ENGLISH JOURNAL執筆陣から、読者の皆さんへ新年のメッセージをお届けします!【2024】

2024年がスタートしました。ENGLISH JOURNALは今年も英語学習に役立つ情報を発信していきます。早速ですが、EJ執筆陣の方々から読者の皆さんへいただいた、感謝の気持ちや新年のエールをお届けします!

有好宏文さん

みなさん、アラバマってどこか分かりますか?アメリカ合衆国の南の方、南部の中でもずっと南の、ディープ・サウス(深南部)と呼ばれる地域にあります。僕はここアラバマで、翻訳や研究をしながら暮らしています。

アメリカの文化に触れるとき、ニューヨークやワシントンDCといった東海岸、あるいはカリフォルニアなどの西海岸から届く情報が多いのではないでしょうか。でも、この大きな国にはさまざまな地域があって、ちょっとずつ違った文化があります。

2024年は、ディープ・サウスのいろんな場所に行って、知らないものを食べて、たくさん本も読んで、毎日こつこつ翻訳をして、面白い話をお届けします。皆さんの新しい世界への扉になりますように!

有好宏文
有好宏文(ありよし・ひろふみ)

アメリカ文学研究・翻訳家。
連載:「翻訳の不思議
訳書:『U & I』(ニコルソン・ベーカー著、白水社)
訳書:『カンマの女王』(メアリ・ノリス著、柏書房)
X(旧Twitter): @ariyoshihirofum

アン・クレシーニさん

ヤッホー!皆さん、2023年はどんな一年だった?

アンちゃんにとって、2023年は感謝の気持ちがあふれた1年だった。家族、友達、読者やファンのみなさんの応援があったからこそ、2023年は夢みたいな1年になった。おかげさまで仕事は順調で、念願の日本国籍も取得した。

2024年はどんな1年になるだろう?皆さんには、どんな目標がある?どんな夢を持っている?どういう1年になってほしい?いや、そうじゃなくて、「どういう1年にしたい?」と聞いた方がいいかもしれない

私たち人間は積極的に動くと、いろんな夢を叶えることができる。この間、友達にこう言われた。「夢は追いかけるものじゃなくて、叶えるものだよ!」――その言葉はすごく私の心に響いた。

来年もEJの読者の皆さんと一緒に、たくさんの大きな夢を叶えていきたいと思う。そのために楽しく大胆に頑張ろうね!

アン・クレシーニ
アン・クレシーニ

アメリカ生まれ。言語学者。北九州市立大学准教授。
連載:「アンちゃんの死語の世界
連載:「英会話頻出ワード
著書:『なぜ日本人はupsetを必ず誤訳するのか ~ 英語のフレームで考えるということ』(アルク)
X:@annecrescini

イングリッシュおさるさん

Hey guys! It's Osaru!

僕も高校時代は「TOEIC280点」の落ちこぼれ。そこから、

  • 『キク英文法』:30周
  • 『TOEIC L&R TEST 出る単特急 金のフレーズ』:15周
  • 『公式TOEIC Listening & Reading 問題集』5冊(2セット):各10周 ・・・etc

こんな感じでみっちり特訓した結果、6カ月間で「TOEIC900点」を達成しました。

1年あれば、人は大きく変われます。

あなたは今年、何を達成したいですか?ぜひとも飛躍の1年にしていただければと思います!

改めまして、あけましておめでとうございます!2024年もどうぞよろしくお願いします!

イングリッシュおさる
イングリッシュおさる

株式会社LEC代表。英語系YouTuber。
連載:「英単語帳レビュー
YouTube:英語コーチ - イングリッシュおさる
ブログ:イングリッシュおさるブログ

ウェス・ロバートソンさん

日本語も英語も、いわゆる「生きている言語」なので、今使われている言葉と昔使われていた言葉、そしてこれから使われる言葉は異なります。スラングは厳格な教師にとっては「よくない言語」として見なされることもありますが、その反面、スラングは未来の「普通」になることが珍しくありません。言語を学習する際には「言語で遊ぼう!」という遊び心を忘れずに、スラングのような「生きている言語」に積極的に触れることが大切です。

今年も、一緒に言語の地平線まで探求しに行きましょう!言語を学ぶ旅の途中では寄り道することこそが重要です!そうすればきっと素晴らしい旅になるでしょう。

ウェス・ロバートソン
ウェス・ロバートソン

マッコーリー大学講師。言語学者。
連載:「日本語スラング
書籍:『Scripting Japan: Orthography, Variation, and the Creation of Meaning in Written Japanese
公式サイト:「Living Japanese Slang Dictionary
X(旧Twitter):@ScriptingJapan

