「来年こそ英語日記を頑張るぞ!」・・・と、去年の今ごろも言っていたような気がするあなたに朗報です!英語日記本も数ある中で、最も続けやすそうな本をご紹介。早速チェックしてみましょう!
- 作者: mami
- 出版社: KADOKAWA
- 発売日: 2019/09/14
- メディア: 単行本
日記が続かない理由って?
多くの人にとって英語日記が続かない理由は、英語で書くという大変さもありますが、「そんなに書くことがない」ということではないでしょうか。
普通に会社勤めをしている人だと、毎日わざわざ書き記そうと思うほどのことが起こらないんですよね。「朝起きて、会社に行き、仕事をして、帰ってきた」ですものね。
だったらあらかじめ書くことが決まっていれば・・・、いやむしろ「決めておきましたよ!」というのが本書なのです。毎日の日記のテーマはすでに設定されており、その上、なんと「穴埋め式」!これならハードルが低そうですね。
【続く理由①】「穴埋め式」だから必ずできる
本書は1日1ページ。365日分のページがあります。1ページは上から、「日本語日記」、「穴埋め英語日記」、そして解答となる「英語日記」という順で構成されています。まずは「日本語日記」を見て英語でどう表現するかを考え、「穴埋め英語日記」に書き込み、「英語日記」で答え合わせという流れ。
「穴埋め英語日記」のすぐ下に「英語日記」がありますが、小さめの文字で、読みにくい色で印刷されているのであまり気になりません。
「まずは自力で解答するぞ」という方も、「チラッと答えが見られたらうれしい」という方も、どちらの期待にも応える構成です。この配慮が心憎い♪
【続く理由②】キャラ設定も決まっている
さらに特筆すべきは、キャラクターの設定まで決まっているということ。
この日記を書いているのは、20代後半の女性。仕事や恋愛、お金やファッションなどなど、さまざまなことに関心を持っている様子です。
「私と全く違うんだけど」という方も、ここはひとつ、キャラクターになりきって取り組んでみると面白いかもしれません。
男性の方も英語学習のためと割り切って、別の人格をつくり出してみてはいかがでしょう?大丈夫、恥ずかしがることはありません。これも、自分の新しい一面を知るよいチャンスです。
それに、意外と性別や年代による制約って 少ない ものです。例えば・・・。
社内会議で自分の 提出 した案が採用されれば、誰だってうれしいですよね。
そして、英語学習をしている人ならではのエピソードも。
学生さんだとまた違うでしょうが、社会人なら何かと共通点も多いものです。これなら老若男女を問わないのでは?
【続く理由③】いつでもスタートできる!
先述した通り、本書は1日1ページ、365日分の日記が書けます。4月始まりになっていますが、もちろん「英語日記を始めるぞ!」と思ったその日から書き始めればいいので、新年にスタートするなら、1月1日のページから始めればOK。
ちなみに こんな感じです。
余裕があったら、穴埋め日記に 取り組む だけでなく、余白に自分のオリジナルの目標を書いてみるといいかもしれません。
まだまだあります!いいところ
巻末にインデックス(日本語)が付いていて、表現を逆引きできるのも本書のいいところ。例えば、「家でゴロゴロする」「書類作成・書類仕事」「 整理 整頓する」といった表現を使いたくなったら、このインデックスを使えば該当する英語表現にたどり着くことができます。
ちなみに 、逆引きして出てくる英文は次の通り。太字の部分が穴埋め問題になっています。
I'll stay home all day today!!今日は1日中家でゴロゴロするぞ!!
I had a lot of paperwork today.今日は書類作成がたくさんあった。
I'm so bad at keeping things tidy.また、ダウンロードして使える音声素材も付いています。「この単語、どんな発音なんだろう」と思ったらすぐチェックできますね。もちろん、音読練習のお手本として使えば、スピーキングも上達しそうです。私ってほんと 整理 整頓が苦手だなぁ。
文:尾野七青子
都内某所で働く初老のOL兼ライター。2020年の目標は「健康」です。
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