同じ言葉を話しているはずなのに、お互いが思い浮かべているのは別のもの。そんなことは日本人同士の会話でも起こります。同じ英語を話すアメリカとイギリスでも、そんな誤解はよくあります。アメリカ英語とイギリス英語の違いを見てみましょう。
Rubberの意味は消しゴム?
Rubberにはもちろん、単に「ゴム」という意味もあります。
同じ言葉を話しているはずなのに、お互いが思い浮かべているのは別のもの。そんなことは日本人同士の会話でも起こります。所変われば英語も変わる。同じ英語を話すアメリカとイギリスでも、そんな誤解はよくあります。
早速ですが、次のやり取りを見てみましょう。イギリス人のオリバーが困っているようです。
Oliver (UK): Oh, I forgot my rubber. Can I use one of yours?
James (US): Oh, you have a big date, do you?
Oliver (UK): Sorry? No, I'm just about to take a math test. Why?
何のやり取りをしているんでしょう。日本語にしてみます。
オリバー(英):ああ、「ラバー」を忘れた。君のを貸してくれる?
ジェームズ(米):へえ、大事なデートの約束かい?。
オリバー(英):え?これから数学のテストを受けるんだけど。なんで?
※ 会話はすべてフィクションです。
日本人は学校で、eraser が「消しゴム」と習いますが、イギリスでは rubber に消しゴムという意味があります。
「消しゴムを貸して!」というオリバーに、アメリカ人のジェームズはなんで「デートの約束かい?」と言うんでしょう。
その真相はというと…。
アメリカでは rubber に「コンドーム」という意味があるから!
先に書いたように、日本人の多くは消しゴムを eraser と覚えているので問題は起きなさそうですが、イギリス人の先生から rubber と習って、「ほほう、消しゴムはラバーか!」と喜んで所構わず使ってしまい、ひょっとしたら赤面したくなる誤解を生む可能性がなきにしもあらず。気をつけましょう。
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