
ビジネス現場のリアルな英会話を通して、即戦力を身につけましょう。「飛躍的に伸びる」「話がかみ合っていない」「危機管理計画」などなど、ビジネスシーンで頻出の表現は英語でなんて言うのでしょうか?
穴埋めクイズ
1.
We’re ( ) ( ) to discuss the proposed business alliance with ABC.
本日お集まりいただいたのは、ABC社との業務提携案を検討するためです。The ( ) of this meeting is to determine our position on the terms of the tender offer made by Green & Associates.
この会議の目的は、グリーン&アソシエイツが提示してきた株式公開買い付けの条件につき、当社としての立場を決めることにあります。
2.
Our camera phone sales ( ) in 2003.
カメラ付き携帯電話の売上が2003年は飛躍的に伸びました。Our sales ( ) to 17 trillion yen for the fiscal year ended March 31, 2006, and our profits hit 1 trillion yen.
2006年3月期の売上は17兆円と急上昇し、利益も1兆円に手が届きました。
3.
I don’t ( ) we’re talking about the ( ) thing.
話がかみ合っていないように思えるのですが。Aren’t we talking at ( ) purposes?
話がかみ合っていないのではないでしょうか。
4.
I ( ) what you ( ). Good point, indeed.
おっしゃりたいことはわかりました。いいポイントをついていますね、実際。I don’t ( ) that’s ( ). Nothing indicates that sales have suffered a downturn.
それが正しいとは思えません。売上が下降局面に入っていることを示すものはありません。
5.
Do we have a ( ) plan in place?
危機管理計画はちゃんとありますか。We need to ( ) ( ) events that disrupt our day-to-day operations.
日々の業務を混乱させるような出来事に備えて計画を立てる必要がある。
解答・解説

1.【目的を説明する】
後の文は、Weで始まる初めの文と比べて、フォーマルな言い方です。
We’re ( here ) ( today ) to discuss the proposed business alliance with ABC.
本日お集まりいただいたのは、ABC社との業務提携案を検討するためです。The ( purpose[aim/object/target] ) of this meeting is to determine our position on the terms of the tender offer made by Green & Associates.
この会議の目的は、グリーン&アソシエイツが提示してきた株式公開買い付けの条件につき、当社としての立場を決めることにあります。
- business alliance「業務提携、協業」 proposed ~「提案された~、~案」
- determine「決定する」 terms of the tender offer「株式公開買い付け(TOB)の条件」
*TOB=takeover bid。日本語ではTOBが定着しているが、英語ではtender offerが一般的。
2.【大幅アップ】
「大幅アップ」はsoar/surge/skyrocketなどの動詞1語で表すことができます。rise sharplyやshow a sharp riseなど、動詞と副詞/形容詞+名詞の組み合わせも使われます。
Our camera phone sales ( skyrocketed ) in 2003.
カメラ付き携帯電話の売上が2003年は飛躍的に伸びました。Our sales ( soared ) to 17 trillion yen for the fiscal year ended March 31, 2006, and our profits hit 1 trillion yen.
2006年3月期の売上は17兆円と急上昇し、利益も1兆円に手が届きました。
- fiscal year ended March 31, 2006「3月31日をもって終わる2006年事業年度 → 2006年3月期」
3.【食い違いを指摘する】
お互いに違ったことを取り上げていると単純に指摘するときの言い方です。
I don’t ( think ) we’re talking about the ( same ) thing.
話がかみ合っていないように思えるのですが。Aren’t we talking at ( cross ) purposes?
話がかみ合っていないのではないでしょうか。
- talk at cross purposes「互いにちぐはぐなことを言う」
*cross-purposes「意図のすれ違い」
4.【好意的・否定的にコメントする】
I ( see ) what you ( mean ). Good point, indeed.
おっしゃりたいことはわかりました。いいポイントをついていますね、実際。I don’t ( think ) that’s ( right ). Nothing indicates that sales have suffered a downturn.
それが正しいとは思えません。売上が下降局面に入っていることを示すものはありません。
- suffer a downturn「下降局面に入る」
5.【危機管理計画を作る】
Do we have a ( contingency ) plan in place?
危機管理計画はちゃんとありますか。We need to ( plan ) ( for ) events that disrupt our day-to-day operations.
日々の業務を混乱させるような出来事に備えて計画を立てる必要がある。
- contingency plan「危機管理計画」*emergency plan とも言う have ~ in place「~を整備する」
- plan for ~「~の[~に備えて]計画を立てる」 disrupt「混乱させる」
(この記事は『新装版 即戦力がつくビジネス英会話』を基に作成しました)
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(※本書は2020年に株式会社DHCより刊行された『携帯版 即戦力がつくビジネス英会話』を新装化したものです)