TOEICの勉強はアプリで効率的に?おすすめアプリ7選

「TOEICのスコアアップを目指したいが、時間がない…」そう思うあなたにおすすめなのが、スキマ時間での「アプリを活用した学習」です。
この記事では、TOEIC対策に役立つ厳選アプリを7つご紹介します。さらに、「アプリだけで対策できるのか?」といった疑問も解決!あなたにぴったりの学習法がきっと見つかります。

TOEIC対策アプリならSantaアルクがおすすめです!単語、リーディング、リスニングとTOEIC学習に必要な要素がすべて詰まっているので、これひとつで対策が可能です。1日1問から学習できるので、仕事や家事で忙しい人にもぴったりなアプリです。

TOEIC対策におすすめのアプリ7選

TOEIC対策を始めるに当たって、まず手に入れたいのが英語学習アプリです。
今回は、レベルや目的別にアプリを7つ厳選してご紹介します。

  • Santaアルク
  • はじめてのTOEIC問題集
  • abceed
  • TOEIC公式コンテンツ by IIBC
  • トレーニング TOEIC test
  • mikan
  • booco

Santaアルク

「Santaアルク」はアルクが提供するAI搭載TOEIC学習アプリです。
ユーザーがスコア診断を受けると、AIが得意・不得意を判断し、最適な学習プランを提案します。

提案された学習プランを実践して、診断テストを受けると、推定スコアの上がり下がりをチェックできるので、学習が継続しやすくなります。このアプリ、20時間の学習で平均165点アップの実績があります。

さらに有料の「Santaアルク データコーチ」を利用すると、経験豊富なコーチとの個別面談でモチベーションを維持することができ、弱点分析や日々の学習サポートも受けられます。

特徴AIがスコア予測とおすすめ学習を提案
20時間の学習で平均165点アップ
対応OSiOS/Android
料金プラン無料
Santaサブスクリプション(月額1000円~)
注意点900点以上を目指す場合は、プラスアルファの学習が必要な場合も
こんな人におすすめ目標スコア:主に600~800
短期間でスコアUPしたい

Santaアルクの機能・料金プランなどについて詳しく知りたい方は、以下の記事も参考にしてみてください。

はじめてのTOEIC問題集

「はじめてのTOEIC®問題集」は、TOEIC対策の入門に最適な無料アプリです。
TOEIC形式の問題が850問と、目標スコア400~600点までのレベル別英単語テストが収録されています。
リスニングでは「ゆっくり」の音声があり、英語の初心者でも問題に挑戦しやすいでしょう。通勤時間などのスキマ時間を活用し、本番形式の問題で実践力を高めましょう。各パートには「攻略ポイント」という解説が付いているので、苦手分野の克服に役立ちます。
TOEIC初受験の人、何から始めればいいか分からない人、無料で対策したい人におすすめです。
ただし、無料で利用する場合は、広告が多いので注意が必要です。

特徴TOEIC対策の入門に最適
対応OSiOS/Android
料金プラン無料
本気で勉強プラン(月額500円)
※広告が非表示に
注意点無料プランは広告表示が多い
こんな人におすすめスコア:300~
TOEIC初心者

abceed

「abceed(エービーシード)」は、市販の英語教材の学習ができるアプリです。本を持ち歩かなくても、アプリ上で学習ができます。また、さまざまな教材の音声を無料で聞くこともできます。

さらに、倍速や区間リピートなど、リスニングの音声を調整できる「音声再生機能」や、紙の問題を見ながら、アプリ上で解答・採点できる「自動採点機能」など、便利な機能も無料で利用できます。

有料のProプランでは、AIが問題をレコメンドしてくれる機能やスコアが予測される機能があり、TOEIC対策にぴったりです。400冊以上の教材や「The Japan Times Alpha」の記事も読み放題になります。

TOEIC対策から英会話、ドラマなど、幅広いジャンルに対応しているアプリなので、TOEIC対策に少し飽きた時には、英会話やドラマを使って学習するという使い方もできます。

無料プランでも、音声再生や自動採点などは利用できるため、まずはダウンロードして自分に合った学習法を見つけるのがおすすめです。

特徴映画・ドラマや400冊以上の教材で英語が学べる
本を持ち歩かなくてもアプリで学べる
対応OSiOS/Android
料金プランFreeプラン(無料)
Proプラン(月額198円~)
注意点著書を利用していないためか詳細がある
TOEIC対策は有料
こんな人におすすめ目標スコア:400~
映画・ドラマやニュースなどで英語を学びたい

TOEIC公式コンテンツ by IIBC

「TOEIC公式コンテンツ」は、TOEICを運営するIIBCが提供するアプリです。毎日更新されるフレーズや、テストの情報がありますが、特にリスニング対策に向いています。

さまざまなシチュエーションでの英会話を学習できる「English Upgrader」には問題もついていて、Part 3&4の練習にもなります。1エピソード約10分なので、通勤時間や休憩時間など、スキマ時間を活用して学習ができます。

