「TOEICのパート5が苦手。スコアアップのための対策方法が知りたい」と疑問に思っていませんか?
この記事では、パート5の解き方やコツ、勉強法について解説します。
おすすめのアプリや参考書も紹介していますので「パート5の解き方や勉強法を知りたい」という方はぜひ参考にしてください。
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目次
TOEICパート5の概要|問題形式・問題数・時間配分
TOEICパート5の概要を、以下の項目にわけて紹介します。
- 問題形式と問題数
- 時間配分
問題形式と問題数
【問題形式】
パート5は「短文の穴埋め問題」です。
空欄のある英文を完成させるために、4つの選択肢の中から適切な答えをひとつ選びます。
今回紹介するサンプル問題はこちらの記事から引用しています。
In case of emergency, break the glass and pull ——- the red handle.
- (A) at
- (B) down
- (C) off
- (D) toward
このように、空欄にもっとも適切な答えを4つの選択肢の中から選ぶ問題が出題されます。
【問題数】
パート5の問題数は30問です。
以前の問題数は40問でしたが、2016年5月に新様式に変更され30問になりました。
変更になったのは問題数のみで、内容の変更はありません。
TOEICの問題形式については、以下の記事で詳しく解説しています。
時間配分
TOEICのリーディングセクションは、パート5・パート6・パート7にわかれています。
リーディングセクション全体の制限時間は「75分間」です。
パートごとの制限時間が決まっていないため、自分で時間配分しながら進めていく必要があります。
パート5の問題を解くスピードは、1問あたり平均して15〜20秒ほどが理想です。
リーディングパートの時間配分は、以下の時間を目安にしてください。
1問にかける時間 | パートにかける時間 | |
---|---|---|
パート5 | 20秒 | 10分 |
パート6 | 30秒 | 8分 |
パート7 | 60秒 | 54分 |
上記の時間配分で解いていくと、パート5〜7は72分で解ける計算になります。
リーディングセクションの時間は75分間のため、残った3分は見直したり、自信がない問題をもう一度考えたりする時間に使うとよいでしょう。
リーディングセクション全体の時間配分については、以下の記事で詳しく解説しています。
TOEICパート5でよく出題される問題3つ
パート5でよく出題される問題は以下の3つです。
- 語彙問題
- 文法問題
- 品詞問題
1.語彙問題
パート5で一番多く出題されるのが「語彙問題」です。
選択肢に並ぶ4つの単語の中から、もっとも正しいものをひとつ選びます。
In a case of ——- identity, security staff at the airport detained the company president for four hours.
- (A) confused
- (B) mistaken
- (C) opposite
- (D) unknown
2.文法問題
時制や比較、接続詞、代名詞などの文法に関係する問題が出題されるのが「文法問題」です。
We reserve the right to raise the prices on all of our products ——- the cost of raw materials goes up.
- (A) as if
- (B) even though
- (C) however
- (D) whenever
3.品詞問題
選択肢に並ぶ「語尾が異なる4つの単語」の中から正しいものを選ぶのが品詞問題です。
Due to concerns about side effects, the federal drug safety department has delayed its ——- of the new medication.
- (A) approval
- (B) approve
- (C) approved
- (D) approving
TOEICパート5を制限時間内で解くためのコツ3つ
TOEICパート5を制限時間内で解くためのコツは以下の3つです。
- 簡単に解ける問題から優先して解く
- 前半のやさしい問題は1問10秒以内を目安に解く
- 時間を計りながら模試問題を本番のように解く
1.簡単に解ける問題から優先して解く
パート5の問題では、難易度が「品詞問題<文法問題<語彙問題」の順で高くなる傾向があります。
問題をぱっと見て、どの問題かわかるように過去問を何度も解きましょう。
簡単に解ける問題から優先して解いていくと、時間を有効に使えます。
なかでも品詞問題は、空欄の前後だけ見れば解けることも多いので、1問につき10〜15秒くらいで解くのが理想です。
語彙問題は難しい問題もあるため、わからない問題は時間をかけずにひとつの答えを選び、先へ進んでください。
2.前半のやさしい問題は1問10秒以内を目安に解く
パート5の問題は30問ありますが、1〜10問目あたりまではやさしい問題が続くことが多いです。
やさしい問題は1問10秒以内を目安に解きましょう。
後半の難しい問題へより多くの時間を残すようにすれば、パート5を10分以内で解ける可能性が高くなります。
3.時間を計りながら模試問題を本番のように解く
パート5を制限時間内で解くためには、本番のように模試問題を解くことが欠かせません。
制限時間10分を計りながら、30問すべて解けるようにしましょう。
模試問題を解くことで、パート5に必要な時間配分が身につきます。
過去問や模試問題を何度も繰り返して解き、スピードに慣れることが大切です。
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