大竹保幹さん

私は新しい年を迎えるたびに、今年はもっと英語頑張ろうって思います。この気持ち、きっとみなさんも同じなんじゃないでしょうか。

これから本格的に英語を始めようという人もいるかもしれません。素晴らしいです。英語学習はいつ始めたっていいんですから。年齢とか学歴とかまったく関係ありません。

何か目標を決めたなら少しずつそれに向かって進んでいきましょう。最初から完璧を求めて急いではいけません。英語学習ではとにかく長く続けることが大切です。

苦しいときはこの言葉を思い出してください。

Better late than never.(遅くてもやらないよりはまし)

すぐに成果なんて出ません。でも、続けていれば必ずいいことありますよ。

2024年を良い年にしましょう!

大竹保幹
大竹保幹(おおたけ・やすまさ)

神奈川県立多摩高等学校教諭。文部科学省委託事業英語教育推進リーダー。
連載: 「大竹保幹の英文法パラダイス
書籍:『子どもに聞かれて困らない英文法のキソ』(アルク)
書籍:『まんがでわかる「have」の本』(アルク)
高校教科書:『APPLAUSE LOGIC AND EXPRESSION Ⅰ~Ⅲ』(開隆堂出版)

ユージン・オーマンディさん

明けましておめでとうございます。今年はぜひ、ウィキペディアの記事を翻訳してみてください。学んだスキルを発揮する場として、これほどやりがいのあるメディアはありません。各種ガイドラインを確認のうえ、いざウィキペディアの世界へ。一緒に世界最高の百科事典を作りましょう!

Eugene Ormandy(ユージン・オーマンディ)
Eugene Ormandy(ユージン・オーマンディ)

早稲田Wikipedianサークル代表、ウィキペディアン。
X:@Wikipedian_W
※連載「ウィキペディアの歩き方」が1月にスタートします!

岡田兵吾さん

新年明けましておめでとうございます。

昨年は生成AI元年でした。仕事の在り方が急激に変わる今年こそ、英語力の向上が急務となります。英語ができると、得られる情報・出来る仕事が一気に広がります。リーディングやライティングはAIで代用できますが、スピーキングは瞬発力が必要であり、英文法・英単語・ヒアリング力など英語の総合力が求められます。特にスピーキングができれば、外国人との信頼関係を築くやすくなり、仕事や学習において他者との差別化が可能です。

ビジネスの必須スキルであるリーダーシプ力や論理的思考法は習得しても成果が見えづらいですが、英語は努力した分だけ成果がでて、英語の仕事をこなす機会も格段に増やせるはずです。皆様が夢を実現するためにも、本年が皆様の『非ネイティブとしての英語勉強元年』となり、人生の可能性を最大化させることを祈念致します。

STAY GOLD!

岡田兵吾
岡田兵吾(おかだ・ひょうご)

Microsoft アジア太平洋地区本部長(リーダーシップチーム メンバー)/ 情報経営イノベーション専門職大学(iU)超客員教授/ オンラインサロン兵吾村塾主宰/ NewsPicks NewSchool講師/ BBTオンライン英会話監修/ ビジネス書著者/ シンガポールドラッカー学会元理事/ エグゼクティブMBA
連載:「漢の気配り英語
YouTube(前半):【英語を武器に】残念な英語を卒業/マイクロソフト本部長直伝/非ネイティブは英語こそ敬語が大事/学ぶのはハリウッド注目の俳優 笠松将 Show Kasamatsu【ENGLISH SKILL SET】
YouTube(後半):【英会話最短上達法】マイクロソフトで学んだ英語/意見は""think""以外で伝える/単語よりキラーフレーズ/聞き取れなかったときの対処法/日本人向け拒否の表現【ENGLISH SKILL SET】
X:@phoenix_hugo

カン・アンドリュー・ハシモトさん

What are your new year’s resolutions? I write them down on New Year’s Eve. What I’m thinking is... I will improve my Spanish, I will bush up on my cooking skills, I will spend more time with my furry babies...

Let’s make this year a wonderful one!

Happy New Year, my dear friends!

