顔で決めてない?オンライン英会話の先生はこう選べ!変化をつけるポイント

イラスト:高田 真弓

オンライン英会話の講師を、サイトにあるリストからどうやって選びますか?名前、出身国、顔写真といった情報からレッスンの良しあしを 判断する のは難しく、つい笑顔がすてきな美形の先生を選んでしまったりして……。でも、いつもそうだとマンネリになって英語が伸び悩んでしまうかも。どんな 基準 で選ぶと効果が上がるかを、嬉野克也さんの電子書籍『新しいオンライン英会話の使い方』から紹介します。

Q:どんな先生を選べばいいですか?

A:最初は笑顔がすてきな先生や気の合う先生でOKですが、慣れてきたら思い切って変えてみましょう。
気の合う先生とのレッスンは楽しいけれど……

オンライン英会話をやっている人で意外と多いのが、「続けているけれどマンネリで伸び悩んでいる」という人です。僕にもそういう時期がありました。最初の3カ月ぐらいは結構伸びている感じがしたのですが、その後はむしろ落ちているような感じがしたのです。

マンネリを脱出する方法はいくつかあると思います。一つは、先生を変えることです。仲の良い先生と話していると、「本当はこういうことを言いたいけれど、間違ってこう言ってしまっている」といったことが先生にわかってきますし、趣味や考え方もだいたいわかってくるので、話していて心地いいのですが、新鮮味は失われてきてしまうのです。

あえて怖い顔の先生を選んでみた

ある日、すごく怖そうな先生を選んだんです。女性の方です。普通はどの先生も、写真ではニッコリ笑顔なのですが、その先生はすごく怖い顔で、にらみつけているような写真でした。フィリピンの方でしたが、プロフィールを見ると、僕と同じコールセンターの経験者で、話が合いそうだと思い、選んでみました。

いざレッスンが始まると、やはり怖かった。スカイプのビデオでもニコリともしない。レッスンはとてもすてきだったので、「すごい先生だ!」と思い、いろいろ褒めたのですが、こちらがさんざん褒めた後に、ちょっと「フフッ」と鼻で笑うみたいな感じの笑顔を見せてくれただけでした。

そのときはもう1年以上オンライン英会話を続けていたので、レッスンを受けることには慣れていたはずですが、それでも怖いと感じました。怖いから人気がなかったのでしょうか、その先生の予定はかなり空いていました。でも、レッスンの技術はすごかったし、コールセンター業界の話もいろいろ聞けたので、僕にとっては有意義なレッスンでした。

同性の先生はまねしやすい

オンライン英会話にはいろいろな先生がいるので、どの先生を選べばいいのかという疑問はもっともです。自分のお気に入りの先生を確保しておく一方で、あえてチャレンジをして普段と違う先生を試してみるのもいいでしょう。

僕の場合、初めのうちは女性の先生を選ぶことが多かったのですが、あるとき、男性の先生のレッスンを連続で受けてみたところ、とても新鮮でした。自分が男性なので、「まねしやすい」ということに気付いたのです。

先生には、気難しい方もフランクな方もいらっしゃいます。スキンヘッドで怖そうに見えるけれど実は優しくて憎めないキャラクターの方もいらっしゃいました。ぜひ積極的にいろいろな先生とのレッスンを楽しんでみましょう。

まとめ

オンライン英会話の先生を選ぶときの 基準 は、優しい先生や話しやすい先生もいいですが、マンネリや伸び悩みを防ぐためにも、あえて怖そうな先生や人気の高くない先生に挑戦してみるのもおすすめです。いつも異性の先生と話している方は、同性の先生のレッスンも受けてみると、話し方のお手本にしやすいかもしれませんよ。

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文:嬉野 克也
1973年生まれ・大阪府出身。関西大学文学部英文学科卒業。36歳から学生時代以来の英語学習を再スタートした、元々は英語をやる必要がなかった会社員。オンライン英会話の徹底活用とTOEICテスト900点突破を経て、外資系企業担当として日常的に英語を使うようになった経験を、ブログや書籍、雑誌などで発信している。オンライン英会話、英語学習法についての著書多数。

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