TOEIC参考書には、基礎から上級までさまざまなレベルのものがそろっています。
そのため、初めてテストを受ける方は「まずどの参考書を選べば良いの...?」と迷ってしまうかもしれません。
また、TOEICテストで着実にスコアアップさせるためには、自分に合った参考書を見つけることが重要です。
そこでこの記事では、TOEIC初心者向け参考書10選と対策方法、そして目標スコアの設定について紹介します。
適切な参考書を選び、効率的なTOEIC対策を始めましょう!
アルクが運営するスマホアプリ「Santa アルク」では、初心者の方でも目標達成までの最適な学習計画を立てられます。95%精度のAIスコア診断で現在のスコアを確認できたり、苦手分野を分析できたりするため、効率的にスコアを伸ばせるアプリです。
TOEIC学習の良いスタートをきるためのツールとして、Santa アルクを検討してみてください。
目次
TOEICとは? 初心者が知っておくべき基本情報
初めてTOEICを受ける方は、対策を始める前に、まずテストの基本情報を把握してください。
この章では以下の2点を紹介します。
- TOEICの基本情報
- TOEIC初心者が目指すべきスコア
それでは、それぞれ詳しく解説していきます。
TOEICの基本情報
TOEICとは、Test of English for International Communication(国際コミュニケーション英語能力テスト)の略称で、アメリカの非営利テスト開発機関・ETSが制作する世界共通の英語テストです。
日本では、一般財団法人 国際ビジネスコミュニケーション協会(IIBC)がテストを運営しています。
TOEICと「実用英語技能検定」(以下:英検)との大きな違いはテスト内容です。
英検ではアカデミックな内容の問題が出題されるのに対し、TOEICではビジネスシーンや日常生活などでのコミュニケーション能力を測定します。
また、英検の結果は合格・不合格で示されますが、TOEICスコアで判定されるのも大きな特徴です。
現在の英語スキルを細かく数字で把握できるのが魅力といえるでしょう。
TOEIC Listening&Readingには、リスニングとリーディングの2つパートがあり、2時間で合計200問を解く、マークシート方式のテストです。スコアは5点刻みで評価され、満点は990点です。
テストの構成は以下の通りです。
リスニングセクション
(約45分・100問)Part | 問題の種類 | 問題数 |
---|---|---|
Part 1 | 写真描写問題 | 6問 |
Part 2 | 応答問題 | 25問 |
Part 3 | 会話問題 | 39問 |
Part 4 | 説明文問題 | 30問 |
リーディングセクション
(75分間・100問)Part | 問題の種類 | 問題数 |
---|---|---|
Part 5 | 短文穴埋め問題 | 30問 |
Part 6 | 長文穴埋め問題 | 16問 |
Part 7 | 1つの文書 | 29問 |
複数の文書 | 25問 |
参考文献: 公式データ・資料
TOEIC初心者が目指すべきスコア
初めてTOEICを受ける人で、履歴書にスコアを記載するのが目的であれば、まず600点を目指すようにしましょう。
TOEICの平均スコアは600点前後であり、これだけあれば最低限の英語力があるとアピールができるからです。
最初から高得点を目標にすると、思うようにいかず、挫折してしまう可能性があります。
最終的に高得点が必要でも、まずは今の自分に合ったスコアを目指すことが成功への近道です。
もし今、日常会話ができるレベルであれば、TOEICテストの平均点である600点は無理なく目指せるでしょう。
TOEIC初心者がまずやるべきこと
TOEICを初めて受ける方は、何から始めたら良いか戸惑うことも多いのではないでしょうか。
TOEICは、闇雲に勉強を進めても、思うようにスコアを伸ばすことはできません。
そこで、この章では初心者がまずやるべきことを紹介します。
- まずはレベルチェックしよう
- 高校レベルの単語と英文法を固めよう
まずはレベルチェックをしよう
まだTOEICを受けたことがない方は、まず自分の現在の英語レベルをチェックしましょう。
TOEICとは英語のコミュニケーションスキルを判断するテストですが、語彙や文法、リスニング、読解など、さまざまな英語力が問われます。
最初に現時点での英語レベルを客観的に判断することで、得意・不得意が明確になり、自分に合った対策方法を見つけやすくなるのです。
英語レベルの確認方法としておすすめなのが、TOEICテスト対策アプリ「Santa アルク」を活用することです。
「Santa アルク」では、12問の問題を解くことにより、AIが約3分で予想スコアを判定します。
その正確さは約95%といわれており、テストが完了すると、結果をもとに目標スコアへの最短学習ルートが提示されます。
アプリで手軽にできるので、ぜひ1度レベルチェックをしてみてください。
