【パリ五輪での試合も開幕】メンタルに効く!?ゴルフの名言・格言

熱戦が繰り広げられているパリオリンピック!8月1日にはゴルフ競技も開幕しました。日本からは、女子代表の笹生優花選手と山下美夢有選手、男子代表の松山英樹選手と中島啓太選手が出場します。精神面が大きなカギを握ると言われ、「メンタルスポーツ」と呼ばれることもあるゴルフ。この記事では、ゴルフにまつわる名言・格言を見ていきます。

名言1:ボビー・ジョーンズ(Bobby Jones)

Golf is a game that is played on a five-inch course ― the distance between your ears.
ゴルフとは、耳と耳との間の5インチ(約13cm)のコースでプレーされるゲームである。

ゴルフはメンタル!

これはボビー・ジョーンズの最も有名な名言で、「ゴルフは頭の中で行われるゲームである。つまり、メンタルが重要だ」ということを伝えています。ゴルフを頻繁にプレイする人なら経験済みだと思いますが、ナイスショットで浮かれてもミスショットで落ち込んでも、次のショットに影響してしまうのがゴルフ。ゴルフは、いくら練習してもメンタルが強くないと上達しないということなんですね。

《ボビー・ジョーンズ》

1920年代、弁護士でありながらアマチュアとして大活躍したゴルファー。主な功績として、当時の4大ゴルフ大会を1年間で制覇し、年間グランドスラム(メジャー選手権をすべて制覇すること)を達成。彼のゴルフ界への影響はとても大きく、マスターズの開催地、Augusta Nationalの設計にも関わっていました。

名言2:アーノルド・パーマー(Arnold Palmer)

The more I practice the luckier I get.
練習を重ねるたびに運が上がる。

運も実力のうち

いわば、「運も実力のうち」という意味の名言です。練習を重ねて良いショットが打てても、ゴルフは運に左右されることがとても多いスポーツ。しかし、ゴルフの実力が上がるにつれ、狙い通りに打てたり、無意識に障害物を避けることができたりと、プレーに好影響を及ぼします。

《アーノルド・パーマー》

1950年代に活躍した大人気ゴルファーです。あだ名は「the King(王様)」。プロの試合において90回以上もの優勝を誇り、伝説的な「the Big Three」の一人としても知られています。傘のロゴが目印の、人気アパレルブランドとして認識している人も多いのではないでしょうか。

名言3:ベン・ホーガン(Ben Hogan)

The most important shot in golf is the next one.
ゴルフでは次のショットが一番大事である。

ゴルフにおいて、今その瞬間の一打を大事にした方がいいのはもちろんなのですが、その一打を重要視しすぎると、かえってプレッシャーがかかってしまいます。ゴルファーは毎回いいショットが打てるわけではありません。ミスショットをしても次が大事、と考え続けることで、そのミスを引きずらないプレーができるはずです。

《ベン・ホーガン》

ゴルフ4大大会において優勝。通算メジャー優勝回数9回(歴代4位)、アメリカツアー(PGA)の試合優勝回数64回と、歴代トップクラスのゴルファーがベン・ホーガンです。彼のスイング理論はとても有名で、今でも多くの人がホーガンの理論を元にスイング改善を行っています。


文:Shotarot

ロンドン出身の日本人ライター。趣味はスポーツ(球技全般)で、プロゴルファーを目指していたことも。

●作成:2017年3月16日、更新:2024年8月2日

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