日本とは違ったゴルフコースを回ってみたい! 海外のコースがどれだけ難しいのか実感してみたい! スコットランドの伝統的なゴルフコース、リンクス(海沿いに存在し、自然の地形を利用したゴルフコース)を求めてゴルフ旅行に行ってみたいという人もいらっしゃると思います。
海外へゴルフ旅行に行きたいとき、どこがオススメか、またゴルフバッグを飛行機に乗せる時の注意事項、英語でのプレー予約方法などを紹介します。これで旅行の計画もバッチリ!
海外ゴルフのオススメスポット
セント・アンドリュースでたくさんのコースを回ろう
ゴルフの発祥の地といえばスコットランドのセント・アンドリュースです。リゾートではないですが、ゴルフを主に楽しみたい場合はとても楽しめる場所です。一番有名なオールドコースを回る場合、毎日抽選をしているので、朝から順番を待つ人が並びます。
そこまでしてゴルフがしたいわけではないのであれば、セント・アンドリュースにある他6コースが回り放題になるチケットを購入しましょう。簡単なコースから難しいコースまで、さまざま。全て難易度の異なる種類のリンクスコースがあります。
この周辺には歴史あるコースが数多く並んでいるので、それぞれ回ってみても楽しめるでしょう。
アメリカで一番人気のゴルフリゾートBandon Dunes Golf Resort
日本最大のオンラインゴルフ総合サイト、ゴルフダイジェストが発表したランキングで1位になったのがこのBrandon Dunes Golf Resortです。コースは全部で5個あり、短いコースもあれば長いコースもあるリンクスです。ここにはパットコースもあり、9000平米以上あるグリーンの上で18ホールのコースを楽しむことができます。
宿泊費は時期により、とても安く泊まることが可能です。真夏が一番高いですが、ダブルルームで4万5000円から泊まれます。
https://www.bandondunesgolf.com/
カバーを付けよう
ゴルフバッグを飛行機に乗せて海外に持って行く場合、海外の対応が悪いサービスあ い、投げ回される 可能性 があります。その場合、クラブが折れる危険性もあります。ポケットなどが開いてしまうこともあるでしょう。これらが起こらないように、ゴルフバッグがすっぽりと全部入るカバーをかけましょう。
航空会社によって荷物の値段が異なるので注意!
航空会社により、ゴルフクラブの扱いが変わって来ます。通常の預け荷物にできる場合もあれば、大きさにより、追加料金がかかる場合もあります。安いチケットの場合は預け荷物が一個だけになり、高額な金額を払ってゴルフバッグを乗せることになってしまうかもしれません。
飛行場でのトラブルを回避するためにも、ゴルフバッグを手荷物として預けることが可能か、預け荷物の場合、料金はどのくらいかかるか、 事前に 確認しておきましょう。
海外でゴルフ場を予約する際に便利なフレーズ
Can I book a tee time for some visitors to play on Sunday?まず始めに、ゴルフ場の予約をするときはコースがその日、パブリックに空いているか確認をします。ここで使うvisitorsとは、メンバー以外のことを言います。bookが予約という意味で、tee timeがプレイ時間です。よって、この文は「そちらのコースを日曜日にプレーしたいのですが、ビジターで予約できますか?」となります。
I would like a tee time at around 00:00 for x people?日曜日にプレーができる確認が取れたら、後は時間と人数を伝えます。上記の文は、「00時00分頃、X人で予約取れますか?」という意味です。 ここで使う、I would like a tee timeとは「プレーの予約を取りたい」となり、Can I book a tee timeとほとんど同じになります。時間を伝える前に使う、 around は日本語で使う「00時頃」という意味です。
オススメのゴルフ用品
今では主流、Bushnellの距離計
グリーンまでの距離などを示す標識、ヤーデージを計算する時、目安からの歩幅とかがわかっても、グリーンの中心や手前のエッジまでの距離しか測れません。やはり距離計があれば旗までの距離が正確にわかるのでとても便利です。今では傾斜を計算して、上りの場合はどれくらい打てばいいのかなども教えてくれます。そんな便利な器具が、以前は使用禁止だったのですが、便利になり、2014年からこの距離計の使用をアマチュア競技で認めるようになりました。
まとめ
この記事を読んでゴルフ旅行行きたい!と動き出していただけたらとても嬉しいです。
日本とは違った設計のそれぞれ違った顔を持つ個性豊かなコースがたくさんあるので、オススメですよ。特にスコットランドのリンクスコースには何度か行きましたが、毎回いろんな要素に驚かされます。風が強かったり、地面が固かったりした場合、全く違うコースになってしまうので、本当に自然の中にあるのだなということを体感します。海外へもぜひ一度実際に足を運んでみてはいかがでしょう。
文:Shotarot ロンドン出身の日本人ライター。現在はロンドンのインペリアル大学で機械工学を勉強中。趣味はスポーツ(球技全般)で、プロゴルファーを目指していたことも。
編集:hmochi