ただし「英語初級者には難しい内容も含まれている」「ストリーミング再生はできない」などの注意点もあります。

特徴情報やコンテンツへの信頼性が高い
対応OSiOS/Android
プラン無料
注意点初心者には難しい内容も含まれる
ストリーミング再生は不可能
こんな人におすすめ目標スコア:600~
TOEIC Programの最新情報を確認したい
リスニング力をアップしたい

トレーニング TOEIC test

「トレーニング TOEIC® Test」は、完全無料でありながら、TOEICの全パートを対策できるアプリです。
Part 1~7までの問題が883問と単語テストが収録されており、たっぷり問題を解くことができます。

リスニングセクションの音声には、さまざまな国のスピーカーが登場し、実際のテストに近い音声で練習できます。
リーディングセクションの問題も読みやすく工夫されており、スマホでもストレスなく学習できます。
さらに、目標スコア別の英単語問題も付いていて、口コミ評価も高いアプリです。
注意点としては、解答の制限時間がないので、時間管理の練習ができない点が挙げられます。

問題の解説が簡潔なので、「ある程度英語が理解できる」人向けかもしれません。

特徴完全無料でTOEICの練習問題が解ける
広告表示ありだが、利用制限がない
対応OSiOS/Android
プラン無料
本気で学習プラン(月額500円)
※広告が非表示に
注意点解答の制限時間がない
解説が簡潔なので英語の基礎的な読解がある人向け・英単語学習機能はシンプル
こんな人におすすめ目標スコア:400~800
無料でTOEICの問題を解きたい

mikan

「mikan」は、ゲーム感覚で楽しく英単語学習ができるアプリです。
有料版を使うと、過去問を分析して選ばれたTOEIC頻出単語を学習できます。
カードめくり方式で知らない単語を繰り返し学習でき、4択から正しい意味を選ぶ英単語テストで知識を記憶に定着することもできます。
単語の音声も収録されているので、リスニング対策にも活用できます。

無料プランでも豊富な単語を学習できますが、有料プランではTOEICや英検対策専用の語彙学習ができます。教材や機能も充実し、より効率的な学習が可能です。

スキマ時間に手軽に学習できるため、忙しい人でも学習を継続しやすいのが魅力です。

特徴ゲーム感覚で英単語を学べる
対応OSiOS/Android
プラン無料
Lite(月額600円)
Premium(月額1000円)
注意点TOEIC対策の単語学習は有料版にあり
こんな人におすすめ目標スコア:200~900点
英単語学習がしたい人

booco

「booco」はアルクの語学学習アプリで、購入した書籍をアプリで利用できます。書籍を持ち歩かなくても、外出中のスキマ時間で学習が可能です。

アルクの600冊以上の教材の音声が全て無料で利用できるという、お得なアプリです。人気の「キクタン」シリーズのチャンツなども無料で、音声で学習したい人にはぴったり。

有料版では、教材が使い放題になります。AIがユーザーに合ったコンテンツを提案してくれるので、効率よくスキルアップが可能です。

書籍の内容を基にしたクイズがあり、ゲーム感覚で楽しく学習を続けられます。

ただし、boocoにはいくつかの注意点もあります。一部の書籍はクイズ機能に対応していない点や、有料プランに加入しないと全ての機能が利用できない点が挙げられます。

boocoは、TOEIC対策だけでなく「ビジネス英語を学びたい人」「スキマ時間を有効活用したい人」にもおすすめです。

特徴幅広いトレーニングに対応
対応OSiOS/Android(一部iOS限定の機能あり)
費用Freeプラン(無料)
Plusプラン(月額1584円~)
注意点有料プランに加入しないと全ての機能が利用できない
こんな人におすすめ対象:全レベル
ビジネス英語も学びたい

アプリだけでTOEIC対策は可能?

TOEIC対策にアプリを使おうと思ったとき、まず思い浮かぶのが「アプリでどこまで対策できるのか?」という疑問ではないでしょうか。

ここからは、こうした疑問に答え、具体的な学習方法を解説していきます。

  • 基本的な対策はアプリだけで可能
  • 模試との併用がおすすめ
  • ジャンル別の対策は書籍でじっくり取り組むのもOK

基本的な対策はアプリだけで可能

TOEIC対策アプリは、リスニング、リーディング、単語、文法など、さまざまなジャンルの学習をサポートしてくれます。

リスニング対策リーディング対策単語対策文法対策
音声の再生速度調整
スクリプトの表示
ディクテーション機能
シャドーイング機能
長文読解問題フラッシュカード
単語帳
単語クイズ
文法解説
文法問題

模試との併用がおすすめ

TOEIC対策アプリで学習する場合は、模試を活用すると、さらにスコアアップが期待できるでしょう。
模試を受験することで、現在の自分の実力を客観的に把握できます。アプリ学習で得た知識をどれだけ覚えているのか、苦手な分野はどこなのかを具体的に知ることができます。