高校レベルの単語と英文法を固めよう
TOEIC初心者が最初にやるべきは、「高校レベルの単語と英文法」の知識を固めることです。語彙力はTOEICスコアに直結し、600点程度までは、単語を覚えれば覚えるほどスコアアップするといわれます。
そして「英文法の基礎固め」は英語のスキルアップに欠かせません。
基礎を学ぶことは、全く恥ずかしいことではありません。
というのも、中学・高校レベルの英文法を完璧に習得し、単語や熟語を覚えておけば、一定レベルの「読む・書く・聞く・話す」はできるようになるからです。
そのため、初めてTOEICを受けるという人は、高校レベルの単語と英文法をおさらいし、基礎が身についたら、TOEICに特化した教材にステップアップするといいでしょう。
TOEIC初心者向けの参考書の選び方
書店にはTOEIC対策の本が多数並んでいるので、どれを使うと1番効果が出るのかは分かりませんよね。
ここでは、TOEIC初心者の人が参考書を選ぶ際のポイントを4つ紹介します。
- TOEICに特化した教材を選ぼう
- 自分の実力に合った教材を選ぼう
- 発行日が新しいものを選ぼう
- 問題集は1冊を何回も繰り返そう
ぜひ購入する際の参考にしてください。
TOEICに特化した教材を選ぼう
TOEICを初めて受ける人は、TOEICに特化した参考書を選ぶのが重要です。
リスニングやリーディングのセクションごとに分かれ、出題傾向に合わせた問題が収録されているものがいいでしょう。
また、最初のうちは、解説が細かく丁寧なものを選ぶのも大切です。
答えの導き方や間違いやすいポイントが分かりやすく説明されていれば、学習がスムーズに進められます。
そしてリスニング対策としては、音声教材が欠かせません。
実際の試験と近い音声やスピードで収録されている教材で繰り返し練習することで、リスニング力がぐんと上がり、安心して本番の試験に臨めるようになります。
自分の実力に合った教材を選ぼう
TOEICの参考書の多くはレベル別になっています。
そこで重要なことが「自分の英語力に合った教材」を選ぶことです。
初めから張り切って「900点獲得」など、レベルの高い参考書を選んではいけません。
試験の全体像や答えの導き方、テクニックなどが分かっていない段階で、高度なものを選んでしまうと、「想像してたよりも難しくて解けない...」と、挫折してしまいます。
その反対に「簡単過ぎる」といったケースも考えられます。
参考書には対象者やレベル、目標スコアが記載されているので、購入前に必ずチェックしましょう。
現在の自分の英語力より100〜200点程度高いスコアのものを選び、徐々にレベルを上げていくのがおすすめです。
今の自分の実力が分からない人は、TOEICテスト対策アプリ「Santa アルク」でレベルチェックをしてみましょう。
発行日が新しいものを選ぼう
TOEICの参考書を選ぶときは、発行日が新しいかどうかも確認するようにしましょう。
TOEICは2016年の5月に試験内容が変更されており、現在は「新形式」になっています。
もし購入した参考書が2016年5月より前に出版されていれば、新形式に対応していない可能性があるので、確認してから購入しましょう。
旧形式に対応した教材が全く役に立たないわけではありませんが、最新の形式に合わせた教材を使った方が、より効率的に学習を進められます。
また、問題の傾向も少しずつ変わります。問題の傾向を反映させて作っている書籍であれば、新しいものの方がより本番に近いはずです。
問題集は1冊を何回も繰り返そう
先述している通り、TOEICには膨大な数の対策書が出版されています。
そのため質や難易度が幅広く、初級から上級まで、それぞれのレベルに適したものや、パート別の対策など、多種多様なものがあるのです。
そのため、問題集を見ると「買った方が良さそう!」「こっちも買ってみようかな」と思うかもしれません。
しかし、1度に5、6冊まとめて購入するのはおすすめできません。
購入しただけで満足して、学習がおろそかになるからです。
きちんと学習したとしても、すべての問題を解くのは難しく、そうなればお金の無駄となってしまいます。では何冊までがよいか?
TOEICの対策書は大まかに分けて、単語集・パート別対策・模試の3種類です。
まずはそれぞれの種類を1冊ずつにとどめて、最大でも3冊までにするのがいいでしょう。
特に模試は、「同じものを何度もやっても意味がないのでは?」と感じる人がいるかもしれませんが、実は同じものを解くことには大きな意味が2つあるのです。
・知識の定着率が上がる
・弱点を克服しやすくなる
問題を1度解いただけでは、自分の弱点は分からず、問題を解くのに必要な知識もなかなか得られません。
そして、語彙や文法を記憶できる人も少ないでしょう。
そこで「1つの問題集を何回も繰り返す」のが有効です。
対策書を何冊も買い、さまざまな問題に触れた方が、一見良さそうに感じますが、1つの問題集が完璧に理解できるまでは、決めた1冊を繰り返して解くようにしてください。
TOEIC初心者におすすめの参考書7選!
