英語の語彙力をアップすることは、会話のレスポンスやテストスコアの向上など多くの学習効果が期待できます。本記事では、語彙習得の基本から、学習アプリ「booco」の「単語リスト」機能を活用した学習方法までを解説します。語彙力UPの手引きとして、ぜひご活用ください。
目次
語彙力とは?
英語の語彙力は、読む、書く、聞く、話すのそれぞれの技能において、英単語を理解し、適切に運用する能力を指します。量的な観点(語彙数)と質的な観点(表現の幅広さ)の両方をバランスよく習得することで、英語習得に大きな成果が期待できます。
コミュニケーションの土台
場面や状況に応じた適切な言葉を選択できれば、相手にスムーズに自分の考えや気持ちを伝えることができます。日常生活で使う基本的な語彙だけでなく、専門分野の用語を身に付けることでコミュニケーションの幅が広がります。
語彙学習の進め方
それでは、英語の語彙力アップで留意すべき点を見ていきましょう。
最初に目指すべき語数は?
文科省の学習指導要領によると、高校卒業程度の英単語レベルは4000〜5000語程度とされています。これは就活やキャリアアップの目安となる英検2級、TOEICスコア600点レベルの語彙数に相当します。まずは4000語習得を目指して学習しましょう。
発音とアクセント
英語は日本語と比べて母音や子音の種類が多く、つづりと発音が一致しない場合もあります。文字で見るだけでなく、音声を聞いて正確な発音とアクセントを定着させることが大切です。
例文、派生語、言い換え表現
語彙の用法は例文で学習するのが最も効果的です。1つの単語に関連付けて派生語や言い換え表現を覚えれば、語彙数を効率的に増やすことができます。
「単語リスト」活用法
boocoでは、キクタンシリーズの1冊まるごとの内容を「単語リスト」として一覧化できる機能を追加しました。単語リスト機能を使えば、意味、派生語、言い換え表現、例文などが単語ごとに表示でき、単語や例文の音声も簡単に再生できます。
「単語リスト」が使える本を選ぶ
現在は『改訂第二版キクタンBasic』『改訂第二版キクタンAdvanced』『改訂第二版キクタンSuper』が、単語リスト機能に対応しています(順次対応予定)。今回は、『改訂第二版キクタンBasic』を使って、単語リストの活用手順を紹介します。
全単語の一覧表示
『改訂第二版キクタンBasic』に掲載されている全単語とメインの意味が一覧表示されます。各単語のエリアをタップするとその単語の詳細説明画面が表示されます。
主な意味だけを学習したり、全体を短時間で学習したりしたい場合は、こちらのリストを使うと便利です。
Hint!
- 画面右上の<三本戦のアイコン>をタップすると、本の目次が表示され、任意の項目に飛ぶことができます。
詳細画面
1つの単語に関連した情報が3つのタブ「単語」「フレーズ」「例文」に分けて表示されます。画面下のタブをタップするとそれぞれの詳細説明の表示に切り替えることができます。音声アイコンをタップして発音を確認しましょう。
単語
単語タブにはもっともよく使われる意味が大きな文字で、それ以外の意味は小さめの文字で表示されています。派生語、関連語、言い換え表現なども関連付けて覚えると表現の幅がぐっと広がります。
Hint!
- 画面下の<>をタップすると単語画面のタブだけが切り替わります。
- 画面を左右にスワイプしてもタブを切り替えることができます。
フレーズ/例文
その単語を使ったフレーズや例文が和訳と一緒に表示されます。単語が実際にどのように使われるか、用例と一緒に覚えることで運用力がアップします
Hint!
文字を見ずに音声を再生してディクテーションやリピーティングにも挑戦してみてください。
「単語クイズ」にも挑戦しよう!
語彙の定着には「単語クイズ」が効果的です。「英語⇔日本語」の変換がスムーズにいくようになるまで繰り返しチャレンジしましょう!
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