また、模試は時間配分の練習にも最適です。TOEICのリーディングセクションは時間との勝負なので、本番と同じ時間配分で問題を解く練習を重ねると、テスト時間内に全ての問題を解き終える戦略が身に付きます。
さらに、実際のマークシートに記入するデモンストレーションができるのも、模試受験の大きなメリットです。マークシートの記入方法や注意点などを事前に確認しておけば、本番で焦ることなく解答に集中できます。

模試の結果を分析し、苦手な分野を重点的に学習すれば、効率的にスコアアップできるでしょう。

続いておすすめの模試教材を紹介します。

『公式TOEIC Listening & Reading 問題集 11』

模試の中で最もおすすめなのは、『公式TOEIC Listening & Reading 問題集 11』です。

こちらは、TOEICの問題作成機関ETSが手掛けた問題集であり、本番のテストと全く同じ形式、難易度の問題が収録されています。

特に、本書は最新の公式問題集で、最近のTOEIC公開テストの傾向を反映した問題が収録されているため、非常に有効な対策になります。公式問題集は新しいものから順に利用するのがいいでしょう。

公式問題集には詳細な解説はありませんが、付属の単語・フレーズリストが復習に役立ちます。

『TOEIC(R) L&Rテスト 究極の模試600問+』

『TOEIC(R) L&Rテスト 究極の模試600問+』は、TOEIC L&Rテスト対策として、本番形の模試3回分と復習用模試1回分のテストが収録された教材です。

本書では、出版前に1500名以上のモニターを対象にテストを実施しており、正解数から予想スコアを算出することが可能です。「問題タイプ」別の正解数の集計により、弱点も分かります。
さらに、著者である人気TOEIC講師・ヒロ前田の解説動画が付いており、講義を受けている感覚で学習できます。

本番前の実践練習として最適な一冊です。

ジャンル別の対策は書籍でじっくり取り組むのもOK

アプリ学習だけでもTOEIC対策は可能ですが、特定の分野を重点的に対策したい場合は、書籍を活用するのもおすすめです。

えば、

  • リスニング対策なら「TOEIC L & R TEST 出る単特急 金のフレーズ」
  • リーディング対策なら「TOEIC L & R TEST 出る単特急 銀のフレーズ」
  • 文法対策なら「1駅1題 TOEIC L & R TEST 文法特急」

など、自分に合った書籍を選び、じっくりと学習するのも効果的です。

レベル別のおすすめ書籍については、以下の記事で詳しく解説しています。

TOEIC対策アプリの選び方

TOEIC対策アプリは、リスニング、リーディング、単語、文法など、さまざまな分野の学習をサポートしてくれる便利なツールです。しかし、数多くのアプリが存在するため、どれを選べば良いか迷ってしまう人も多いのではないでしょうか。

そこで、この記事ではTOEIC対策アプリの選び方について、3つのポイントをご紹介します。

  • TOEIC対策用か
  • 自分のレベルに合っているか
  • とりあえずインストールしてみる

TOEIC対策用か

まず、TOEIC対策ができるアプリを選びましょう。

TOEIC対策アプリでも、TOEIC以外の英語学習にも対応しているものや、特定の分野の学習だけできるものもあります。

TOEIC L & R対策として使うのであれば、TOEIC L & Rのパート別対策ができるアプリがおすすめです。

自分のレベルに合っているか

TOEIC対策アプリには、初心者向けのものから上級者向けのものまで、さまざまなレベルのものが存在します。自分の実力に合っているものがおすすめです。

難し過ぎたり、簡単過ぎたりするアプリを選んでしまうと、学習効果が薄れてしまう可能性があります。

アプリを選ぶ際には、対象レベルや収録されている教材などを確認し、自分に合ったものを選びましょう。

とりあえずインストールしてみる

多くのアプリには無料プランや体験版が用意されているので、とりあえずインストールしてみるのをおすすめします。実際に使ってみて、自分に合うかどうかを試してみましょう。

操作性やコンテンツ、機能など、合わないと感じたら、別のアプリを試しましょう。

まとめ

この記事では、TOEIC対策におすすめのアプリを7つ紹介しました。

これらのアプリは、それぞれ特徴や強みが異なります。
自分の英語力、学習スタイル、目的に最適なアプリを選び、TOEIC対策に役立ててください。

アプリに加えて、模試や書籍も活用することで、より効果的にスコアアップを目指せるでしょう。
自分に合った方法を見つけ、継続的な学習を心がけることが、TOEIC対策成功の鍵となります。

ENGLISH JOURNAL編集部
ENGLISH JOURNAL編集部

英語を学び、英語で学ぶための語学情報ウェブサイト「ENGLISH JOURNAL」が、英語学習の「その先」にあるものをお届けします。 単なる英語の運用能力にとどまらない、知識や思考力を求め、「まだ見ぬ世界」への一歩を踏み出しましょう!

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