を教えるための工夫やコツ
  • 巻末付録(韓国語を教える人が知っておきたい知識100/朝鮮半島の白地図/朝鮮半島の行政区域など/朝鮮半島および日本関連略年表/指導案のフォーマット/口腔図)

ぜひ以下のリンクから、またはお近くの書店でお求めください。


前田 真彦
前田 真彦(まえだ ただひこ)

ミレ韓国語学院院長、翻訳グループ「架け橋人の会」主宰。
1964年生まれ。富山大学人文学部朝鮮語朝鮮文学コース卒、大阪外国語大学大学院博士前期課程修了、関西大学大学院博士後期課程単位取得後退学。専攻は韓国語教育学、韓国語音声学。
韓国系の私立学校である白頭学院 建国幼小中高等学校に、中高の国語科教員として21年間奉職。その間、吹奏楽部顧問や建国ランゲージセンター事務局などを歴任する。10年間中級をさまよった自身の経験を生かして「前田式」の教授法を開発。2010年4月、ミレ韓国語学院を立ち上げる。日本語話者の強みと弱みを知り尽くした指導に定評がある。ハンガンネット発起人・世話人の一人でもある。
著書に『前田式 韓国語上級表現ノート』(明石書店)、『韓国語上級への道トレーニングノート』(白帝社)、『前田式 韓国語中級文法トレーニング』(アルク)、『韓国語発音クリニック 新版』(白水社)、『新装版 韓国語発音変化完全マスター』『韓国語能力試験TOPIKⅡ作文完全対策』(HANA)など多数。訳書に『韓国語概説』(梅田博之監修、大修館書店)、『韓国史のなかの100人』(明石書店)、架け橋人の会としての訳書に『世宗、ハングルで世の中を変える』(CUON)などがある。

●ミレ韓国語学院ホームページ https://new.mire-k.jp/

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2025 04
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