あなたの新年の目標は何ですか?僕はいつも大晦日に書きます。今年はスペイン語を上達すること、料理の腕をあげること、犬との時間を増やすこと・・・

年も素晴らしい年になりますように。

あけましておめでとうございます。

カン・アンドリュー・ハシモト
カン・アンドリュー・ハシモト

株式会社ジェイルハウス・ミュージック代表取締役。英語・日本語のバイリンガル。
連載:「爽快ウルトラ英会話表現
書籍:『英語はリズムで伝わる!』(日本実業出版社)
書籍:『ドラえもんどこでも英語』(小学館)
ウェブサイト:ジェイルハウス・ミュージック

北村一真さん

新年あけましておめでとうございます。ついこの間まで2010年代だったような気がするのに、2020年代もいつのまにか5年目に突入ですね。英語学習のように時間のかかるものに取り組んでいるとついつい焦ってしまいがちですが、そんな時こそ、背伸びをせずに基本に立ち返ることが重要です。幸い、ここ数年、実直に土台を固めて力を伸ばしていこうという考え方や書籍が再び注目を浴びるようになってきました。思っているように成果が出ないと感じていらっしゃる方がいるなら、改めて基礎を確認する年にしてみてもよいかもしれません。

北村一真
北村一真(きたむら・かずま)

杏林大学准教授。
連載:「難問クイズで学ぶ文法知識
著書:『文法知識と読解力を高める 上級英文解釈クイズ60
X(旧Twitter):@Kazuma_Kitamura

北村紗衣さん

2024年は新しいプロジェクトがあるので、これまで自分が触れてきたのとは少し違うタイプの英語を学びつつ進めていきたいと思っています。語学は筋肉と似ていて鍛え続けないと衰えるので、何歳になっても、たとえ専門家でもコンスタントに勉強を続ける必要があります。さらに言葉というのはどんどん変わるものなので、ぼやぼやしていては新しく生まれた表現についていけなくなってしまいます。私も毎日苦労して頑張りますので、皆さんも毎日少しずつ、新しい言葉を身につける気持ちで学び続けてください!

北村紗衣
北村紗衣(きたむら・さえ)

武蔵大学人文学部英語英米文化学科准教授。
連載:「ウィキペディアの歩き方
書籍:『英語の路地裏』(アルク)
書籍:『お嬢さんと嘘と男たちのデス・ロード』(文藝春秋)
書籍:『批評の教室――チョウのように読み、ハチのように書く』(筑摩書房)

テッド寺倉さん

AIの台頭により、英語学習は極めるか、機械に依存するかの二極化が進むと言われています。英語学習者は、高いレベルに到達しなければ、その成果が評価されなくなる可能性があります。

英語を極める方法は人それぞれですが、私は主に3つのタイプがあると考えています。1つ目は実務家型です。これは、仕事や日常生活での必要性に迫られ、実践を通じて英語を習得する人々です。2つ目は愛好家型。英語に深い愛情を持ち、学習自体を生きがいとする人々です。3つ目は達人型。日々の訓練を喜びとし、英検で1級を取得したり、TOEICで満点を目指すなど、上達のために努力を惜しまない人々です。

英語を学ぶ方法は人それぞれ異なります。自分に合った学習方法を見つけることが、最も効果的な道と言えるでしょう。今年が皆さんにとって学び多き一年となりますように。

テッド寺倉
テッド寺倉(てっど・てらくら)

ビジネス英語トレーナー。株式会社Actively代表。
書籍:『TOEIC®L&Rテスト 至高の模試600問』(共著、アルク)
書籍:『TOEIC®L&Rテスト Part 3&4 鬼の変速リスニング』シリーズ(共著、アルク)
ウェブサイト:Actively
X:@tedterakura

濵﨑潤之輔さん

人生は「今」の連続

今日一日だけを最高に

満足のいくものにしていきましょう。

2024年元旦

濵﨑潤之輔
濵﨑潤之輔(はまさき・じゅんのすけ)

大学・企業研修講師、書籍編集者。
連載:「明日の風を今日吹かせよう
公式サイト:「濵﨑TOEIC研究所オンラインサロン
X:@HUMMER_TOEIC
Instagram:junnosuke_hamasaki

早川幸治さん

あけましておめでとうございます!

昨年の干支は「うさぎ」でした。「二兎を追う者は一兎をも得ず」という言葉がありますが、「英語力」という武器を身につけることで、「二兎を追う者は四兎をも八兎をも得られる」、そんな可能性へと発展します。

今年の干支は「たつ」です。英語力は、登り龍のように一直線には上がっていきませんが、ChatGPTなどの生成AIの登場で英語学習や英語実践が個別化できるようになり、効が大きく高まりました。

Slowly but surely.(ゆっくり、でも確実に)。

自分自身に期待を込めて、今年1年の取り組みが「み」を結ぶことを願っています!

