「今どうしようかな?」と考える瞬間、私たちはさまざまな言葉を使います。日本語では「思う」「考える」「思慮する」「熟考する」など、いろいろな言葉がありますね。英語にも同様のニュアンスを表現する多くの単語や表現があります。それらを見ていきましょう!
目次
「考える」の基本はthink
何かを深く考えたいとき、あるいは新しいアイデアを思い付いたとき、私たちは「考える」という行動を取ります。ただ、日本語でも考え方はさまざまで、「思慮」したり「熟考」したり・・・。英語にも「考える」を表す英語はいろいろありますが、その中でもthinkは最も一般的な言葉かもしれません。
I think about you all the time.
あなたのことをいつも考えている。
「考える」を表す動詞、意味の違い
他にも多くの類義語があります。それらの言葉をどのように使い分けるのか、違いを一つ一つ見ていきましょう。
suppose
「suppose」と「think」はしばしば同じ意味で使われることがありますが、「suppose」は少し堅い感じがします。意味に大きな違いはありません。
I suppose he will come to the party tonight.
彼は今夜のパーティーに来ると思います。
consider
より具体的に、ある事柄を真剣に考える、検討するという意味です。
Please consider our proposal carefully.
私たちの提案を慎重に検討してください。
ponder
深く長い間考える、よく考えるといった意味で使います。
He pondered the meaning of life.
彼は人生の意味について深く考えた。
contemplate
ある事柄をじっくりと考える、熟考するといった意味です。精神的な側面や哲学的な側面にも使います。
She contemplated her future career path.
彼女は将来のキャリアパスについてじっくり考えた。
reflect
反省する、あるいは過去の経験に基づいて考えるという意味で使います。
I need some time to reflect on what happened.
何が起こったのか反省するために時間が必要だ。
speculate
推測する、あるいは証拠が不足している状況での考察を指します。
People are speculating about the cause of the accident.
人々は事故の原因について推測している。
mull over
何かをじっくりと考えるという意味で、しばしば問題や難しい決断を伴います。
He mulled over the decision for weeks.
彼はその決断を数週間じっくり考えた。
believe
何かが真実であると信じる、あるいは何かが特定の方法であると確信するという意味です。
I believe you will succeed.
あなたは成功すると思います。
reckon
主にイギリス英語で使われ、推測や考えを伝えるために用います。
I reckon the match will end in a draw.
その試合は引き分けに終わると思います。
まとめ
「考える」という一見単純な行動でも、意図に応じて使い分けることで、その行為をより詳細に伝えることができます。この記事が、皆さんにとって英語についてより深く考える一助となることを願っています。
トップ写真:Deleece Cook from Unsplash
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