「英語多読ニュース」(8月21日号)。今回取り上げるのは、「コーヒーは何にでも効く万能薬」という話題です。
アンチエイジング、減量、長寿・・・。何にでも効くってホント?
今回紹介するのは「コーヒー」に関する記事。老化防止や減量など、いろいろなことに効果があると科学的に実証されているそうです。
記事の書き出しも扇動的です。
If you’re not drinking coffee yet , these studies might just change your mind.コーヒーを飲まない人は、これらの研究で考えを変える かもしれない 。www.inc.com
コーヒーが大好きという本記事の筆者は、これまでコーヒーに関するさまざまな研究を取り上げてきたそうです。たとえばこんな研究結果はいかがでしょう。
A fascinating British study of 500,000 people found that habitual coffee drinkers were less likely to die than non-coffee drinkers over the 10 year span of the study .50万人を対象としたイギリスの興味深い研究は、習慣的にコーヒーを飲む人は、コーヒーを飲まない人より長生きすることを、10年にわたる調査により明らかにした。対象者の人数、 実施 期間を考えると、かなり説得力のある 主張 のように思えます。
そのほかの研究では、次のようなことも明らかになっています。
Another massive study -- this one from the Harvard School of Public Health, and following 200,000 doctors and nurses over 30 years -- linked coffee consumption to lower risk of death from heart disease, stroke, diabetes, neurological diseases -- and even suicide .別の大規模な研究――これはハーバード公衆衛生大学院によるもので、20万人以上の医師や看護師を30年にわたって調査したものだ――は、コーヒーの摂取が、心臓病、心臓発作、糖尿病、神経疾患などによる死亡率を下げ、さらに自殺率の低下にも関連すると結論付けた。私自身は毎日のようにコーヒーを飲んでいますが、それが効果を発揮しているのだとしたら、ありがたいことです。まあ、効果を発揮している かどうか を確かめる術はないのですが・・・。
記事はそのほかの調査もまとめています。
It prompts your body to burn fat.脂肪の燃焼を助ける。
It appears to counteract part of the aging process .老化現象を抑制するらしい。
It suggests improved brain health, and lower risk of age- related cognitive decline .脳の健康を向上させ、加齢による認知低下を抑えるらしい。www.inc.com
さあ、みなさん、これから毎日、目がランランとして夜も寝られないくらいにコーヒーを飲み・・・。いや、適度な摂取を心がけましょう。
文:山本高裕(GOTCHA! 編集部)
高校の英語教師を経て、今は編集者として、ときに写真家として活動中。コーヒーにはミルクも砂糖も入れたい派。やっぱり飲み過ぎはよくないですね。
SERIES連載
思わず笑っちゃうような英会話フレーズを、気取らず、ぬるく楽しくお届けする連載。講師は藤代あゆみさん。国際唎酒師として日本酒の魅力を広めたり、日本の漫画の海外への翻訳出版に携わったり。シンガポールでの勤務経験もある国際派の藤代さんと学びましょう!
現役の高校英語教師で、書籍『子どもに聞かれて困らない 英文法のキソ』の著者、大竹保幹さんが、「英文法が苦手!」という方を、英語が楽しくてしょうがなくなるパラダイスに案内します。
英語学習を1000時間も続けるのは大変!でも工夫をすれば無理だと思っていたことも楽しみに変わります。そのための秘訣を、「1000時間ヒアリングマラソン」の主任コーチ、松岡昇さんに教えていただきます。