2024年が、あなたの英語学習史上、最高の1年になりますように。

早川幸治
早川幸治(はやかわ・こうじ)

株式会社ラーニングコネクションズ代表取締役。
連載:「早川幸治の 気ままにTOEIC
公式ウェブサイト:Jay’s Booster Station
X(旧Twitter):@jay_toeic

樋口武志さん

自動翻訳が急速に発展してきた昨今ですが、(たくさんのものが読めるようになるからこそ)たくさんのなかから興味深い記事や本を見つけることがますます難しくなっていくように感じます。

連載を通して、少しでも英語の雑誌や本に関する新しい情報や出会いを提供できるように頑張っていきたいと思います。

樋口武志
樋口武志(ひぐち・たけし)

翻訳家。
連載:「翻訳の不思議
訳書:『ウェス・アンダーソンの風景』(ワリー・コーヴァル編集、DU BOOKS)
訳書:『insight(インサイト)』(ターシャ・ユーリック著、英治出版)
訳書:『異文化理解力』(エリン・メイヤー著、英治出版)
訳書: 『ノー・ディレクション・ホーム』(共訳、ポプラ社)
X:@Takeshi_Higuchi

廣川 亘さん

あけましておめでとうございます。RNN時事英語辞典編集長の廣です。

昨年はChatGPTという革新的な技術が世界中で大きな話題となり、翻訳はもちろん作文や要約までが自動で、瞬時にできるようになりました。
英語を学ぶ価値を自問してしまうこともあるかもしれませんが、テクノロジーは活用しつつ、でも「やっぱ自分の頭で理解したいよね。」という思いをより一層強くしています。

この思いを共有するみなさんに有益な記事を、引き続きお届けできたらなと考えております。

今年もよろしくお願いいたします。

EJ
廣川 亘(ひろかわ・わたる)

RNN時事英語辞典」編集長。
連載:「最新ニュース英語を読む
X:@rnn_jijieigo

藤代あゆみさん

ENGLISH JOURNAL読者のみなさま、あけましておめでとうございます!日本酒が「うまい!」そんな時間をお過ごしでしょうか。

2023年は、ひさしぶりにEJOの連載に戻ってこれて、新たにオタクな担当編集さんがついてくださって、充実した一年となりました。たくさんの方に#5秒英語連載を読んでいただけて、嬉しいです!ありがとうございます!

お正月気分を盛り上げたい方は、平尾アウリ先生の『推しが武道館いってくれたら死ぬ』(徳間書店)第③巻に収録されている第16話を読むのがおすすめです。さらに、英語版“If My Favorite Pop Idol Made It to the Budokan, I Would Die"(TOKYOPOP)もVolume 4まで発売されていますから、英語の勉強にも活かしてみてください。(紙版を買うのが難しい場合は、Comixologyで電子版でも読めます。)

2024年1月13日(土)には『推し武道』の最新巻である10巻が発売されます!新年早々、新巻が出るなんて、2024年は最高の年になりそうです。全国の書店、ネット書店でご購入いただけるものと思いますが、ぜひ今すぐ予約してください!

今年も応援のほどよろしくお願いいたします!

藤代あゆみ
藤代あゆみ(ふじしろ・あゆみ)

国際唎酒師・日本酒学講師・酒匠・焼酎唎酒師。
連載:「#5秒英語
連載:「国際唎酒師をめざそう
著書:『推し英語入門』(アルク)
note:日本酒オタクのあゆみせんせい
X:@ayumi_and_sake

宮田華子さん

宮田華子
宮田華子(みやたはなこ)

ライター/エッセイスト、iU情報経営イノベーション専門職大学・客員教授。
連載:LONDON STORIES
公式サイト:matka(マトカ)
Instagram:@hanako_london_matka
X:@hanakolondon_uk

ENGLISH JOURNAL編集部
ENGLISH JOURNAL編集部

英語を学び、英語で学ぶための語学情報ウェブサイト「ENGLISH JOURNAL」が、英語学習の「その先」にあるものをお届けします。 単なる英語の運用能力にとどまらない、知識や思考力を求め、「まだ見ぬ世界」への一歩を踏み出しましょう!

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