TOEICの参考書には、初心者向けのものが多数出版されています。
その中から自分にぴったりな1冊を探すとなると、どれを購入すれば良いのか迷ってしまうものです。
そこで今回は、初心者の方におすすめの参考書を7冊紹介します。
ぜひ自分に合った参考書を探すのに役立ててください。
『TOEIC(R) L&Rテスト 直前の技術』
30年以上にわたりTOEIC受験指導を行ってきたロバート・ヒルキ氏が、長年の経験とノウハウにより生み出した参考書で、
彼が手がけた書籍の中でも最もおすすめです。
タイトルに「直前の技術」とあるため、テスト直前対策のように感じますが、むしろ最初に取りかかるべき参考書です。
膨大な問題量であるTOEICを、効率よく正解するためのコツが紹介されています。
例えば、「この問題は何分で解くべき」や「時間節約のコツ」などを、具体的に説明しています。
本書では、問題を「森タイプ」「木タイプ」と2つのカテゴリーに分けているのも特徴です。
解答するためのヒントが英文全体にあるものは「森タイプ」、一部分だけ理解すれば解けるものは「木タイプ」として、タイプ別に解答へのアプローチを紹介しています。
この考え方を知っているだけで、長文問題を解くのがぐんと楽になります。本書を読んだ多くの人が短時間でのスコアアップに成功した実績のある1冊です。
『はじめて受けるTOEIC®L&Rテスト 全パート完全攻略』
こちらは、TOEICのスコアアップに必要な要素がすべて詰まった、1冊で学習が完結できる優れものです。
パート別攻略・実力アップ勉強方法・完全模試の3点がそろってているので、
TOEIC対策を何から始めるべきか分からない、まずは確実に600点を取りたいという人は、これ1冊あればOKです。
他の参考書との違いは、TOEIC対策だけにとどまらず、「スラッシュリーディング」のやり方など、英語力そのものをアップさせる方法まで紹介されている点です。
また、各パートの要点がコンパクトにまとまっており、文字数が比較的少ない点も初心者にうれしいポイントかもしれません。
重荷を感じることなく学びやすいので、どれを選ぶか悩んだら、まずこの1冊から始めると良いでしょう。
『増補改訂版 はじめてのTOEIC® L&Rテスト 全パート総合対策』
本書は、TOEIC初心者向けに非常に丁寧に作られた参考書です。
テストの申込方法から受験料、試験日当日のシミュレーションが書かれているので、まだテストを受けたことのない方でも、この1冊を読めば大体の流れをイメージすることができます。
著者である塚田先生のオンライン講義動画が利用できるので、実際に授業を受ける感覚で学べるのが特徴です。
そしてTOEIC対策だけでなく、英語力をアップするコツなどが解説されたコラムも充実しています。
さらに別冊で「単語クイズ」「直前テクニック集」がついているので、持ち歩いて通勤・通学時間に復習したり、テスト直前に確認したりできるのが、便利です。https://amzn.asia/d/chqlBDn
『公式TOEIC® Listening & Reading 問題集』(1~11)
本書は、実際のテストを作成するETSが、同様のプロセスで作った模試で、
テストが2回分(200問×2)収録されています。
他の模試と比べるとやや価格は高いですが、それだけの価値はあり、模試の中で最もおすすめの1冊です。
魅力としては以下のような点が挙げられます。
TOEIC本番同様の難易度である
リスニングのナレーターが本番と同一人物
正答数をもとにスコアを推定できる
「問題の難易度が高いのでは?」と感じる人もいるかもしれませんが、初めてTOEICを受ける上で重要なことは、まず「相手を知る」ことで、本書はそれに最適です。
また、付属されている参考スコアの換算表を見れば、自分のスコアの目安が分かるので、目標スコアを達成するための学習計画を立てるのにも役立つでしょう。
『TOEIC®L&R TEST 出る単特急 金のフレーズ』
TOEICで高得点を取るためには、語彙力を上げることが最優先です。
いくら文法やリスニングを鍛えても、単語が分からなければ問題を解くことはできません。
でも、ただ単語を覚えれば良いというわけではなく、TOEIC頻出英単語を覚える必要があります。
そこで最適なのが本書です。TOEICに特化した対策本「特急シリーズ」の中でも火付け役となったのが、本書です。
このシリーズには単語や文法など、さまざまな種類が出ているため、見かけたことがある方も多いでしょう。
本書の特徴は、単なる単語帳ではなく、Part 5と同様の空所のあるフレーズの形で単語が紹介されているという点です。
CDはついていませんが、音声をダウンロードすることができるので、電車やお昼休憩などスキマ時間に「ながら学習」できるのも魅力です。
TOEIC初心者は語彙力を磨くことが重要になるので、単語集を購入するなら、まず本書を購入しておけば問題ないでしょう。
『改訂版 世界一わかりやすいTOEIC®テストの英文法』
