TOEIC 500点獲得の最短ルート(100本超の記事から大まとめ!)

GOTCHA!のTOEIC関連記事(100本超!)から、TOEIC L&R の目標スコア「500」の実現に役立つエッセンスをまとめました。

何をどうすれば、TOEICで500点とれるのか?

国際ビジネスコミュニケーション協会が主宰するTOEICは、ビジネスなどの場面で必要とされる実用的な英語力を測る試験。「海外赴任のためにはL&Rで730点必要」というようなイメージもあるので、中級以上の方のためのものと思われがちですが、受験者の学力は広く分布、つまり、いろいろなレベルの方が受験しています。

TOEIC 500点は「最初の壁」

TOEIC L&R テストの500点は、英語の勉強を本格的に始めたい人が、まず突破したい「最初の壁」。基礎的な英語の知識があることを確認できる点数です。

英語の勉強にブランクのある方や、ビジネス英語になじみのない方にまず目指して欲しいのが500点。平均が約580点なので、目標としては物足りないのでは?と思う方もいるかもしれませんが、なかなかどうして、そんなことはありません。

たとえば、英検との比較では「400点が準2級、500点が2級に相当する」と説明されることもあります。また、ビジネスパーソンの平均は、技術系で435点、営業系で490点とも言われます。

500 = 300 + 200 で考える

500点突破の効率的な戦略は、前半のリスニング(Part 1からPart 4)で6割を目指し、後半のリーディング(Part 5からPart 7)では4割を確保する、というもの。

TOEICは選択式の試験なので、勘で答えてもある程度の得点は可能、、、と考えると目標はさらに下がって、リスニングで5割、リーディングは3割でOKとなります。

リスニングでは300点を目指す!

「NHK基礎英語」がしっかり聞き取れる力があれば、Part 1とPart 2は十分攻略できます。ここを得点源にして、リスニングでの6割を目指しましょう。

  • 約6割とればよい(実力で5割&勘で1割)
  • すべてを頑張る必要はない。Part 1の写真描写問題、Part 2の応答問題をまずはしっかり。
  • 耳慣らしのトレーニングを毎日やろう
リーディングは200点確保が目標!

リーディングで4割確保するために攻略したいのがPart 5とPart 6。ここで必要なのは、基本的な文法の知識と語彙力です。

文法は「ゼロから始める英文法」をしっかり読み込みましょう。定評のある文法の本です。中学編・高校編・ドリルの3冊がありますので、まずドリルからはじめて、あいまいなところを中心にしっかりと読んでみてください。

語彙は「キクタン」のTOEICシリーズがおすすめ。リズムに合わせて単語を覚える、というシンプルなものなので、通勤途中など、スキマ時間の学習にぴったりです。

  • 約4割とればよい(実力で3割&勘で1割)
  • 文法と単語の知識で解けるPart 5が勝負
  • 教科書を丁寧に読み、基本的な語彙力を身につければクリアできる

難しいのは、試験の内容ではなく「時間」です

時間が足りない(1):TOEICは時間が足りない試験

中学校レベルの力があればいいならそんなに準備しなくても大丈?かも、と油断してしまう方もいるかもしれませんが、TOEICの難所は「時間」です。

試験会場で流れる音声にあわせて進むリスニングは、そのスタイルに慣れていないと簡単に置き去りにされてしまいます。一方、自分のペースで進められるリーディングは、時間が足りない試験として知られています。「Part 5だけでOK」と思っていても、焦ってしまう人は意外と多いのです。

どちらも、模試形式の問題集にとりくむことで準備できますが、500点を目指す方には「模試」で勉強すること自体、かなり、ハードルが高いものです。どの程度の基礎力がついてから模試に取り組むべきかの判断も難しいですね。

時間が足りない(2):試験までの「時間」は大丈夫?

もうひとつの難しさは試験までの時間。

たとえば、今の実力が400点だとして、目標の500点にはあと100点必要です。TOEICでは、よく、スコアを1点あげるためには1時間の勉強が必要、と言われます。とすると、今から試験までに必要な勉強時間はおよそ100時間となります。

3か月後の試験を目指すとすると、毎日1時間ちょっと勉強しないといけません。平日オンリーなら毎日1.5時間ですし、土日中心なら3.5時間 x 2となりますね。

なかなかのボリュームなので、3か月の間、モチベーションを維持するのもなかなか大変です。また、何をどの順で勉強すればいいのか?これを計画するのも難しいですね。

時間管理には「通信講座」がおすすめ

試験に向けた「時間管理」「計画策定」が得意な方は、書籍での独学でOKですが、そこに自信がない方、独学でうまく行かなかった方には通信講座やスクールがおすすめ。

  • 効率的な勉強ができる「カリキュラム」に強み
  • もちろんリスニングもリデーディングも対策できる
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