ビジネスでは、お願いや交渉の場面で「こちらの希望」をはっきり伝えることが必要です。そんなときに役立つのがI’d like~。スティーブ・ソレイシィさんが、「文書でお願いします」をはじめ、I’d like~を応用して丁寧に要求を伝える方法を紹介します。
目次
「I’d like~」は交渉やお願いに役立つ表現
スティーブ・ソレイシィさんのベストセラー『英会話なるほどフレーズ100』から英会話表現を紹介した連載「にじゅうまるフレーズ」に続き、本連載では『英会話ペラペラビジネス100』から選りすぐりのビジネス英会話表現を紹介します。皆さんの「英語の得意表現」を増やしていきましょう。
こんにちは。スティーブ・ソレイシィです。今回は、「〇〇をお願いしたいです」と、はっきりと要求を伝えながらも丁寧な印象を与えるI’d like~の魅力を学びましょう。
I’d like~.は、ビジネスで必須の100フレーズの中の1つです。
よりソフトな表現に、疑問文のWould you ~?、Could you ~?、May I have ~?がありますが、はっきり、わかりやすく自分の要求を伝えるのには、肯定文のI’d like~.を使いましょう。
ただし、同じ肯定文でも、相手に要求するときにI want ~.という表現を避けるように注意しましょう。なぜなら、言い方によって子どもがだだをこねているような印象を与えてしまうこともあるためです。
それでは、自分の要求を丁寧に伝えるI’d like(=I would likeの短縮形)の3つの応用例を見ていきましょう。
「I’d like that+in~.」は会話のキャッチボールに使える
1つめのI’d likeの応用例は「I’d like that in~.」です。
- I’d like that in writing.
文書でお願いします。
I’d like thatの中のthatは、「今、あなたが言ったこと」という意味なので、会話のキャッチボールに使える便利な表現です。相手が言ったことや話題になっていることに対してthatを使って、より詳しい要求を簡単に付け加えられるからです。
inの後には具体的な条件を付け加えることができます。「文書で=in writing」のように、例えば、文書フォントの変更をお願いしたいなら、in different fontを使って次のように言います。
- I’d like that in different font.
違うフォントでお願いできますか?
また、部分的に日本語に訳したり、日本版を要求したい場合は、
- I’d like that in Japanese.
それの日本語版が欲しいです。
と言います。
「I’d like+名詞」でほしいものを丁寧に伝えよう
2つめは「I’d like+名詞」です。
- I’d like a new contract.
新しい契約をお願いしたいのですが。
個人が相手に対して言う場合は、自分をIで表現しますが、自分が会社の一員であることを前提に言う場合は、主語をWeにして、We’d like ~を使います。
- We’d like the best one available.
(弊社では)できるかぎり上質のものをお願いしたいのですが。
「I’d like+動詞」でしたいことを丁寧に伝えよう
3つめは「I’d like+動詞」です。
- I’d like to cancel my subscription.
予約購読をキャンセルしたいです。 - I’d like to leave at 5 p.m.
5時には失礼させてください。
今日の英会話
A: What do you think?
B: Well, I’d like a better price.
A: I’m sorry, but this is the best price.
B: I see. Thank you very much.
A: Just a moment. OK. This is the lowest price possible.
B: I’d like that in writing.A: いかがですか。
B: そうですね。もう少し価格を考慮していただきたいのですが。
A: 申し訳ありませんが、これが精一杯です。
B: そうですか。では、どうもありがとうございました。
A: お待ちください。わかりました。それでは、これがぎりぎりの価格です。
B: それを文書でお願いしたいのですが。
EXERCISES
次の日本語を英文にしてみましょう。
- 弊社にそちらを文書でお願いしたいのですが。
- そちらを金曜日までにお願いしたいのですが。
解答例は記事の最後をご覧ください。
※本記事は『英会話ペラペラビジネス100』の内容をもとに構成しています。
いかがでしたか?この連載では、応用が利く基本表現と、相手にとって分かりやすく伝えるための工夫を紹介していきます。
本記事のベースになった書籍
『改訂版 英会話ペラペラビジネス100』は、ベストセラー『英会話ペラペラビジネス100』をさらに充実させた改訂版で、最速で「英語が話せる人」になることを応援する本です。
本書では、英語変換のきっかけとなる日本語訳にこだわり、誰もが「これを英語で言いたかった」と思うような、よく使う自然な日本語に磨き上げています。
また、復習用ボーナスコンテンツ「ペラペラ瞬発トレーニング100!」では、著者自身の音声ガイドによる「日→英」変換練習で、本書のコア表現を復習できます。
ソレイシィさんのおすすめ書籍
EXERCISESの解答例
- We’d like that in writing.
- I’d like it by Friday.
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「ペラビジ英会話」とあわせて読みたい、スティーブ・ソレイシィさんの「なるほどフレーズ」連載から紹介します。
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