“神授業”でおなじみの関正生先生が手がける「世界一わかりやすいTOEICシリーズ」の文法書として出版されたのが、本書です。
Part 5対策に特化しているのではなく、テスト全体で必要となる文法知識が学べる内容になっています。
英語の核となる文法の理屈を学べるので、暗記量を格段に減らすことができます。さらにPart 5でよく出題される順番で文法項目が解説されているので、効率よく学習できます。
リスニングや長文問題で出題される文法項目まで紹介されているので、TOEICで必要な文法の知識全般を学びたい人におすすめです。
ただし、中学レベルの英文法については詳しく説明されていません。
中学レベルは理解できるものの、高校レベルになるとあやふやだと感じている人にぴったりな教材です。
『TOEIC®L&Rテスト 文法問題 でる1000問』
本書は、TOEICのPart 5形式の問題が1000問以上収録されている問題集で、
Amazonの「TOEIC(文法)」カテゴリーの中で「ベストセラー1位」を獲得している、人気の1冊になります。
ここではPart 5の問題を、以下のようなタイプ別に分類しています。品詞問題、動詞問題、前置詞or接続詞問題、代名詞問題、前置詞問題、関係詞問題、ペア表現・語法・数・比較問題
各章の構成は、該当するタイプの問題の解き方の解説→トレーニング→実践問題と続いていきます。
そして書籍の後半には、13回分の「文法模試」が収録されているので、とにかくPart 5対策に絞って文法問題の数をこなしたいという方におすすめの参考書です。
TOEIC初心者は何点を目指すべき?
ここでは、TOEIC初心者がまず目指すべきスコアと、過去のTOEICの平均点を紹介します。
さらに目標スコアに到達するために必要な勉強時間についても解説するので、就職活動でいつから対策を始めるとよいか悩んでいる方は、ぜひ参考にしてください。
まずは600点を目指そう
先述した通り、TOEIC初心者はまず600点を目指すのが良いでしょう。
例年、TOEICの平均点は600点前後であり、履歴書に書いて英語力のアピールになるのもこのスコアからになります。
「企業で評価されたいから800点以上を目指す!」と意気込んでいる人がいるかもしれません。
しかし、まだテストを受けたことがない人がいきなり高得点を目標にすると、なかなか思うような結果が出ず、心が折れてしまう可能性があります。
最終的に高い点数が取れれば良いと考え、まずは600点を目標にしましょう。高校レベルの英語が理解できていれば無理なく到達できるスコアです。
データからみるTOEICスコア
ここでは、過去のTOEICの平均点を紹介します。年度 | 平均点 |
---|---|
2021年度 | 611点 |
2022年度 | 608点 |
2023年度 | 612点 |
参考文献: 公式データ・資料
また、2023年の大学生・社会人のTOEIC平均スコアは、それぞれ以下の通りです。
大学生→585点
社会人→639点
社会人のスコアが高い理由は、業務で英語が必要な人や、キャリアのために勉強している人が多いからと考えられます。
社会人で英語力が求められる職業の方が目標にするスコアの目安は700点です。
TOEICスコアのレベル・基準について詳しく知りたい方は、以下の記事も参考にしてみてください。
スコアアップに必要な勉強時間
上記の表は、TOEICスコアアップに必要な勉強時間の目安です。
例えば、現在250点の人が350点を取るためには、200時間学習する必要があります。
この表から考えると、初級レベルの人が600点を目指すのには、450〜700時間の学習が必要です。
1日当たり2時間の学習で「7カ月半〜11カ月」、1日3時間では「5〜8カ月」かかることになります。
従って、就職活動のためにTOEICのスコアが必要な場合は、遅くとも大学2年生から勉強し始めることをおすすめします。
ただしこの研究は1985年のものになるため、当時は現在ほど質の高い教材がなかった可能性が高く、
今ならスコアを100点上げるのに、200時間もかからないと考えて良いでしょう。
また、スコアが上がるにつれて、「基礎固め」の学習から「テストの問題に慣れる」学習に変わっていくと、点数を伸ばすのが難しくなることも押さえておいてください。
まとめ
今回は、TOEIC初心者の人におすすめの対策書を紹介しました。
初めてTOEICを受けるとなると不安なことが多く、取りあえず対策書をたくさん買ってしまう人をよく見かけます。
しかしながら、これではTOEICスコアが伸び悩むので、効果的な方法とは言えません。
最も成果が出やすい方法は、「自分に合った参考書を1冊やり込む」ことです。
自分の今の英語力にぴったりな教材を選ぶために、まずは「Santaアルク」で、予想スコアを出してみましょう。
今回紹介した対策書は、初心者が取り組みやすいものばかりなので、ぜひ参考にしてくださいね。
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