【VERSANT】世界標準・実践的な英語力が分かる注目のテスト!受験者待望の“最強”対策書がアルクから発売

VERSANT(ヴァーサント)、という言葉を耳にされたことがあるでしょうか。実践的な「本当の英語力」を測ることができるとして、近年世界中から大きな注目を集めている英語テストです。VERSANT を導入する国内外のグローバル企業、政府機関・教育機関なども大きく増加中。そんな VERSANT の“最強”とも言うべき対策書がアルクから発売されます!この記事では、VERSANT のテスト詳細や書籍内容についてご紹介します。

VERSANT(ヴァーサント)はどんなテスト?

実践的な英語力を測ることができる世界標準のテスト――それが VERSANT です。必要とされるのは、話し手の英語を聞いてリアルタイムで理解し、的確に処理して自分の英語で答える・話す力。世界最大規模の教育サービス企業 「Pearson(ピアソン)」(本部・ロンドン)によって開発・制作されています。

VERSANTのテストは3種類

まずはテストの種類から見ていきましょう。VERSANT には、次の3つのラインナップがあります。

  • VERSANT Speaking & Listening Test
    英会話力(リスニングとスピーキング)を測定。聞かれたことを理解し、応答する力、すなわち「より実践的なコミュニケーション力」を評価するテスト。自然なスピードで流れる英語の音声を聞き、自分の言葉で回答する。パソコンでもスマホでも受験可能。テスト時間:約20分、出題数:40問。

  • VERSANT Writing Test
    ビジネスシーンのライティング力を測定。文章や語彙だけでなく、丁寧さなども含めた「英語を適切に書く力」を評価するテスト。パソコン画面からの指示に従って、英文をタイプして回答する。テスト時間:約35分、出題数:42問。

  • VERSANT Placement Test
    英語の4技能(聞く・読む・話す・書く)を測定。日常的に使用される英語の対応能力を総合的に評価するテスト。パソコン画面からの音声・指示に従い、口頭や英文をタイプして回答する。テスト時間:約50分、出題数:81問

本当の実力と弱点がすぐ分かる

大きな特徴の一つと言えるのが、その測定方法。最先端のAI技術を活用した言語認識&自動採点システムにより、正確で高精度、そして客観的で公平な結果をすぐに確認することができるのです。なんと、テストが終了した数分後には結果を見ることが可能。

また、スコアだけではなく、弱点やレベルアップに向けたアドバイスも記載されるため、「次に何をすべきか」まで分かります。公式ページから実際のスコアレポートサンプルを見ることができるので、ぜひチェックしてみてください。
⇒スコアレポートのサンプルが掲載されているページは コチラ

世界で通じるスコア:国際的指標のCEFRに準拠

そのスコアですが、VERSANT は CEFR に完全準拠した「GSE」という指標で表示します。CEFR を耳にしたことがある方は多いかもしれませんね。

  • 「CEFR」とは
    ヨーロッパ言語共通参照枠(CEFR:Common European Framework of Reference for Languages)。その言語を使って「何がどの程度できるか(Can Do リスト)」を、初心者レベルの A1 からネイティブレベルの C2 まで6段階で分類。言語能力を評価する国際的な指標。

GSE(Global Scale of English)は Pearson が開発した指標。CEFR を10~90まで1ポイント刻みで細分化し、学習者が「現在の英語力で何ができるのか」を評価します。

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目安として、英語でビジネスをするには GSE43以上(CEFR B1)を、海外駐在で働きたいなら GSE59以上(CEFR B2)を目指しましょう。

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また、具体なビジネスシーンにおけるスコアと「英語でできること」の相関リストも。

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※VERSANTの公式サイト、「スコア活用法」ページからも同じ図をご覧いただけます。

いつでもどこでも受験可能

受験票到着を待ち、当日は時間に余裕を持ってテスト会場へ移動・・・しなくてOK!VERSANT は、24時間365日、自分のスケジュールに合わせて受験することができます。Writing Test と Placement Test はパソコンで、Speaking & Listening Test ならスマホとパソコンのどちらか都合のよい方で受験可能です。

グローバル企業や政府機関が続々採用

これまでに約160カ国、のべ3000万人がVERSANTを受験しました。ただのスコアではなく、「本当に使える英語力」を測定するテストとして各国が高い信頼を寄せ、数多くのグローバル企業や世界中の政府機関・教育機関が VERSANT を採用。海外では VISA、amazon、デルタ航空、国内では資生堂、三井住友銀行、パーソルなど、世界2,000社以上、日本国内約500社にのぼります。
⇒【企業での導入事例】 もぜひご覧ください。VERSANT 導入企業が抱えていた課題、導入による効果、今後の展望など、生の声や具体的な情報が満載です。

VERSANTの受験方法・申し込み方法

VERSANTを個人で受験したい場合は、オンライン申し込みで手続きが可能です。詳しくは、公式サイトで詳細をご確認ください。
⇒【個人受験のお申し込み方法


VERSANTの対策はどうすればいい?

