英語圏において、ほめることはコミュニケーションの基本です。英語講師として活躍する松田佳奈さんに、いろいろなシーンで使える「ほめ英語(褒め英語)」の表現を教えてもらう連載。特別編の今回は、編集部イチ押しの「自分をほめる言葉」をご紹介します!
目次
英語で自分をほめてテンションUP!
ここまで、3回に分けて松田佳奈さんに「ほめ英語」について教えていただきました。
今回は特別編として、編集部おすすめの「自分にかけるほめ言葉」をご紹介したいと思います。
著者の松田さん自身も、もともとは非常に人見知りかつネガティブな性格でしたが、転機となったのが、夫であるアメリカ人のデイビッドさん(『ほめ英語』の監修担当)とその家族との出会い。デイビッドさんとご両親は、松田さんの良いところを見つけてどんどん言葉にしてくれたそうです。松田さんは実際に「ほめ英語」を身をもって体験し、自分自身も言葉にして伝えることで、英語もグングン上達し、周りの人とのコミュニケーションも楽しくなっていったと言います。
『ほめ英語』の編集に関わった筆者も、松田さんに負けず劣らずのネガティブ人間ですが、ほめ単語を口にするとテンションが上がって、仕事や家事などをいつもより頑張れるのでおすすめです。
皆さんも、書籍『ほめ英語』に収録されている「自分にかけるほめ言葉」を、ぜひ実際に声に出してみてください!
朝、出かける前に自分をほめて元気付ける
ドタバタしがちな朝。会社に行きたくない日もありますよね。筆者もしょっちゅうです(小声)。でも大人だからそういうわけにもいかない・・・。そんなとき、少しでも気分を高めるためにおすすめのフレーズです。
My hairdo looks wonderful.
髪型、決まってる。hairdo:髪型
I look great in these clothes.
この服は私によく似合ってる。
What a charming smile I have!
私の笑顔はとても魅力的!
性格をほめて自分を好きになる
ポジティブでもネガティブでも、心配性でも楽観的でも、どんな性格でも一人ひとりの魅力です。陽キャだって陰キャだっていいじゃない!(たまにキラキラした陽キャに出会うと「ファッ」て変な声が出る)
I have a beautiful mind.
私は心がきれい。
I’m incredibly considerate.
私はとても思いやりがある。
I’m really brave. I’m not afraid of taking chances.
私は本当に勇気がある。私はリスクを取ることを恐れない。take chances:チャンスに賭ける、思い切った冒険をする
自分の好きなことや努力をちゃんとほめてあげる
趣味や特技があって素晴らしい!家事や仕事をしてすごい!みんな偉いのだ!
I’m pretty good at cooking.
私の料理の腕前はなかなかのものだ。
My English is improving little by little.
私は英語が少しずつ上手になってきている。
I really worked hard today. I want to pat myself on the back.
今日も仕事を頑張った。自分をほめてあげたい。pat ~ on the back:(ねぎらいの気持ちを込めて)~の背中を軽くたたく、~をほめる
ありのままの自分をほめて自信を持つ
一番大切なことがこれではないでしょうか。自分だけの人生を毎日生きている時点で、人それぞれみんな特別です。絶対そうなのだ!
I’m special in many ways.
私はいろんな意味で特別な存在だ。
I’m proud of myself.
私は自分を誇りに思える。
Being myself makes everyone around me happy.
私が私らしくいることで、周りも幸せになる。
I’m fantastic even if I do nothing.
私は何もしなくても素晴らしい。
I enjoy my life, and that’s all that matters.
私は自分の人生を楽しんでいる。大事なのはそれだけ。matter:重要である、問題である
自分も周りもほめて笑顔になれる表現満載の『ほめ英語入門』
いかがでしたでしょうか。書籍『ほめ英語入門』では、この他にも、自分や周りの人をほめるときに使えるフレーズが満載です!
「英語は昔から苦手で・・・」「何度も挫折しているし」「ほめるなんてちょっと恥ずかしい」なんて人も大丈夫です!どんなポイントを、どんなふうにほめればいいのかをわかりやすく解説し、すぐに使える「ほめ語句」や「ほめ英文」を多数収録。気負わずに、どんどん周りの人をほめ、自分もほめて、英語力もコミュ力もアップさせましょう!
※この記事は、『ほめ英語入門』から一部編集部・抜粋してお届けしています。
イラスト: くにともゆかり(※『ほめ英語入門』より抜粋)
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