VERSANT を知って興味を持ち、「VERSANT のテスト内容・問題についてさらに詳しく知りたい」「自分の実力を知るために VERSANT のテストを受けてみたい」と思った方、また、以前から VERSANT をご存じで、「本格的な受験対策をしたい」と考えている方も多いのではないでしょうか。

このたびアルクでは、VERSANT に関心を持つ方、そして VERSANT を受験する方全てに役立つ“最強の対策書”、『はじめて受ける VERSANT Speaking and Listening 全パート完全攻略』を刊行しました!書名が示す通り、本書では3種類のテストのうち、「Speaking and Listening Test」を対象としています。

  • 【書名】『はじめて受ける VERSANT Speaking and Listening 全パート完全攻略』
  • 【著者】江藤友佳(えとう・ゆか)
  • 【価格】2,860円(税込)
  • 【サイズ】A5判、352ページ
目次はここをクリック

はじめに
CONTENTS
本書の構成と使い方
学習音声のご案内

Chapter 1 VERSANT CP Speaking and Listeningの概要
 Section 1 テストの概要
 Section 2 テストで評価される力
 Section 3 テストにこれから取り組む人へ

Chapter 2 スピーキング基礎力アップのトレーニング法
 Section 1 トレーニングで意識すべき大前提
 Section 2 発話方法の質を上げる3つの要素
 Section 3 発話内容の質を上げる3つの構成方法
 Section 4 効果的な自主練ツール
 Section 5 流暢さを上げる理論とトレーニング法

Chapter 3 パート別完全対策
 Part A 質疑応答問題
 Part B 復唱問題
 Part C 会話に関する問題
 Part D 文章に関する問題
 Part E ストーリーリテリング問題
 Part F 自由回答問題

Chapter 4 完全模試
 完全模試
 完全模試 解答解説

VERSANT満点講師による徹底解剖

本書の著者である江藤友佳さんは、シリコンバレー在住の日英バイリンガル。コロンビア大学大学院での修士論文テーマは「英語スピーキングテスト」で、VERSANT もその研究対象でした。そのため試験内容を熟知しており、当然ながら江藤さんのVERSANT スコアは最高得点の90

さらに VERSANT 以外にも、TOEIC L&R:990点、TOEIC S&W:400点、英検1級、GCAS:C2、など、さまざまな英語テストにおいて最高スコア、最上位の等級を保有。

江藤さんは楽天での英語公用化プロジェクトの教務責任者を務めたほか、子ども向け英語教室の運営、スタートアップ企業のアメリカ進出支援など、幅広い年代への英語指導と、英語での豊富なビジネス実務経験を持つ人物です。

独学でスコアも英語力も底上げできる

本書は、そんな江藤さんが VERSANT を徹底解剖した1冊。まずは Chapter1でテストの概要を分かりやすく説明。続く Chapter2では、スピーキング力を高めるための具体的な方法を知ることができます。英語のリズム、イントネーションや発音のポイントをはじめ、「話す内容」をレベルアップさせるコツ、自主練用のツールなど、「何をどう練習すればいいのか」が見えてきます。

図表やイラストも豊富なため学習しやすく、
続けやすい工夫がなされています。
多くの学習者が抱える悩み・疑問に答えるコーナーや、
スコアアップに役立つ一覧表も!

そして、Chapter3で VERSANT のパート別完全対策に突入。A ~ F の6つから成る各パートを、「問題の形式と特徴」→「スコアアップ直結の攻略法」→「練習問題 / 実践問題」→「解答解説」という流れで学んでいきます。

全部お見せできないのが残念ですが、各パートの特徴や
攻略法について、非常に詳しく書かれています。

最後となる Chapter4には、本番と同じ問題数の完全模試を収録。実際のテストをイメージしながら準備を進めることができます。

完全模試の問題と解答解説ページ。練習・実践問題、
模試のいずれも、非常に丁寧な解説が魅力です。

多くの VERSANT 学習者・受験者に共通するのが、「本番形式の問題がなかなか見つからない」という悩み。本書には、合計246問もの問題を掲載しています。また、問題の音声に関しては、テストの特徴である「速いスピードの英語」も忠実に再現。この1冊にじっくり取り組み、問題と解答例を完璧に言える状態になれば、大幅なスコアアップが期待できるでしょう。

「グローバルな仕事に挑戦したい」
「海外への進学、駐在、キャリアアップを目指している」
「自分の考えをしっかりと英語で話せるようになりたい」

――このように、自身の英語力を今よりもっと高めたい本当に使える英語力を手に入れたいと考えているなら、ぜひ本書を手に取り、VERSANT への挑戦の一歩を踏み出してみませんか?


ENGLISH JOURNAL編集部
ENGLISH JOURNAL編集部

英語を学び、英語で学ぶための語学情報ウェブサイト「ENGLISH JOURNAL」が、英語学習の「その先」にあるものをお届けします。 単なる英語の運用能力にとどまらない、知識や思考力を求め、「まだ見ぬ世界」への一歩を踏み出しましょう!

  • 本文画像:本書『はじめて受ける VERSANT Speaking and Listening 全パート完全攻略』から一部抜粋し、記事掲載のため編集部で調整しています。

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2024 11
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